Monthly Archives: February 2007


フィリピン人の子供好きは、驚嘆に値する。子供が熱をだしたり、バプティスマ(洗礼式)とか、入学式だったりすると、会社などくそくらえだ。それを責めたりすると返って怒られる。したがって、子供は何もしても許される。公共の場で走り回ったり、大声を出して騒いだり、子供だからUnderstand(理解)してやらなければいけないのだ。 フィリピンの子供が家に遊びにくるとぞっとする。うるさい、ちらかす、こわす、その図々しさといったらまさにベビーギャングだ。それを見ている親が何の注意もしないのは一体何なんだろう。しかも、このくそがき供に何かあるごとに幾ばくかの金を与えなければならないというのは、なんとも理解に苦しむところだ。きっとこの国には“しつけ”などという言葉はないのではないか。 しかしながら、この子供時代の甘やかしがあの優しさに満ちたフィリピーノを育てるコツなのだろうか。この子達が将来自分のことを面倒見てくれると思ったら、我慢しなければならないのだ。どんなに頭にきても決して怒鳴らず、じっと笑顔で接しなければならないのだ。子供を叱るとその親たちにまで恨まれるので、友人を無くしてしまう。なにしろ子煩悩にスーパーがつく人達なのだ。 フィリピンに10年いても、まだこの子育ての原理は理解できない。しかし、日本の家庭の様子を見ていると、フィリピンの方がよいのではと思ったりもする。なにしろ、家庭内暴力とか、登校拒否だとか、親殺し、子殺しなどということを聞いたことがない。ファミリーはみんな幸せなのだ。ファミリーのためには何もかも捨てることができるほどなのだ。

雑記帳 フィリピン人の子供


 フィリピンで生活していく上で必須なものは下記の通りだ。とりあえず入手してほしいい。後は必要の都度買い揃えればよいと思う。また、フィリピンではカレンダーの入手が大変困難だ。日本から持ってくると良い。その他、是非持ってきたほうが良いものは、耳かきとハエたたきそれに枕くらいだろう(フィリピンの枕はやわらかすぎて高さが確保できない)。 電源は220ボルトだから、日本の電気製品はそのまま使えない。変圧器(トランスフォーマー)を使用する必要がある。直接つないでパーにしてしまう事もままあるので、日本から電気製品を持ってくることは得策とは言えない。ほとんどの電気製品は当地で手に入るので高い輸送量を払って持ってくる意味はない。 マニラ生活電話帳(日本食料品店等で、600ペソ) 携帯電話(街の携帯ショップで、3000ペソ程度より) 銀行口座(できれば円とドルそれにペソ、最寄りの銀行で) ナビでマニラ(日本食材店等で、無料) それにマニラ首都圏に住んでいるのであれば、日刊マニラ新聞を購読するとよい。フィリピンの情報が満載され、日本の記事も日本と同様のタイミングで掲載されている。地方に居住している方にはWeb版がある

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マニラには世界のありとあらゆる料理を楽しむことができる。各高級ホテルにはムード万点のレストランがそろっているが、フィリピンの住人になったからには安くてうまい店を探して食べ歩くべきだ。 フィリピン料理の中では最高の料理、レチョン(子豚の丸焼き)お祭りや行事には欠かせない      一般のフィリピン人の食事を味わってみたかったらトロトロといわれる、立ったまま食事を取るところが道端に並んでいる。また、おやつにはバロット(アヒルの有精卵のゆで卵)、ハロハロ(フィリピン式カキ氷)、シッチャロンブラクラク(豚の腸のから揚げ)、タホ(豆腐にサゴとシロップを混ぜたもの)、グリーンマンゴ、ゆでピーナッツ、アイスクリーム、キキアム(イカのすり身のあげもの)、ビビンカなどが一般的で、道端でほうばっているのをよく見かける。 タクシーの運転手の食事どころ 安くて豊富な南国果物を味わってほしい 焼きたてがおいしいビビンカは卵、牛乳、小麦粉と溶いたものを炭火で焼いたもの ココナツジュースは天然のスポーツ飲料 朝食代わりにシロップで甘くした豆腐を食する   われわれ日本人が食事を楽しめるところは、マカティのパサイロード、パソンタモ、マカティアベニュー、ジュピター、グリーンベルト、マラテのアドリアティコ近辺にたくさんのレストランが集中している。 アドリアチコ界隈にはマニラの夜を満喫する穴場がたくさんある   パソンタモのマカティ・スクエア近辺には日本レストランが多数ある。ちょっと脇に入ったリトル東京には日本食レストランが5~6軒集中していて、本格的な日本食を提供している。また、グリーンベルトにはハイカラな店が軒を連ねフィリピーノの憩いの場となっている。 リトル東京は日本的雰囲気が漂う […]

