Daily Archives: January 16, 2011


  訪問中のお客さんがタガイタイに行ったことが無いというので、最近のNAVI(マニラ新聞発行の無料誌)で知った養蜂園の訪問を兼ねてタガイタイに行くことにした。1989年以来、幾度となく訪問したタガイタイだが、何度行ってもそれなりに楽しめる所だ。1995年ごろ、バタンガスに会社の保養所を建設していた関係で、その進捗をチェックに毎週タガイタイを通過して通っていた。そのころは食事といえば「マッシュルーム・バーガー」か「タアルビスタホテル」くらいしか目に付かなかったものだが、今は休日の午後は渋滞が発生し、100軒近くあるであろうレストランはどこも満員という変わりようだ。ちなみに「マッシュルーム・バーガー」はいまでも細々と営業を続けているが、やはり今更寄る気にはなれない。ちなみにマッシュルーム・バーガーとは肉の変わりにマッシュルームを使ったとても健康的なハンバーガーだ。  タガイタイへ行く途中通過するスカイウエイの建設はほとんど完成しているように見える。しかし、スーカットの先の既存の高速道路とスカイウエイの結合点ないしスカイウエイの終点は難工事のようで、梁が乗っただけでまだ床版がなく、完成までにはまだまだ年単位の時間がかかりそうだ。これが出来上がったらマニラの南への旅はすこぶる快適となるだろう。   NAVIに載っていたIlog Maria養蜂園はアギナルド・ハイウエイをタガイタイに向って、シランを過ぎ、しばらく行ったところを左に入る。下の看板が目印だが、将来タバコの農園でもミツバチを飼って蜂蜜を作りたいと思っているので、期待に旨を膨らませて、でこぼこ道を進んだ。 カビテのシラン近辺はコーヒーの栽培で有名だが、養蜂園の途中でコーヒー農園のそばを通り、コーヒーの花と実を観察することが出来た。  養蜂園に近づくと花畑と養蜂箱を見ることができた。花はマリーゴールドでフィリピンでも栽培しやすい花だ。  養蜂園には蜂蜜製品を作る工場と即売所があり、日曜のせいか、多くの人が蜂蜜で作った石鹸やポリプロスなどを買い求めていた。   養蜂箱とその中の様子を見ることができるサンプルがかざってあったが、本物の養蜂箱を覗いてみて係りの人にとがめられてしまった。しかし、そこには蜂はおらず、周囲に蜂が飛んでいない。どうもこれらの養蜂箱は飾りであって、ここではミツバチを飼っていないようだ。もっとも、ここでミツバチを飼っていたら、蜂がたくさんいて、お客さんを刺したりしてどうしようもないだろう。というわけでミツバチの飼育についてノウハウを得ようという期待は空振りに終わった。  タガイタイに向う道は緩やかなのぼりで、サイクリングに絶好だ。数多くのサイクリストがサイクリングを楽しんでいたが、よく見ると60がらみの熟年サイクリストもたくさんいる。私もいずれ昔とった杵柄で再びサイクリングに挑戦しようと思っている。  タガイタイの老舗高級ホテル、タアル・ビスタからの景色はあいにくの空模様で霧にかすれていたが、マホガニー・マーケットは果物を買い求める人で溢れていた。丁度パイナップルがシーズンを迎えていたが、3~4個で100ペソと相変わらず格安だ。名物の牛肉も所狭しと並んでいた。また各種果物の苗木や草花が豊富で、タガイタイの格好のお土産だ。関連ブログ「タガイタイ訪問」参照。  タガイタイを過ぎてちょっと行ったところにRESIDENCE INNというミニ動物園がある。同行したKIANが喜ぶだろうということで、そこのレストランで食事を取ることにした。野外のテーブルからタガイタイの絶景が臨めるので一石3鳥となるとの算段だ。しかしながら、入場料だけで一人当たり199ペソで、5人で1000ペソになってしまうので、しり込みして入るのを止めてしまった。   […]

百?回目のタガイタイ訪問 2011年1月16日


ロハス・ブルバード通りにあるリザール・パークの近く、マニラ湾に面したところにオーシャン・パークがある。2009年に開業した近代的な水族館を中心 にしたテーマ・パークだ。都心にあるためにちょっと狭いが、海上に建設された水族館は近代的なもので、子供達の夢となっている。 今回は、いち早くKIANとTamTamがその夢を実現したわけだ。 入場料は水族館が400ペソ、クラゲ館が150ペソ、アシカ・ショーが150ペソ、などフィリピンとしてはかなり高い。この3つをあわせた割引券が500ペソで、この辺が手ごろのようだ。大人も子供も一緒で、60cm以上の赤ちゃんも有料だ。ちなみにKIANは優に60cmを超えているので有料となるが、たかが9ヵ月半の赤ちゃんに対して500ペソとはあんまりだと主張して、只にしてもらった。  しかし、フィリピンの一般庶民にとって一人500ペソづつ払わなければならないということは至難の技で、家族一同で遊びに、というわけにはなかなか行かないだろう。なにしろ一日の最低賃金が400ペソ程度で、これで一家が一日暮らさなければならないのだ。だからKIANの従兄弟達もまだ訪問が実現していない夢なのだ。   下のの写真は土曜に行った時のもの。学生や生徒の団体で大変な混雑で、水族館に入るのに3~4時間は待たなければならないそうだ。外には数十台の観光バスが並んでいる。だから休日には絶対に行かないほうが良い。この日はクラゲ館とアシカのショーだけ見て帰ってきたしまった レイアウトは右ウイングが水族館、左ウイングがレストランや売店、その端にクラゲ館がある。ビルの手前はプールや広場になっていて、アシカ・ショーや水遊びができる。    最近の水族館にはどこにでもあるが、ここも水中トンネルが目玉だ。KIANも魚達が目の前に見えるので手を伸ばしてつかもうとしている。 左ウイングには大型のレストランや幼児の遊び場、そして多くのスービニアー・ショップがある。レストランではフィリピン食を初め中華料理など各国の料理 が揃っている、昼前なのでまだ開いておらず、準備中だった。また、ここの電灯の飾りにアルバイ名物のアバカの丸い傘が使われていた。  クラゲ館はクラゲを見せるというより、クラゲを使った現代アートいった風情だ。多分名の知れたアーティストのデザインに違いない。KIANはいつもの好奇心を発揮してガラス越しからクラゲをつかもうとしている。 プール・サイドで行なわれたアシカ・ショーは私にとっては見慣れた平凡なものだったが、初めて目にしたKIANは真剣なまなざしで見つめていた。これだけ喜ぶのであれば、近いうちにマニラ動物園に連れて行ってやろうと思う。 前回は見れなかったが今回のアシカショーのフィナーレはバックの噴水で音楽に合わせて動く噴水は圧巻だった。夜になると、この噴水にライトを当ててMoon […]

オーシャンパーク訪問 2011年1月16日