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 ZAI ONLINE 橘昶の日々刻々( 2016年11月7日 http://diamond.jp/articles/-/107080)に「ヘビ嫌いと、ヘビ愛好家が唱える「ヘビ差別」解消、どちらを優先すべき?」という興味深いブログが掲載されていた。人間がヘビを嫌うという性癖は遺伝子レベルの本能というべきもので、どんなに教育されても変えることはできない。一方、ヘビ愛好家が動物差別撤廃を主張したため、ヘビを嫌ってはならないという風潮が世の中に蔓延したとしたら、人はその矛盾に自己を不道徳者として断罪するか、他人の差別意識を探し出して批判し、自己の正義を主張することになることになるだろう、という内容だ。そして「この寓話は何を指しているのか、自分で考えてみてください」と、問いかけている。 .  わたし自身、ゴキブリを見つけるたびに、必死に踏み潰そうとするが、虫をこうも軽々と殺戮していいのだろうか、命はすべからく尊いものではなかったのかという思いがいつもわいてくる。これも、多分遺伝子レベルの性癖なのだろうが、益虫と害虫などという区別は人間がかってにしたもので、虫にとって見れば迷惑千万な話だ。しかし、人間が、まだねずみのような動物だったころ、ヘビは捕食者であり、ゴキブリは食料を取り合う敵だったに違いない。ヘビを恐れゴキブリを憎む性癖は、まさに人間が人間にになる前からDNAに刷り込まれている記憶によるものに違いない。  .  このブログの問いかけに色々なことが頭をめぐり、世の中で起こっているほとんどのことが当てはまるのではないかという気がしてきた。自己が欲するもの(ヘビがきらい)と世の中の公序良俗(ヘビ差別の撤廃)とされるものとが食い違って、自己矛盾に陥り、自己を断罪するか、他人の落ち度を責めるか、その狭間で苦しむ、それが現在社会そのものなのではないのか。  . ① 電通の過労自殺が話題になっている。東大卒の美人、そして電通勤務、傍から見ればうらやましい限りの経歴だ。このニュースを見ているとき、たまたまアティ・キムが部屋に来たので説明した。彼女のコメントは「自殺するなんて馬鹿馬鹿しい、辞めれば、それでおしまいでしょ」とあっさりしたものだった。まさに、この美人はヘビが嫌いと言えずに、自分自身を抹殺する道を選ばざるを得なかったに違いないが、フィリピーノにとっては、そんな迷いはない。 . ② 息子の友人で教師をしている人が飲酒運転をとがめられ、停職30日の処分を受けた。盗撮や買春で新聞に実名まで載せられる公務員が後を絶たない。かつては、当たり前に行われていたことが、社会から抹殺され、一生涯を棒に振るという事態になってしまう。これは、ヘビが嫌いと正直に言ってしまった報いなのだろうか、あるいは矛盾に苦しむ人たちのいけにえになったのだろうか。 . ③ イスラム教徒を忌み嫌う風潮が世の中に蔓延している。これはイスラム過激派ISなどのなせる業だろうが、善良なイスラム教徒はこれを差別として訴えている。果たして、彼らはヘビであり、過激派は毒蛇なのだろうか。  . ⑤ カロリーメートをはじめとする食品への異物混入により、数万、数十万個、さらには2百万個を越える製品が自主回収されている。たかが金属片とか開けてみればわかるもので、健康に影響するものではない。従来ならば、新品に交換くらいで済んだもので、なにもすべてのの製品を回収して廃棄することもなかろう、とんだ資源の無駄遣いだ。せいぜい、異物が入っていたらせいぜいお詫びに菓子折りか金一封を渡すくらいで消費者は喜ぶに違いない。これはきっと、矛盾に悩む人たちの攻撃の矛先をかわすためのものなのだろう。 […]