フィリピン生活 食べる


通信手段としては今や携帯電話が圧倒的に普及している。通常はプリペイドカードを購入し簡単な手続き(ロード)をすることによりロードした分だけ話すことが出来る。だから、あとで請求書にびっくりする事はない。これはフィリピンの人があまりにも請求書の未払いが多いので考え出された方法だと思う。一般の請求書による携帯もあるが、踏み倒しを防ぐために厳しい審査がある、庶民には高嶺の花だ。フィリピンでこれだけ携帯が普及したのは電話回線が非常に遅れているという事が主な原因で、家庭電話を引くには数年の歳月を要していた。一方、地方の田舎ではいまだに電話回線が来ていない状況なので、携帯が爆発的に普及したのだ。 フィリピンの電話は定額制(但し携帯への電話と長距離電話は別途)でいくら使っても基本料金だけなのでインターネットにはぴったりだ。但し、新規に敷設する電話は従量制になっている。電話回線がないとインターネットが利用できないので、家を買ったり借りたりするときは気をつける必要がある(スマートブロ名度無線のインターネットサービスもあるが、きわめて遅い)。なお、一般の固定電話からは長距離電話の申請をしていないと携帯へ電話をかけられないので注意が必要。 インターネットカフェが地方でも普及している。家にインターネットがひけない場合はインターネットカフェを利用するとよい。一時間20~30ペソ程度。この場合、自分のEメールアドレスを持っている必要があり、YAHOO等に開設しておく。そうすればどこのインターネットカフェでもメールの送受信ができる。もちろんフィリピン国内どこへ行っても利用できる。ただし、日本語は使えないのでローマ字か英語で送る必要がある。日本語の文章はUSB等にセーブして添付ファイルで送れるが、ファイル名は英語にしないとまずいようだ。 YAHOOジャパンにメールアドレスを開設すると日本語でメールのやり取りができるが、コンピューターは日本語環境を設定しておく必要がある。 最近携帯電話会社のSMARTでSMART BROというインターネットサービスを開始した。携帯電話が使えるところならどこでも無線でインターネットサービスが受けられる。写真の器材を購入し、さらにプリペードカードを購入し、自分のパソコンに簡単な設定を行い、スマートの携帯からロードするとすぐに使える。短期間のフィリピン滞在やインターネットサービスが行なわれていない地域では大変重宝だ。遅いのが難点だが、パソコンと器材を持ち歩けば、フィリピン国内どこでも使えるので大変便利だ。また、ホテルの接続サービスに比べれば、時間当たり格安でだ。  

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フィリピンは644制(ただし工学系は645、医師、弁護士は649)で日本の中学にあたるものがない。したがって6歳で小学校入学、12歳で高校入学、16歳で大学へ行き、20歳で卒業する(2012年から新制度となり、664制になった、すなわちハイスクールが6年になり、日本と同じになった。2016年から2年間のシニアハイスクールがはじまり、大学生は2年間新入生がいなくなる)。高校までは教科書は無料で学費もほとんどただ(もちろん私立は有料)。フィリピンは大変教育に熱心で田舎の山のなかでもいたるところに学校がある。大学進学率でも、意外かもしれないが日本より高率だそうだ。 フィリピンにもいたるところに英語やタガログ語を教える学校がある   18歳になると女の子はデブー(デビュー)というパーティを開く。女としてのデビューといったところだ。また法的に結婚できるのも18歳以上。大学2年生で大人になるわけだ。選挙権も18歳から。 大学の学費は半期で2万ペソ程度で日本と比べるとうらやましいくらい安いのだが、ここでは親にとって大変な負担だ。学費を納めるころ(エンロールメント)のころとなると女学生がにわかプロスティチュート(売春婦)になってアルバイトに励むという話しもある。 フィリピンのNO.1大学はUP(University of the Philippines)だ。その他名門私立大学はラサール、アテネオなど。サント・トーマスはフィリピン最古の大学、マプアは工科系の名門、ユニバーシティ・イースト、アダムソン、ウーマンズなどが中堅どころ、バギオ、セブ、ビコール大学等、地方にも有名大学が多数ある。 ちなみにSRRVをもっているとこれら大学で学ぶ事ができる。

