Monthly Archives: March 2007


雇用促進のための特別ビザ SVEG(Special Visa for Employment Generation) 1.SVEGとは フィリピンにおける雇用促進のために、フィリピンで10名以上のフィリピーノを雇用している会社において社員の雇用、昇進、解雇等の実行を行なう地位あるいは権限を有している外国人に与えられる非移民ビザ。配偶者と18歳未満の未婚の子供を同伴することができる。   申請が許可されると暫定特別ビザ(Probationary Special Visa)が与えられ、10ヶ月経過後、再度申請することにより、SVEGが与えられる。ただし、このビザは10人の雇用等の申請時の条件が満たされている限り有効なビザで、条件を満たすことが出来ないと更新出来ない。そのため年次報告の義務を有する。   2. 資格 SVEGを有している限り、下記の条件を継続的に満足していること […]

フィリピン暮らし ビザ SVEG


特別投資家居住ビザ(SIRV) (SPECIAL INVESTOR’S RESIDENT VISA) SIRVはBOI(Board of Investment)で発行されるが、条件は75000ドルをフィリピン株式に投資すること(現状ではコンドミニアム等への投資は認められていない)。年齢制限は21歳以上なので、35歳未満でSRRV(退職ビザ)が取れない人に好適だ。また、配偶者と21歳未満の未婚の子供の同伴が可能で人数に制限がない(SRRVは2名まで、3人以上は一人当たり15000ドルの追加定期預金が必要)。 株式投資は、上場会社に投資するのが承認されやすいが、株式の売却はBOIが承認が必要なので、簡単に売り買いができず、塩漬けになる。そのため、ブルーチップと呼ばれる、価格が安定し、高配当を望める会社に投資するのが一般的だ。 ステップが複雑なのでSRRV(退職ビザ)より、かなり時間と経費がかかるが、申請料は返って低めだ。また、SRRVのように年会費(360ドル)がないので、維持費が少なくて済む。 手順は下記の通り。 日本での準備 ①日本からDBP(Development Bank of […]

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特別居住退職者ビザ(SRRV) (SPECIAL RESIDENT RETIREE VISA)  35歳以上の全ての外国人を対象に発行される永住ビザでフィリピン退職庁(PRA、Philippine Retirement Authority)に申請する。資格を満たすために、海外から送金した米ドルで一定金額の定期預金を退職庁が指定した銀行に実行する必要がある。申請準備も含めて約3~4週間で発行される。配偶者と21歳未満の子供を同伴できる。本ビザの保持者は就労ないし就学することがでる。 ①   SRRVクラッシック:住宅への転用可能。同伴家族2名まで追加定期預金不要。 ・50歳以上US 2万ドル、年金受給者はUS 1万ドル(注1)・35歳以上49歳以下 US5万ドル (注)     年金プランの場合、年金受給額は単身者が月々800ドル以上、夫婦は千ドル以上 ②   SRRVスマイル: […]

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移民ビザ2ノンクォータビザ (IMMIGRANT VISA 2  NON QUOTA VISA,13aVisa)  フィリピン人を配偶者としている場合発行されるビザ。フィリピン人配偶者と一緒にフィリピンに入国した場合、空港で1年間有効のバリクバヤンビザが発行されるので、その間に取得する。なお、ビザの発行に先立ち、個人面接が行われますが最短で3ヶ月かかる。ビザ発行後ACR(外国人登録証)を申請する。最初の申請で仮(Probation)のビザが発行され、1年経過後に再度申請して本チャンのビザが発行される。また毎年婚姻の状況を報告する義務がある。   申請書類 申請用紙、2通 パスポート原本 2インチX2インチ写真、4枚 健康診断書、3通 警察証明 […]

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移民ビザ1 クォータビザ  (IMMIGRANT VISA 1  QUOTA VISA)  フィリピンと移民協定を結んでいる国、アメリカ、ドイツ、日本などに対して発行されるビザで各国毎の発行数が50人と限られているために、年末にアクションをとって年初に発行されるようにしないと翌年まで待たなければならない。入管所属の弁護士等に発行枚数が割り当てられているようで、これら弁護士の飯の種になっており、弁護士により手数料が異なる(30万~50万ペソ)。このビザの発行にはグレイな部分が多く、信用できる人に頼むことが肝要。5万ドルの預金証明が必要だが、ビザ取得後、生活費等に使用することができる。ビザ発行に先立ち面接があり、発行に要する期間は最短で1ヶ月程度。 なお、クオータビザはそれぞれ個人に発行されるもので、退職ビザのように一個のビザに対して一人ないし複数の同伴者のビザが発行されるということはない。したがってご家族でクオータビザを取得される場合は、それぞれのメンバーが別個にクオータビザを取得する必要がある。 申請書類 申請用紙 パスポート原本 2インチX2インチ写真 資産内容の証明 警察証明 健康診断書 […]