ヘビを嫌ってはならないとしたら 2016年11月12日


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今週末と聞いていたが、少し早まって25日の夜半、ジェーン待望の第2子、クッキーが誕生した。赤ちゃんは自分だけで十分と主張していたキアンも、6歳になって妹の誕生を心待ちにしていた。ここのところ、毎日にように病院に診察に行っていたジェーンが、明日の朝、26日、帝王切開の手術をすることになったと、夜になって弟のボボイにつき添われて病院に向かった。そうしたら、即刻手術となり、無事に出産した。すでに、生まれる準備が始まっていたようだが、陣痛の話はなかった。 . 26日、早朝、10時間、バスに乗ってイザベラからカーネルが駆けつけ、病院に向かい、そのまま、29日の退院まで病院に寝泊りした。イザベル州の警察のトップとして赴任していながら、一週間も重責を放り投げるという本人の覚悟と周囲の理解にフィリピン人亭主の家族への忠誠心を見る思いがした。 . 28日になって、やっと面会を許されて行ってみると、ジェーン本人は元気だが、赤ちゃんは一室に収容されていて、雑菌の侵入を警戒してか、面会を許されず、なんのために出かけていったのか、少々、首をかしげた。お見舞いというよりも、キアンの歯の治療のアポがあったので、その付き添いに駆り出された公算が大きい。 . 病院はVRPメディカルセンターという中規模の私立病院だが、清潔で個室部屋も広くて居心地がよさそうだ。料金もなかなかのもので、普通分娩でも10万ペソ、帝王切開の場合は、20万ペソ程度、とられるらしい。ジェーンはキャンプ・クラミの国家警察の病院なら只だから、そこでお産すると言っていたが、帝王切開の手術が予定されているため、カーネルが不潔だと言って許さなかったらしい。普通庶民は市民病院でお産するが、その場合無料だが、翌日には退院しなければいけない。今回のお産でもジェーンは4日目に退院したが、多分、入院費が嵩むのを危惧したのだろう。カーネルが退院前日ぎりぎりになって、n入院費をなんとか用立てることができたらしい。ちなみに、フィリピンの病院では入院治療費を払ってからでないと退院させてもらえないから、入院が長引くたびに入院費がかさんで、利子がつくようなものなので金策に必死とならざるをえない。 小ぎれいな入り口の病院 無事に出産を終え、安堵の笑顔が見える 2本の虫歯を治療するキアン。あのキーンと言う歯をけずる音にも平気で耐えていた 新しい命に会うというのはなんとなくそわそわするが、29日、昼過ぎ、いよいよ対面のときが来た。このときの驚きは、キアンの赤ちゃんに対する対応で、優しく頬をなでていたわり、母親に手を貸して気遣ったり、もはや赤ちゃんを卒業したクヤ(お兄さん)であることを見せ付けていた、ことだ。 妹のクッキーを優しくなでるキアンは、間違いなくクヤ(お兄さん)の面目だ 家族5人になってカーネルの責任もますます重い 帝王切開4日目にしてジェーンはすでに歩いていた クヤ・キアンも妹との面会を喜んでいる […]

