Daily Archives: September 20, 2010


フィリピン名物がことごとく新政権の影響で廃止、そして復活する中、アンヘレスもその例外ではなかった。遅ればせながら、最近のマニラ新聞に「女性ら 200人を人身売買容疑で拘束」というニュースが載った。今更、売春容疑(新聞には人身売買とあるが)もなかろう、と興味津々だった。たまたまその日アンヘレスに行ったので、その辺の事情を地元に人に聞くと、昨夜、「Forbidden City(紫禁城)」など、4つの店に手入れが入ったというのだ。何故、その店が狙われたのか、100軒以上のクラブがひしめくこのフィールド通りで、見せしめなのか、警察へのつけ届けが滞ったのか、議論は絶えない。  昼食後、早速、フィールド通りを歩いてみると、まず、フィエスタと称しておかしな格好として歩いている団体に遭遇。しかし、フィエスタにしては人数があまり に少ない。タバコ市のフィエスタだって数十~数百人の学生や児童が可愛らしいダンス行進を見せてくれる。観光客のチップ目当てのグループか、などと勘ぐっ てしまう。  そして、確かにあの「Forbidden City」が「CLOSED」と、なにか誇らしげに閉鎖されている。他の店はどう かというと、相変わらずの盛況だ。まだ昼間なので開いている店は限られていたが、私のなじみの「VOODOO」などは座る席が無いくらいの盛況だった。同 行した退職者も「VOODOO」のいかにもフィリピンのゴーゴークラブといった雰囲気にいかにもご満悦だった。右の写真は最近人気のAgasyaの外観。韓国人経営で、日本人好みの女の子が多い。 この日は初めてフィールドの中ほどにあるカレーやさんに入ってみた。「Rikako Curry House」と称したこの店はいつも目にはとまっていたのだが、あまりにもローカルっぽいカレーやさんなので入るのが躊躇された。入り口には女性のヌード の絵など似つかわしくないものが並べられている。 メニューはもちろんカレー中心だが他にも若干ある。カレーの値段は忘れたが気にならないほどだから、200ペソ以下だったと思う。食べてみておやっと思った。当たり前の話しだが、カレーが辛いのだ。日本の辛口程度で、甘党のフィリピン人にはちょっと手が出ない。私には丁度良いが、果たしてこれで一般の 客は喜んでもらえるんか心配だ。フィリピン人用に甘口なんてのもメニューに加えたらはやるのではないかと思った。   […]

アンヘレス最近の話題 2010年9月20日