Daily Archives: February 2, 2010


最近ビジネス街に急ピッチで展開しているのがパンケーキ・ハウスだ。初めはパンケーキ(ホットケーキ)を食べさせる店かと思っていたが、中に入ってメニューを見てみると、ハンバーガー、サンドイッチ、スパゲッティ、ステーキ、サラダ、スープ、デザートなど、他の料理も色々楽しめるようだ。そもそもの発祥はパンケーキだったのだが、チェーン展開しているうちに顧客のニーズに会うようメニューを増やして行ったのだろう。顧客の中心はビジネス街のOLで、ちょっとしゃれた店で昼食をとりたい若者達が中心だ。一食は200~300ペソ程度で済むように値段設定がされており、中流サラリーマンをターゲットにしている。ジョルビーやマクドナルドが子供や庶民の憧れであるのに対して、あくまでも味にうるさくておしゃれを好む一クラス上の客層を狙っているようだ。  パンケーキ・ハウスは赤を基調とした室内装飾がされており、オレンジやピンク系の壁と前衛的な絵画など、なかなかモダンなインテリアだ。この室内装飾のデザインと施工を一手に引き受けているのが、私の古い友人の女性建築家ジーナ・ティンソン(Gina B. Tingson)だ。20年前に会ったときは学校を出たばっかりの美人建築家で、建築屋の兄に言わせると、建築のことなどほとんど知らない弁護士の父を持つお嬢さんだった。それから20年、経験を積んで、パンケーキ・ハウスの仕事を一手に引き受けるほどに成長したのだ。ここ数年、新規開店が相次いでいるのでなかなか忙しいそうだ。 右の女性がパンケーキハウスの建築家  基本的に料理のジャンルはジョルビーやマクドナルド一緒だが、パン・ケーキ以外でも高級感を出して、なかなかおいしそうだ。この日食べたのはクラブ・サンドイッチとロースト・ビーフだが、ローストビーフはウエルダンで固すぎた。フィリピンでステーキを注文すると、ウエルダンもミディアムレアもほとんど同じウエルダンなのだが、ローストビーフのウエルダンはちょっといただけない。 メニューについては撮影禁止。パンケーキの写真を撮っただけで、その外の料理のメニューは残念ながら撮影出来なかった。人がせっかくブログで宣伝をしてやろうというのに、気の利かないウエイトレスだ。しかし、パンケーキだけで4ページのメニューとはさすがパンケーキ・ハウスだ。(画面をクリックして拡大して見てください)

パンケーキ・ハウス 2010年2月2日


PARK SQUARE-1はマカティ・コマーシャルセンターの駐車場ビルなのだが、SMマカティ/グロリエッタとパサイロードの間、ドーシットホテルの北西(エドサ通りと反対側)にある。ここには他所ではなかなかお目にかかることの出来ない専門店が並ぶ。コンピューター、スポーツ用品、楽器、オーディオ、電化製品など、ウインドーを見ているだけでもあきない。製品は輸入高級品が多く、良いものが欲しかったら、是非ここを覗いて見て欲しい。 中央の広場の屋台では双眼鏡、ナイフなど有名ブランドの格安コピー商品が並んでいる。私もここで双眼鏡、アーミーナイフ、ドライバーなど、かつてあこがれながらも手が出なかった商品を買い求めた。True Valueという店はいわゆるDIYで色々な家庭での必需品を売っている。  コンピューターショップが圧倒的だが、かなり大きめの店も多い。品数も豊富で、以前、積算の仕事をやっていたとき、いつもここで各種周辺機器を買い求めた。値段的には小さな店の方が安いようだ。   スポーツ用品も本格的なものが揃う。もちろん値段も日本と変わらない。Colemanなどキャンプ用品のなじみのブランド店もある。 フィリピン人の音楽のセンスはなかなかのものがあるが、バンドの楽器も豊富だ。楽器類は、私にはちょっと無用の世界だが、このほかにもゴルフ道具やマリンスポーツ、さらには銃器を売る店までがある。 (なお、2013年現在、パークスクエアは取り壊され、営業は行われていない)

パークスクエアの専門店街 2010年2月2日