クッキー誕生 2016年10月30日



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我が家が(Prime City CondominiumないしPalm Tower)があるマカティ市のサンアントニオ・ビレッジは中間層が暮らす比較的落ち着いた街だが、フィリピン人向けの意外なレストランがある。先日報告した喫喫茶店8065などもその口だが、今回はママ・ジェーンが情報を聞きつけて、家族全員でものは試しと出かけていった。場所はパソンタモからエステレリア通りを入って、300mほど進んで、そのつきあたりにあるベトナム料理店だ。名前はVINA TRANG、何を意味するのかわからないが、きっとベトナム語だろう。 普通のアパートの駐車場と一階を改造して店にしている 恒例の家族一同記念写真  ベトナム料理とはどんな料理なのかと期待する面々  メニューはスープ麺が中心で200ペソ前後(一人分)、必ずしも安くない。それに、ソフトドリンクは置いてなくて、自家製のフレッシュジュースがトマト、ニンジンなど、それに紅茶やコーヒーなどが80ペソ程度、かなりの健康志向の店だ。 日本レストランのメニューはあまりに種類が多くて逆に選びようがないが、ここはほどほどだ キアンが注文したのはローストチキン、ライスとチキンがあればご機嫌のキアンは毎日来たいという 一見、うどんやそば、あるいはきしめんのような感じだが、麺の量は少なくて、逆に生の野菜がたくさん入っている。スープの味はあっさりしていて、若者にはちょっと物足りないかも知れない。しかし、逆に飽食を皮肉るような料理ともいえ、ベトナム人はこんな質素でヘルシーな食事を摂っているからこそ、世界で唯一アメリカとの戦争で勝利したという名誉を獲得することが出来たのだろう。 あっさり味にスープに肉や生野菜の具がたっぷり、糖尿病の気のある私には丁度よい 生春巻きの中身はほとんど生野菜、とても健康的だ。一方、あげた春巻きの中身はひき肉で、キアンのお気に入りだ 会計は全部で約1400ペソ、一人あたり200ペソ、日本食を食べに行ったら、倍はかたいだろう。この程度の値段でかつメニューもかんたんな日本の家庭料理を出すような店ができたらありがたいのだが。最もここ、Palm […]

ベトナム料理を満喫 2016年9月18日


先日、ブログ「ドテルテ効果の逆効果」でも報告したが、退職ビザの発行が大幅に遅れている。7月28日に申請した方のビザがいまだに(9月16日現在)発行されていない。実に7週間だ。確かに入管の組織変更と承認システムの変更で、入管の承認が降りたのが、PRAから書類が入管に送られてから4週間かかってしまった。実に申請から5週間目にして、ビザ発行の目処がついた。 通常であれば、それから数日でビザが発行され、パスポートが退職者の手元に戻る。しかし、今回は承認書(ORDER)が発行されたという情報を得てから、さらに2週間たっているのに、いつまでたってもビザ発行の準備中というコメントを毎日PRAから聞かされているばかりだ。Implementationと呼ぶ作業だが、 ORDERの発行後、PRAはパスポートにビザのシールを貼って、再度、入管のサインをもらわなければならない。従来はマカティの入管の支所でやっていた が、最近、これも入管の本庁、インタラムロスでやるように変更になっている。こんな状況を退職者の方になんと報告してよいのやら、途方にくれている。 この方はそのままフィリピンに住むつもりなので、確かに発行の期限はない。しかし、申請時に入国ビザを59日間に延長して、まさか、そのビザが切れることはないと思っていたが、9月15日に切れてしまった。PRAはビザが切れてもORDERが発行済みで、法的に退職ビザが有効になっているから、滞在のためのビザは継続されており、問題ないという。しかし、これも入管がビザのシールにサインするとき有効なビザがないと、サインを拒否するという話も聞いているので、眉つばものの気もする。 なぜ、PRAはビザの準備にそれほどまでの時間がかかるのか。以前、PRAの受付の愚痴を聞いたことがある。それは、ビザのシールにサイン(Implementation)は一日に20枚までと入管が制限してきているが、これは、ビザの発行に限らず、ビザの取消、ビザシールの張替え等々、すべてを含むものだ。だから、優先順位が下がるビザの取消、特に発行を急いでいないビザ申請場合などは、後回しになって、いつまでたっても手続きが終わらない。入管としても事情はあるのだろうが、まさにPRAそして退職者を締め上げているだけの冷酷な処置だ。 こんな暴挙をなぜ、PRAが許しておくのだろうか。PRAの担当者レベルは申請者からの突き上げにひたすら耐えるだけで手の打ちようもないだろう。それこそPRAと入管のトップ同士が政治的に解決しなければならない問題だ。PRAの上部機関は観光省であり、一方、入管の上部機関は司法省だが、その辺で話は出来ないものなのだろうか。 ちなみにPRAのトップであるGM(General Manager)はカバンサッグ氏が定年で引退し、現在、不在。さらに元司法長官のデリマ上院議員は自己の麻薬密売への関与と不倫をドテルテ大統領に指摘され、その仕返しに、先日上院の聴聞会において、ドテルテダバオ市長の率いていたとされる処刑団のメンバーと称する男を証人喚問した。この男がドテルテ大統領の超法規的殺人の証言をするなど、どうもフィリピンの政治、行政は、外国人のビザ申請者の不都合などに耳を傾けている暇はなさそうだ。

