Daily Archives: December 15, 2008


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 フレンドシップ・クラブはクラークのフレンドシップ・ゲートを出て5分くらい走ったところにあるフレンドシップ・プラザという高級ビレッジ内に建設された根本さんが経営する会員制リゾートだ。フレンドシップだらけの名の通り、フレンドリーを売り物にしている家族的な宿だ。会員でなくても一泊から泊まれるので、アンヘレスに行く機会があったら試してみると良い。http://www.tecb.co.jp/friendship/    昨年の8月にオープンしたのだが、そのオープニングセレモニーに参加したとき、インド人というちょっと珍しい牧師さんが式を執り行ったのが印象に残っている。間取りはかなり大き目のキッチン付のワンルームと普通のホテル部屋の2種類。ベランダが広くて気持ちよい。   開業から一年たち、アンヘレスに行く度に立ち寄るのだが、必ずしも宿泊客は多くないようだ。知名度が低いためかと思うが、とても良いところのなのでおおいに利用して欲しいと思う。ホームページでも取り上げているが再度紹介したい。  庭にはプールが半分2階の床下になっていて強い日差しや雨を避けることができる。カラオケシアタールームやジャグジもある。庭がゆったりとして開放感がある。造園もとてもセンスがあって美しい。    根本さんは少し離れたところにテラピアの養殖場をもっており、そこでバーべキューなどができるよう計画している。是非訪問して釣りなどを楽しんで欲しい。  クラークの中にはミモザやフォンタナなどの大型の住宅兼レジャーパークがあり、ゴルフやプール遊びを楽しむことができる。  クラークの入り口近くにオープンしたSMは巨大だ。まるでアンヘレス中の市民を飲み込んでしまうようで、買い物には不自由しない。ゆったりとした中央の広場はここが屋内であることを忘れさせる。  クラークに沿って走るフィールドアベニューは有名な歓楽街で、その規模に圧倒される。またその延長、フレンドシップゲートに通じる道路には、また多数の韓国レストランが並んでいる。和食レストランも数軒ある。  クラークから車で5分くらいのところには大型のカジノがあり一攫千金を夢見る外国人で一杯だ。また、北に15分くり走るとアンヘレスの中心街に出るが、そこはフィリピン特有の混沌と雑踏に出会うこともできる。  アンヘレスだけでもなかなか楽しめるが、根本さんはここをハブにしてスービック、バギオ、ハンドレッドアイランドあるいはピナツボ火山などに足を伸ばすことを勧めている。ここでは味わえない冷涼な気候や美しい海そしてダイナミックな自然を手軽に味わえることができるだろう。  

フレンドシップ・クラブの紹介2008年12月15日


 12月11日フィリピン退職庁(PRA)のクリスマスパーティがボニファシオ・グローバル・シティで開催された。この後、クリスマスパーティはタガイタイ、セブ、ダバオなど各地で開催され参加するPRAのオフィサーはフィリピン全国周りをすることになる。マカティ市のシティバンクタワー29階にある PRAの受付では写真の二人のフィリピーナが新人ながら必死に世界各国の退職者のお相手をしている。  今回はトラディショナルな民族衣装を着て参加することとなっていたが、ほとんどの客は無頓着で、PRAのスタッフだけが皆民族衣装に身を固めていた。  会場の外、パーティ会場の入り口では民族舞踏が披露されていたが、ひとしきり挨拶が終わった後、ステージで民族舞踊が披露された。この手の舞踊を見る機会はなかなか無いので、各国の退職者は興味深く鑑賞していた。  民族舞踊の後は当地の結婚式さながら、著名人であり、PRAの顔でもある元国家警察長官のゼネラル・アグリパイ会長がそれぞれのテーブルを回って記念撮影をしていた。  我が相棒は皆との記念撮影では飽き足らず、しっかりとアグリパイとツーショットにおさまっていた。  昨今、PRAのメンバーを退会する退職者が多く頭を痛めているとそうで、アグリパイ会長も必死に笑顔を振りまいていた。しかし29階の受付を新米二人にまかせきるなど、退職者へのサービスが何か、どうすれが退職者が満足してフィリピンに滞在し続けるか、もっと真剣に考えたほうがいいと思うのだが、余計なお世話だろうか。

フィリピン退職庁クリスマスパーティに参加2008年12月15日



 フィリピン退職庁(PRA)の認定銀行に一番目になったBank of Commerce(バンクオブコマース、略してBOC)は私が退職者の送金用口座を開設する際、いつもお世話になる銀行だ。パスポートのコピー一つで口座を開いてくれるのでなかなか重宝だ。退職ビザの取得で最初につまずくのが送金用口座の開設で、PRAもなかなかちゃんと説明してくれない。また、銀行の方もトンチンカンなことを言うところが多くて、退職者が困惑することが多い。この支店はジュピター通り、レストラン街のど真ん中にあるこじんまりした支店で家族的だ、支店のあるビルの上はトップグリルというカラオケボックスになっている。  この支店の唯一の男性社員ジョセフがパーティの主役だ。支店中を走り回り、女性陣に可愛がられている。愛想がよくて憎めない性格で笑顔を絶やさない。パーティが始まる前からカラオケではしゃいでいた。  何か始まるごとに神に祈るのがフィリピーノ流だ。無心論者の私は写真撮影に没頭した。小さな支店なのに料理は目一杯用意されている。もちろん目当ては家に残してきた妻子へのお土産に持って帰るつもりなのだ。  フィリピンのパーティには誰が参加しようがかってだ。皆適当に子供などを連れてくる。亭主や妻も仕事を終えて駆けつける。そのころは帰る人もいるが、パーティは延々夜半まで続くそうだ。  いまや世界に流通する日本発の文化として定着したカラオケがパーティの主役だ。これが無ければパーティは始まらない。さすがに銀行のパーティは違う。カラオケを歌うごとに現金の景品があるのだ。ピン札を丸めて切ったストローに差し込んだだけだが、これを目を隠して選ぶ。20、50、100ペソあるいはただの白い紙だ。これを見ていて当方のパーティでは500ペソ札も1枚くらい入れようと思った。  もう一つの主役はゲームだ。一般に女性社員が半数あるいはそれ以上を占めるフィリピンの職場では、パーティの参加者も男女比が拮抗している。そのせいか、男女で楽しむ少々エッチなゲームが多い。ちなみにこの日のゲームは男性が長めのナスを紐で前に吊るして、それを女性が掴み取るというもの。男性は左右に揺らせてつかみにくい様にして、女性は男性の股間目指してナスにしがみつくという按配だ。男性の数を女性より一人少なくして、一人になるまで続ける。勝者には100ペソの商品が贈られた。当然のことながら、やはりこの手のゲームは年増の女性が強いようだ。