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9gビザは、いわゆるワークビザで、学校の先生、病院の医師や看護婦、科学者、および、銀行、商業、工業、農業あるいはその他のビジネスにおける専門家等に対して発行される。事前に雇用される会社と話しがついておらねばならず、その会社がアレンジしてくれる。申請に要する期間は2~3ヶ月。 9gビザの申請はまずAEP(外国人雇用許可証)を取得することが前提で、9g発行までの間、PWP(Provisional Work Permit、暫定労働許可)を取得して就労することができる。なお、短期間の就労については、SWP(Special  Work Permit, 特別労働許可)を取得することにより就労できる。9gでフィリピンで就労できるのは3年が限度。   申請書類 会社 雇用される会社からの要請レター 申請用紙 会社定款並びにGeneral Information Sheet DTI Certificate 最新の納税証明書及び会計監査報告書 […]

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 9dビザ(TREATY TRADERS/INVESTORS VISA)  9dビザはフィリピンと自国の間で一定量の取引行う場合、あるいは自分自身あるいは所属する会社がフィリピンに一定の投資を行い、その投資を管理するためにフィリピンに滞在するために発行されるビザ。 本ビザは、投資した会社の管理運営のみの目的のために滞在するものであり、本人とその家族に発行されるが、その会社は実際に存在するものでなくてはならない。有効期間は1年で、更新できる。申請に要する期間は3~6ヶ月。 申請書類 会社 会社 投資した会社からの要請レター 申請用紙 会社定款並びにGeneral Information Sheet DTI Certificate 最新の納税証明書及び会計監査報告書 投資が継続されている旨の証明書 投資を行う会社の過半数の株式が申請者と同じ国籍の者によって所有されているという証明書 […]

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観光ビザ(TOURIST VISA,9aVisa) 日本人は入国に際して30日間の入国ビザが与えれるが、フィリピンに30日以上滞在する予定の場合、日本のフィリピン大使館にて59日間有効のビザを取得することができる。すでにフィリピンに入国している場合は、最寄の入管で入国ビザを29日間延長できる(合計59日間)。通常、ビザ無しでで入国し、必要に応じてフィリピンで延長すればよいので事前に日本で本ビザを取得するケースはまれ。 観光ビザは下記の3つの目的に対し発行されます。 観光目的 2. ビジネス、ただしフィリピンで雇用され収入を得ることはできない 病気療養 申請書類 申請用紙 2. パスポート、予定滞在期間+6ヶ月の有効期間があること 3. 2インチX2インチの写真一枚 4. 航空券のコピー 5. 旅費の保有をを証明するもの 6. 本人が出頭できない場合は申請用紙は公証役場で認証されていること 7. 申請料

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入国ビザ(ENTRY VISA,EO-21Visa)   フィリピン入国にあたって、帰りないし次の訪問国への航空券を所持し、かつ6ヶ月間有効のパスポートを持っていれば、30日間有効のビザが発行されます。ただし、入管の調査でブラックリストに名前が記載されていたり(同姓同名の人が記載されている場合、問題となることが多々あります)、なにか怪しげな風体をしていると入国を拒否される場合があります。特に最近は刺青をしていたり、やくざ風の場合、入国拒否の対象となります。   ビザの延長手続き   フィリピン滞在が30日を越える場合、ビザの延長が必要です。マカティあるいはイントラムロスの近くの入管本庁に出向いて、申請することにより、その場で延長ができます。トラベルエージェント等に依頼すれば本人が出向く必要はありません。申請料は3000ペソ程度ですが、パスポートを忘れずに持参してください。延長は29日間、合計で入国より59日間有効のビザが発行されます。2ヶ月毎に延長することにより最長2年間の滞在が可能です(延長申請料は毎回異なりますが6ヶ月有効のビザも申請可能です)。最長3年間まで延長できます。

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