退職ビザの発行が遅れています 2016年9月18日



最近、松本文夫さんというセブとバギオで英会話学校を経営されている方が訪問された。訪問の目的は今後色々なビジネスをはじめるにあたっての行政手続きの相談、サポート依頼をされたのだが、退職者の英会話学習、あるいはお子さんの英会話学習などにも話が及んだ フィリピンの公用語は英語であり、法律、公的文書、契約書等はすべて英語、学校教育も小学校から国語、社会以外は英語だ。しかも、私立幼稚園や小学校では原則英語以外を使ってはいけない。したがって、KIANも小学校一年で英語がべらべら、一方、国語であるタガログ語はたどたどしい。国民の大多数がそれなりに英語を操り、大学卒業レベルになると、イギリスやアメリカのネイティブに引けをとらない実力を蓄えている人も多い。このことが人口の10%、1000万人が海外で働いているという、まさに世界が彼らの活躍の場なのだ。 ここの大学を出ていれば、大概の人は英会話の先生としても十分やっていく実力を持っている。したがって、フィリピンには英語の先生が無数におり、オンライン英会話スクールや英会話学校が設立ブームになっている。利点は、なんといってもアメリカやイギリスで英語を勉強しようと思ったら、桁違いのお金がかかることだ。ちなみに、英会話学校では月々10万円程度から宿舎、3食、英会話レッスン付の英会話留学を実践することが出来る(一人部屋か2~4人部屋か、レッスン時間などによって、~20万円程度までの幅がある) 退職後の人生をフィリピンで送ろうとしたら、この国の言語、英語を話すことは、豊かで実りのある快適な老後を過ごすためには必須だ。また、放射能汚染を逃れ、お子さんをバイリンガルの国際人に育てようとフィリピン移住を目指すお母さんも多い。そのため、多くの方は退職ビザの発行を待っている間、英会話学校に通う。しかし、感想は今一だ。その方の姿勢もあるだろうが、学校の選択にも問題があるようだ。 実は松本文夫(ミオ)さんは、山本のぶ子さん(山本太郎参議院議員のお母さん)の紹介で、彼女のバギオ、そしてセブでの受講体験で、お墨付きをもらったものだ。私としてもブログで紹介する限りは、自分自身で体験してからという思いがあったが、KIANの面倒でなかなか家を空けることが出来ない。そんなおりミオさんから下記のメールがあった。なかなか有利なオファーなので是非、読者と情報を共有したいと思い、紹介することにした。ご興味のある方は是非、ミオさんに直接コンタクトしてほしい。 志賀 様 先日はお忙しいところ、 お時間おとりいただき大変ありがとうございました。  フィリピンで信頼できる人は非常に少ないのですが、 志賀さんにはとても安心してなんでも相談できます。 ①語学学校紹介について 志賀さんもご多忙によりなかなか学校へ体験入学できないというこ と畏まりました。  既に語学学校を決めている方が多いという現実もうかがいました。 そこで心配な事があります。  […]