Bank of Commerceのクリスマスパーティに参加2008年12月15日


 所用でマニラの南約20kmのアラバンにあるエイシアンホスピタルを見学する機会があった(日本読みではアジアンホスピタルとなるが、当地ではこのように発音している)。21世紀初頭にタイなどの資本で開設されたこの病院はフィリピン最新鋭と謳われフィリピンを代表する病院の一つだ。  フィリピンの雑踏とは無縁の病院入り口はチリ一つ落ちていない。もちろん院内外はすべて禁煙。日本でもこれだけ清潔感のある病院は数少ないのではないかと思う。病院というよりもホテルにいるような面持ちだ。   今回撮影が許されたのは外観と受付ロビーのみ。院内の施設は一切撮影禁止とのこと。診断や治療を行なう施設には患者と医者以外は立ち入り禁止。入院したことのある日本人によるとその最新のシステムにびっくりさせれらたとのこと。最新鋭の設備が整っているのとのことだが、お値段もなかなかのようだ。プレジデントスイートは五つ星ホテルのスイート並みのデラックスなもので一泊18000ペソだそう。しかし滅多に利用する人はいないようで、その他は個室で一泊 2750~4000ペソ。2人部屋や4人部屋もあり、一番安くて1泊600ペソとリーゾナブルな価格だ。詳細はhttp://www.asianhospital.com/にアクセス。  また、医師の診察料は800ペソと必ずしも高額ではない。ご承知思うが、フィリピンでは医師は病院に雇われているのではなく、一室を借りてそこで診察を行い、病院の施設を使って治療を行なうという病院から独立した存在なのだ。したがって、入院すると病院、薬、医者それぞれ別々の請求書が来ることになる。  地下のキオスクや食堂も病院というよりオフィスやデパートの食堂の雰囲気で、明るくて清潔だ。看護士さんもカラフルな制服を着ていて病院らしさを感じさせない。  出来合いの料理を選ぶセルフサービスの食堂だが(トロトロ)だが、メニューは豊富でおいしいという。同行した日本人女性はここでお産をして入院したそうだが、食事がおいしくて、見舞いに来たフィリピーノのご主人も必ずここで食事を取って行ったそうだ。

最新鋭ASIAN HOSPITALの紹介2008年12月15日



 所用でアンヘレスにでかけたが、今回は車が故障したためバスの旅となった。アンヘレスの長距離バスはクラークのゲートから北へ2~3kmのDau Terminal(写真ではMabalacat Bus Terminalとなっているが地元ではDau Terminalの方が通りがよい)から発着する。マカティからは約80km、1.5~2時間の旅だ。途中は延々と緑の田園風景が続き癒される。 Dau TerminalはMac Arthorハイウエイ(日本語ではマッカーサー、当地ではマックアルトと発音しなければ通じない)から100mほど右に折れたところにあり、ジョルビーとマックスの看板が目立ちわかりやすい。周囲にはやたらとトライシクルが客待ちをしている。外国人だと甘く見られてクラークのゲートやフィールドアベニューまでちょっとした距離なのに最低でも70ペソ、時には100ペソも取られる。フィリピン人ならせいぜい40ペソだろう。まあ、あまりけちなことを言わず鷹揚に払ってやろう。とてもうれしそうに「Thank you」と言ってくれる。マッカーサー・ハイウエイからターミナルに曲がるところにはカルテックスのガソリンスタンドとKFCがあるのでわかりやすい。そこでジープニーを降りて歩いてすぐだ。  マッカーサー・ハイウエイからクラークへ右に入るとすぐに広大なジープニー・ステーションがあり、行き先ごとに整然とジープニーが客待ちをしている。そこにはさらにタクシーやレンタカーもおり、アンヘレスを初め、サンフェルナンド、ターラックなど周辺地域へのハブともいえるところだ。タクシーは街ではほとんど見かけないがここでは珍しく客待ちをしている。きっと外国人専用のもので、かなり吹っかけられるのではないかという気がする。  今回の旅の目的地につくには一旦アンヘレスの中心街でジープニーを乗り換えなければならない。土曜の昼間だというのにアンヘレスの街はジープニーやトライシクルそしてその合間を縫うように歩く人々でごった返していた。 ジープニーと並んでトライシクルは庶民の足の主役だが、ちょっとした距離を気楽に移動するには丁度良い。今回はトライシクルの客の目線で一枚写真を取ってみた。ちなみにここのトライシクルの客席はステンレス製でとてもきれいだった。    アンヘレス名物のフィールド・アベニューはクリスマスを前に客引き合戦がますます熱気を帯びてきているようだ。何しろ客の数よりお店で働く子達の方が圧倒的に多いのだから、客引きは店の生命線なのだ。

金なしコネ無しフィリピン旅行、その3「アンヘレス編」2008年12月15日