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1.ゴルフ マニラ周辺にはゴルフ場が20以上ある。軍隊が保有するゴルフ場以外はすべてメンバー制なので、メンバーに同伴してもらう必要がある。ホテルのアレンジでプレーする事ができる。プレー費は2千円―5千円程度です。地方へ行くとはるかに安くなる。 マニラ南方車で約30分のところにあるTATフィリピナスゴルフクラブは日本人経営のゴルフ場。もともと歴史のある名門コースで30年ほど前に日本人が買い取って再オープンしたも。日本食やお風呂など日本的サービスで日本人に人気のゴルフ場だ。 2.マリンスポーツ マニラから2時間程度でバタンガスにあるアニラオ等のダイビングスポットにいける。さらにバタンガスから船で1時間程度かけてミンドロ島に渡るとプエルトガレラというビーチリゾートへ行ける。いずれもマニラ近郊のダイビングのメッカで、リゾート、ダイビングスクールが多数ある。 3.テレビ ほとんどのケーブルテレビでNHKの海外向け放送を見ることができる。またパラボラアンテナを設置する事により、日本の衛星放送のほとんどを見ることができる。パラボラアンテナの設置には約10万ペソかかかるが、共同で設置する事も出来るようだ。WowWow等、一部の衛星放送の受信は有料となるが、問い合わせは便利屋-ゼネラルサービス社、宍戸さんまで、携帯.0916-258-8846, 0921-716-3076 また、インターネット経由で民放5局がリアルタイムで見られるサービスが開始された。地上波の放送がデジタル化され、インターネット経由で簡単に見ることができるようになっている。 4.映画 フィリピンでは日本より早く外国映画が見れる。シューマート、ロビンソン、グロリエッタ等、ほとんどのモールで見れるが、最近は大分高くなっているようだ。字幕がないので、かなり英語が達者でないと楽しめない。 5.カジノ フィリピンでは公営ギャンブルが許されており、ルーレットやスロット、ブラックジャック等、ラスベガス並みのギャンブルが楽しむ事ができる。PAGCOR という看板の出ているホテル等で開かれている。エドサ通りとロハスボリバード通り交差点のヘリテージホテル、ターミナル3の前のリゾートワールド、モールオブエイシアの近くのCity of […]

フィリピン生活 遊ぶ



フィリピン語は基本的にマニラ首都圏を中心として話されるタガログ語だが、テレビの普及により全国どこでもタガログ語が通用する。しかしながら、フィリピンの公文書、ビジネス文書等はすべて英語だから、その気になれば種々契約書を自ら読んで内容を確認することができる。できれば住居の購入等大事な文書はご自分で理解するか誰か信頼できる人に読んでもらうことが必須だ。 高校卒業程度の教育を受けたフィリピン人はほとんど全て英語を解釈する。大学を出ていれば流暢に英語を話す。学校で使う教科書はほとんど英語で書かれており、映画も字幕無しで子供達がディズニーのアニメを楽しんでいる。フィリピン人の英語は本国アメリカやイギリスよりも上という話もあるくらいだ。ちなみに私が働いていた会社のフィリピン人社員にTOEICの英語検定を受けさせたところ、930点だった。 ただ地方に行くと慣れていないせいか、たとえ大学を出ていても英語を話せない人が多いようだが、こちらの言うことはよくわかっているようだ。セブ、ミンダナオはビサヤ語、ビコールはビコラノ、ルソン北部はイロカノ等フィリピンには数百の方言があるそうだが、タガログ語が全国的に通用するので、チャレンジしてみてほしい。

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1ペソは約2.5円、1ペソは100センタボス。1000、500、200、100、50、20ペソ札、10、5、1ペソコイン及び25、10、5、1センタボスコインが流通しているが、センタボスコインは1円以下となるため、あまり流通価値のあるコインではなく、25センタボスコインが使われている程度だ。下の写真は旧札ですでに新札が出回って、来年から使えなくなる。現状は銀行で新札に変えてもらえるが、来年(2017年)からは使えなくなるので要注意。 新札については下記をクリックしてください。モデルは500ペソ札を除いて同じだが、全体的に若返っている。500ペソ札にはニノイ・アキノ像に加えて妻のコーリーアキノ元大統領が加わっている。 新札Bill 20 50 100 20160414_0001 新札Bill 200 500 1000 20160414_0001 円は街の両替商(Money Changer)のどこでも両替できる。2006年初頭には1万円で5000ペソ程度になったものが、2007年12月現在、3600ペソと30%程度円の価値が下がってしまった。しかし2008年後半、金融危機によるドル安などもあって、5000ペソを回復しているが、昨今の(2015年)の円安で、再び4000ペソ程度にまで下がっている。   銀行、ホテル等は両替率が低いのでお勧めできない。また、一度に大量に両替するのではなく数万円程度、少しづつ両替することをお勧めする。大量に両替すると強盗やすりに遭う危険が増大する。また、大量の円をホテル等においておくと盗まれる危険もあるので、銀行がもっとも安全だ。地方都市でも円の両替はできるが、交換レートが2~3%程度悪くなるようだ。マカティ・グロリエッタやマカティアベニューのブルゴスの近くにあるSanrysという両替屋は交換比率が良いので有名だ。エルミタではマビニ通りのチボリやエドセンが有名。  両替商 […]