英会話学校Storyshareの紹介 2016年9月11日


フィリピンでは今、ドテルテ大統領旋風が巻き起こっている。麻薬撲滅のキャンペーンで2000人以上の麻薬密売人が殺され、60万人の麻薬常習者が自首するという前代未聞の状況となっている。これに対して、ロブレド副大統領をはじめとする政治家や国連が超法規的殺人と非難しているが、大統領は国連の脱退を示唆するなど、強気の構えだ。さらにアキノ前大統領が任命した6000人の高級公務員の辞職を勧告し、国家警察幹部でさえも麻薬密売関与で実名をあげて告発、さらに前司法長官、デリマ現上院議員を不倫と麻薬密売関与で槍玉に挙げている。 こんな状況に政敵、麻薬密売関係者、アブサヤフなどの反政府勢力などは、大統領を標的に巻き返しをはかることは容易に想像でき、大統領が命を張って戦っていることに庶民は拍手喝采だ。一方、9月2日にダバオでの爆弾事件が発生するなど、反大統領勢力が動き始め、大統領も就任3ヶ月目の正念場を迎えているといえる。さらにオバマ大統領の超法規殺人の指摘に対して、ドテルテ大統領はこともあろうに天下のアメリカ大統領のオバマ氏を痛烈に批判した。彼の発言の中身には、スペインそしてアメリカの植民時代にまで話が及び、積年の恨みがこめられていた。そして、フィリピンでは最高級の罵倒語である「Putan Ina mo(お前の母さんは売春婦)」という言葉まで発せられた。これに対し、記者団からは小さな拍手が起こったそうだだが、ここまで発言できる政治家は世界でもまれだろう。 さらに公務員に対しても、役所の手続きを早め、庶民に行列をさせるな、と激を飛ばしているそうだが、大統領としては意図しない役所の手続きの滞りが発生している。下記は、最近の役所の対応に苦慮させられている実例だ。そもそも役人は、ミスを犯さず、無難に仕事をこなし、庶民へのサービス向上などは興味の対象外だから(興味の対象は賄賂くらいのもの)、大統領の号令の真意はどこかへ飛んでいって、大統領の矛先が自分に向かないことだけを考えているのだろう(よく言えば、襟を正すということになるのだろうが)。 実例1;退職ビザの発行が遅れている。最近、発行された事例では、実に5週間かかって、まだ目処が立っていない。昨年までは2週間(10営業日)だったものが今年に入って3~4週間(15~20営業日)となり、それも守ることは出来なくなっている。原因はビザ発行を承認する入管のトップが退職ビザに限らず、すべてのビザを一枚一枚、一人で吟味して、多大な時間がかかっている、というのがPRAの説明だ。確かに間違ったことはしていないが、申請者の都合はかやの外、PRA(退職庁)も商売上がったりであきらめの境地だ。 実例2;外国で作成されたすべての書類は、その国の外務省で公印確認を行い、フィリピン大使館で認証しなければ入管では受け付けない。無犯罪証明書にしてもしかりだが、この認証手続きをフィリピンでも行うことが可能で、まず日本大使館で印章確認を行い、その後比外務省(DFA)で認証してもらう。それを代行するためにSPA(委任状)が必要だが、従来は形だけのもので、日本でサインしてもらったものをフィリピンで公証するという、本来は無効なものでも通っていた。 しかし、今般、このSPAを日本でサインしたのであれば、日本の公証役場で公証し、外務省とフィリピン大使館で認証してこいというのだ。この認証作業が面倒だからフィリピンでやろうというのに、SPAの認証をやるくらいなら無犯罪証明書を日本で認証するのと手間はかわらない。さらに、委任者がフィリピンにいる場合はパスポートにおされた入国印のページのコピーを提出せよとのことで、ごまかしが効かない。これは全く正論だが、退職者の便宜を図ろうとする当方の意図を叩き潰すものだ。 実例3;退職ビザの取得に必要な預託金をDBP(Development Bank of tへPhilippines)に預けてある場合、その退職者が亡くなった場合、従来、PRAに必要書類(通常のビザ取消書類の他に①死亡証明、②遺産分割協議書、③相続人であることの証明書類、④相続人の身分証明書等)を提出するだけで預託金を引き出すことが出来た。他の銀行に預けてある場合、①新聞公告、②銀行預金証明、③相続税の支払いと税務署の証明書(CAR)、④相続のボンドの取得が必要で半年~一年の時間を必要とする。 ある亡くなられた退職者の預託金の引き出しが滞っていた。そして今般、税務署からCARを取得して来いとの指示がPRAからあった。要は、PRAが預かっていた預託金とはいえ、退職者が亡くなって、相続人が受け取るのであればそれは相続税の対象になるというのだ。たしかに正論だ。しかし、退職ビザをとるために強制的に預けさせられた預託金に相続税を課すというのはそもそも退職ビザの趣旨に反するのではないかと納得がいかない。かつてPRA時代の私のボスのマルセロGM代理は、決して相続税を課すようなことは許さないと豪語していた。しかし、この要求はDBPからの要求とのことで、さすが政府系の銀行は役所と発想が同じだ。 実例4;コンドミニアムのタイトル(権利書)の名義を移動するためには、①売買契約と代金の支払い後、②税務署へのキャピタルゲインタックスの支払いと証明書(CAR)の取得、②移転登記税の支払い、③タイトルの名義変更、④納税証明書の名義変更、の手続きが必要で、3~4ヶ月の時間がかかる。 この中で移転登記税の支払いは、税金の支払いだけだから契約書とをCARをもって行って、市役所の納税課で所定の税金(契約金額の0.6~0.8%で市によって税率が異なる)を納めるだけだ。従来はその場で計算して支払うことができた。しかし、今回は税額を聞くだけで3回足を運ばされ、さらに税金の支払い証明に10日ほど時間がかかるというのだ。支払いから証明の取得までたったの一回、その場で済むと思うのだが。こんなことでは民間だったら誰にも相手にされないと思うが、ここでも庶民へのサービスという観点は微塵も見ることはできない。 […]

