セブパシフィックの格安運賃の戦略で飛躍的に乗客が増加したレガスピ空港には、従来一日一便だったのが、セブパシフィックが2便、PALが2便、さらに Zest Airなどが飛んでいる。セブパシフィックはバス便と変わらない格安のチケットを発行し、従来バスで移動していた人たちに飛行機で移動する味を覚えせて、後戻りできなくさせてしまったようだ。空港にはセブパシフィックとPAL、両社の飛行機が同時にとまるなど、従来ではありえなかった光景を見ることができる。
チェックインカウンターにはPAL、CEBU PACIFIC、さらにZest Airという新規参入の航空会社のカウンターがあり、閑散としたローカル空港だったものが、最近は周辺に新しいレストランやおみやげ物屋ができて活気が出てきている。
空港前の広場の右奥に、Gallerias De Legaspiという民芸品の店がオープンした。主にアバカ(マニラ麻)で作ったハンドバッグを置いているが、モダンでしゃれたデザインで、値段がせいぜい500円~1000円と格安だ。日本にも輸出しているという。