Daily Archives: February 1, 2007


フィリピンの賃金は大雑把に言って日本の十分の一だ。しかし、これはエンジニア-や事務員等の給与であり、単純労働や運転手、メードはさらに低くなる。ちなみにメードは月々2000から5000ペソ程度、日本の20分の一から50分の一ぐらいだろうか。もちろん地方の方がマニラ地区よりはるかに安くなる。とりあえず賃金はペソ建てを20倍して日本の賃金と比較してみてほしい。仮に1万ペソの給与であれば、20万円と換算して日本の給与と比較するのだ。フィリピンで1万ペソの給与は大学卒の初任給で、当たらずとも遠からずと思う。 賃金には政府で定めた最低賃金があります。労働者は一日250ペソ+50ペソの生活手当て、家庭内の運転手やメードは対象外だ。また、現在ではメード等についてもSSS(国民年金)への加入が義務付けられている。地方へ行くとこれ以下で働く人がいくらでもいるので、必ずしも守られていないようだ。

フィリピンの賃金相場


フィリピンの物価は一口に言って、日本の約5分の一。もちろんマニラ近辺やスービック、あるいは有名リゾート地区は少々高めになる。それは日本でも同じことなので5分 の一の原則は通用すると思う。但し輸入品あるいは電化製品、コンピューター等は別物だ。日本で売られているものが東南アジアや中国から輸入されてい るものだから、日本とほとんど同じ。自動車はフィリピンで組み立てられているのだが、税金の関係でやはり、日本とほとんど同じ価格だ。工業製品 は地方にいくと若干高くなる。農産物はもちろん地方がずっと安くなる。人件費も地方はマニラ首都圏の半分くらいだ。 一方、1ペソは2円なので(2007年)、ものの値段を比較する際、まず2倍して円にして、さらに5倍して日本の価格と比較してほしい。もっと簡単に言うと、ペソの値段を10倍して日本の価格と比較する。言いかえると、100ペソ札は1000円札、500ペソ札は5千円札、1000ペソ札は1万円の使いでがあるということだ。1万円をペソに換えるとそのとたんに5千ペソ+5万円に化けるという、魔術みたいな話だ。

フィリピンの物価



SRRV保持者は雇用され働く事ができる。もちろん自営業もOKだ。但し、AEP(Alien Employment Permit)をDLOE(労働局)から取得する必要がある。フィリピンでの一般社員の給与の相場はせいぜい2万~5万ペソ、日本人で英語が堪能であれば、その倍の給与はもらえるだろう。フィリピンであれば、この金額で充分家族を養っていける。AEPなしに働くと不法就労になり、逮捕、国外退去となるので注意してほしい。 日系の就職斡旋会社、サガスコンサルティングという就職斡旋会社が活発に活動しています。 E-mail: jph@sagass.com URL: www.sagass.com Tel 02-893-8815, Fax 02-893-3944  

フィリピンで働くために


2008年のリーマンショック以来の世界的金融不安により、フィリピンでも金利が大幅に下がってしまい、利子による生活というものが成り立たなくなっている。PRA認定の銀行にビザ取得のためのドル建て定期預金も0.5~1.5%程度で低迷していいる(2009年10月現在)。 ペソ建てだと多少金利が高いが、為替変動のリスクが高く、長期的には元金が大きく目減りする可能性がある。 比較的、堅実である程度高利回りを期待できるのが、コンドミニアムなどを購入し、賃貸することだ。ただし、日本の駐在員も減少し借り手が減ってきているので、注意して物件を選択する必要がある。  

フィリピンの投資事情



 フィ リピンの郵便システムは、まったく当てにならない。特に荷物は届いたら運が良かったと思ったほうがいいようだ。日本からの雑誌など送ると、数ヵ月後忘 れたころに届いたりする。手紙などは数週間後に届いたり届かなかったり。特にお金を入れたりしたら、間違いなくなくなる。 1. 国内宅配便  フィリピン国内では宅配便、LBCが全国的に普及している。そのほかの宅配便もあるが、荷物、手紙などは宅配便を使えば安心だ。現金書留のサービスもやっている。全国各地のLBCの事務所で受け付けている。 2. 日本ーフィリピン国際宅配便  日本から手紙や小荷物を送るのにはEMS(郵便局の国際航空宅配便)が早い、安心、確実だ。フィリピン側は郵便局が扱うのだが、これだけはなくならないようだ。その他、FEDEX、DHL、OCSなどは書類が翌日に届くサービスを提供している。  多少大きな荷物を日本から送るとなると、国際海上宅配便が、2週間程度かかるが、割安だ。下記の会社が扱っているが、通常のダンボール一個で1万円程度。逆にフィリピンから日本に荷物を送るのは用意ではない。  A&K INTERNATONAL INC. 三階(みしな)さん 携帯.0928-405-0888 その他、テクノハイ、AGENT JAPAN、FOREXなどが扱っている。 3. 引越し  多額の費用がかかるので、下記3社から見積もりを取って比較するのが良いと思う。すべて日本語で対応している。 日通:Tel.729-1002、1006 ジャパンエキスプレス:Tel.852-4467、携帯.0918-904-5356 佐川急便:Tel.776-2627

フィリピンの郵便事情