ドテルテ効果の逆効果 2016年9月4日



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退職者の方から下記のメールが来たので紹介します(原文をそのまま掲載します)。ハードルは決して低くはないようですが、パソコンを使い慣れている方なら大丈夫と思います。最大の難関は日本人Nativeであることですが、これは皆さんパスしています。ちなみに勤務先のオルティガスはマカティの北東 5kmくらいのエドサ通り沿いで、SMメガモールのある副都心といった高層ビル街です。 志賀様、 ご無沙汰しております。 オーティガスのBPOに就職してから早半年、おかげさまで無事試行期間を終え、晴れて正社員になります。 若くて愉快な仲間達と楽しく充実した仕事を満喫しています。 チームには日本語の話せるフィリピン人もいますが、日本人は私だけなので、マネージャーが日本人をもう一人雇いたいとのこと。 志賀さんなら、マニラ在住の日本人退職者をご存じかと思い、ご連絡させていただいた次第です。 悠々自適の隠居生活に退屈してきて仕事を探しているというような方はいらっしゃらないでしょうか? 募集条件は 1)敬語を含め、フォーマルな日本語会話ができること。失礼のないビジネスメールが書けること。 2)中学校程度の日常英会話と簡単な英作文ができること。 3)パソコンが使いこなせること。ブラインドタッチでワードやエクセル、アウトルックが使えること。 4)オーティガスのロックウェルビジネスセンターに通勤できて、長期間(数年間)継続できる方。 チームの仕事内容は、就職内定者の経歴調査で、学校や企業等に電話やメールで確認依頼するものです。 調査そのものは日本語で行い、先方の対応も礼儀正しいのでストレスは感じません。 […]