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フィリピンの医療レベルは非常に高いといわれている。ほとんどの医者がアメリカへ留学しているせいだろうか。マカティメディカル、アラバンのエイシアンホスピタルあるいはボニファシオのセントルークスで治療すれば安心だ(ただ高いのが玉に傷)。簡単な病気はマカティブエンディアのトリデントタワー(Trident Tower)にある日本人医師のいる日本人クラブクリニックあるいはアラバンの神戸クリニック(フェスティバルモール内)にかかるのがよい。 丸いビルが特徴のマカティメディカルセンター エイシアンホスピタル 日本人クリニックの入っているトリデントタワー マニラ日本人クリニックの入り口 マニラ日本人クリニックの内部 アラバンの神戸クリニック 神戸クリニックの案内   フィリピンの歯医者は最低だ。痛いというとすぐに抜かれてしまう。現地の健康保険は抜歯しかきかないせいかもしれない。しかしマカティ市マガリアネス・ビレッジの小林歯科医は安心だ。技工士の資格も持っているために治療からすべてを一人でやってくれるので、早くて安くて安心だ。なお、小林さんは、TATAIという歯科技工士の学校も経営し、フィリピーノに海外で働くチャンスを提供している。詳細はwww.alpstech.edu.phにアクセス。 小林歯科とTATAIの入り口 小林さんは奥さんそして息子さんも皆歯医者の歯医者一家 病気にかかった場合、日本の健康保険が適用される。いったん立て替えて支払い、所定の請求書と領収書を添えて最寄り市町村役場に申請すればで還付される。その場合、かかった医師からの所定の証明書、領収書等が必要なので忘れずに受け取ること。少額の治療費の場合、自己負担分にも届かず、還付が受けることができないこともあるので、入院、手術、歯科治療などの高額な医療に使うのが得策だ。 フィリピンはあったかいせいか、持病がまったくでないという人が多いようだ。しかし、病気で怖いのはマラリヤ、狂犬病、A型肝炎など。肝炎は水や食器で感染するので、屋台や不潔な店で食事をするのは避けたい。狂犬病は日本では過去の病気だが、フィリピンでは非常に流行しているのでその辺にうろついている犬には充分気をつける必要がある。また、デング熱が常時流行しているので蚊に刺されないよう気をつけだい。 フィリピン人は野菜をほとんど食べない。また、料理も脂っこくてフィリピン食を常食にするのは勧められない。そのせいかフィリピン人の平均寿命は50歳そこそこだそうだ。水も慣れない内はそのまま飲むのは避けた方がいい。ミネラルウォーターを飲んでいれば安心だが、蒸留水を常飲する事は避けたい。ミネラル不足で骨が弱くなったり、歯茎がえぐれたりする。Distilled Waterと表示されているもので、銘柄はAbsolute、Wilkinson等だ。 […]

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タクシー 市内での移動はもっぱらタクシーによる。メーター制であり、初乗り40ペソ、100ペソも払えば大抵のところへ行けるが、雨が降ると捕まえるのは難しいようだ。10~20%程度メーターに上乗せしてやると喜んでもらえる。夜間等はメーターでなく2~3倍の料金を吹っかけてくるけしからんドライバーもいる。その場合は、メーター(メトロ)といって乗る事だ。それがいやなら降りて、別のタクシーに乗る。ただしどうしてもタクシーがつかまらないときはどうしようもないが、200ペソといわれたら150ペソといえばOKするだろう。行き先がわからないときは地図か住所をみせてやる。空港へというと当然のように数倍の料金を吹っかけてくる。マカティから150ペソ程度行けるのに、400ペソ程度払えといってくる。これは空港タクシーが400ペソ程度なので、それに習っているのだろう。これもメーターあるいはメーター+50ペソといえば大丈夫。 最近はこぎれいなタクシーが増えた、カローラが圧倒的に多い バス 少々遠出するときはバスを使う。マニラ郊外でも100ペソも払えば大概のところへ行ける。しかし、乗り場がわかりにくいので地元の人によく聞いておくことだ。 マニラ郊外行きの近距離バス バクラランのバスストップ 電車 エドサ通り(MRT)とタフト通り(LRT)沿いに走っている。行き先が限定されているのであまり便利ではないが試してみるとよいでしょう。渋滞がないだけ気持ちよく移動できるが、朝夕のラッシュは半端ではない。 マニラの下町を縦断する高架鉄道LRT(Light Railway Transit)   MRT(Metropolitan Railway […]

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