日本人就業者募集 2016年8月17日


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運転手のボボイが辞めてから我が家では車2台に運転手が一人(カーネル)という状態が続いている。私といえば、PRAには歩いて通い、KIANの出迎えにはジープニーを使うという、まさに健康的な生活をしている。たまに客と一緒のときは、サービスカー(白タク)を利用できる。そのため、余分になった三菱ランサーを手放すことにした。 現代風の精悍なマスクが売り 車種;三菱ランサーEX GT-A 2013年型 エンジン;ガソリン 2000cc 型式;セダン スポーツタイプ 5人乗り 走行距離;35,642km 希望売却価格;850,000ペソ               外観もきれいにメンテされている […]

車売りたし 三菱ランサー 2013年型 2016年8月5日



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NAIA(マニラ国際空港)ターミナル3の対面に広がるビラモール元海軍基地の敷地一体は、リゾートワールド、マリオットホテルなどのカジノあるいは五つ星ホテルなどが立ち並ぶ新興の都市へと変貌を遂げつつある。また、現在、スカイウエイと空港ターミナルをつなぐ高速道路が建設中で、それが完成するとメトロマニラ、そしてマニラ周辺からのアクセスが格段に容易になり、フィリピンの空の玄関として発展が期待されている。その地域はニューポート・シティと呼ばれ、業界大手のメガワールド社が大規模なコンドミニアム群を建設中だ。 リゾートワールドはモダンなカジノ、周辺は五つ星ホテルが連なる その一つパインクレストのユニットを売却あるいは賃貸したい方がいる。私が、名義変更などのお世話をした関係で、紹介することを依頼されたものだが、売却あるいは賃貸が可能で、ユニットの概要は下記の通りだ。内覧を希望される場合は志賀(0916-543-2812)が案内します。 物件;1LDK、45.5m2、フルファーニッシュ(家具付)、6階、駐車場(一台)付、2014年完成、未使用 売却希望価格;450万ペソ(駐車場を含む) 賃貸料;3万ペソ/月、駐車場は別途 4500ペソ/月 管理費込み ユーティリティはテナント負担、敷金2ヶ月、ユーティリティ・デポジット一ヶ月 ここはすでに完成済みでコンドミニアム街として落ち着いている リビングルームもスツジオタイプとは異なりゆったりしてくつろげる   台所、洗濯室などもあり、ベッドルームもゆったりしている  

ニューポートシティ コンドミニアム(賃貸/売却物件)の紹介 2016年8月4日


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   トランス型脂肪酸とは、菜種油、大豆油、コーン油などの植物油に水素を添加し固化させてマーガリンなどを作る過程で発生する不飽和脂肪酸であり、天然にはほとんど存在しないものだ(トランス型とは炭素への水素結合が反対側についているのでトランスと呼んでいる)。トランス型脂肪酸は、細胞膜の形成を阻害することで、免疫異常をきたしやすく、また活性酸素が大量に発生することがわかっており、これが原因で、動脈硬化、心疾患、がん、アトピー、アレルギーなど、ありとあらゆる生活習慣病を引き起こす要因となる(自然界には存在しないので、トランス型脂肪酸を処理して無毒にする機能を人体は持っていない)。そのため、アメリカなどでは近い将来マーガリンなどの使用を禁止しようとしているが、日本では業界の抵抗で規制の動きさえない。一方、蟻やゴキブリ、そして微生物は、マーガリンを食物とは認識せず近寄らないから、逆に日持ちするそうだが、こんなものを我々はバターより健康と騙されて食べ続けてきたのだ。 街にでかでかと掲げられているフライド・チキンの看板。トランス型脂肪酸の宝庫だ 私は、もう何十年も前からマーガリンは口にしていないから、こんな話も他人事だと思っていた。しかし、最近知ったのが、マーガリンは、同方法で作られるファットスプレッドやショートニングとともに、パン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、クッキーやスナック菓子の揚げ物、さらにフレンチフライやポテトチップなどの加工食品の食感(さくさく、ぱりぱり)と保存性を高める目的で広く使われているというのだ。さらにコンビニやファーストフード店で揚げものに使われている油もショートニングが多いそうだ。だから、マーガリンを直接食していなくても日常的にトランス型脂肪酸をとって、知らぬ間に生活習慣病の準備をしていたことになるそうだ。 チキン・ジョイ(チキンのから揚げ)で一世を風靡した、子供達の憧れのジョルビーは、実は庶民の健康の敵なのか マーガリンを作る原料の大半は菜種(キャノーラ)、大豆、コーンなどを原料とする植物油だが、この植物油がてんぷらやフライ、から揚げなどに使われ、長時間空気に触れたり高温にさらされると酸化される。酸化した油を摂ると、活性酸素を作り出し、健康に良くないと言う事はもはや常識だが、揚げたり、炒めたりしてから時間のたった料理も酸化が進んでいるので要注意だ。例えばファーストフードなどで作り置きされているフライドポテトやスナック菓子などもやばい。 トロトロの売りはバナナや春巻きの揚げ物。最近街にあふれるおでぶちゃん(失礼)も、このような揚げ物が原因ではなかろうか さらに、これらの植物油の主要な成分はリノール酸であり、リノール酸は体に必要な必須脂肪酸ではあるが、取りすぎるとトランス型脂肪酸と同様な生活習慣病を引き起こす要因になるそうだ。かつては植物油は健康に良いということで、食用油といえばサラダオイルやてんぷら油などの植物油だった。したがって、食生活はこれらの油で満ち溢れており、必要とする量をはるかに超える大量のリノール酸を取り続けている。したがって我々の体は植物油(リノール酸)そのもの、その酸化物、そして加工品のマーガリンのおかげで、心臓病や癌などの生活習慣病のリスクにさらされ続けているといえるのだ。さらにこれらの植物(大豆、菜種、コーン)はほとんどがアメリカで生産された遺伝子組み換え植物であり、人体への未知の悪影響が懸念されている。 農場にはココナッツとアボカドがたわわに実り、食べ放題だ 私のこのことを教えてくれている生理学の教授は、オリーブオイルとココナッツオイルそして肉・魚の油を摂ることを推奨している。特にココナッツオイルの主成分は、母乳に多く含まれているラウリン酸で飽和脂肪酸なので熱にも強いし、直接食しても免疫力を高め、まさに奇跡のオイルなのだそうだ。それに果物ではアボカドが一番とのこと。ちなみに、わが農場には放牧した鶏やあひる、それに牛と豚、それにココナッツやアボカドが実り、私の将来の食生活は万全とほくそ笑んでいる。参考ブログ「奇跡の食用油、ココナッツオイル2015年7月13日」 農場では自然放牧の牛や黒豚を飼育している   農場の鶏にえさやりをするKIANと農場から送られてきてアヒルの卵、見てくれは良くないが、どれも貴重な自然栽培の蛋白源だ 私自身の食生活は、朝は納豆に味噌汁にたくわんと梅干、自然栽培の生卵、それに少々のご飯、昼ははつはな亭の刺身定食、夜は家で出されたフィリピン料理だが油はオリーブオイルを使っている。スナック菓子は、KIANのおすそ分け程度、ときわめて健康的だ。しかし、KIANの食事を省みると、昼は、はつはな亭で鶏のから揚げかエビフライ定食、しかもその衣しか食べずに、大量のライスを味噌汁に浸して食べている。夜は昼のから揚げの残りとライスにしょうゆをかけて食べる。おやつには日本製のスナック菓子、たまに外ではジョルビーのフライドチキンとフレンチフライとKIANには、このさくさくとぱりぱりの食感が不可欠なのだ。まさに、このブログで槍玉にあげたトランス型脂肪酸と植物油(しかも酸化した)のオンパレードだ。KIANに喜んでもらおうとしていたものが、毎日毎日、毒を食べさせていたことになってしまっていたが、これではKIANの将来はない。 揚げ物だらけのKIANの食事、これでは早死にするしかない […]

トランス型脂肪酸の恐怖とKIANの食生活 2016年8月3日