フィリピン航空専用のNAIAターミナル2 2009年5月14日


 ビコール地方の台風のおかげで、5月の2日、3日のフライトがキャンセルされ、出発を1週間延ばして、8日としたのだが、農場に緊急事態が発生して、再4日に変更して出かける羽目になった。セブパシフィックは満員なので、PALで行くことになった。セブパシフィックの切符はキャンセルすることになるが、格航空券なので、戻りはほとんどない。結局2回分のチケットを買ってしまったが、いたしかたない。そこで久しぶりにフィリピン航空専用のターミナル2 から飛び立つことになった。

 開業間もないターミナル2は左ウイングが国際線、右ウイングが国内線のPAL専用だ。ターミナルビルは真ん中で鋭角に折れているが、アクセスウエイの日よけの屋根は美しいカーブを描いている。 

CIMG7298s-4CIMG8259s-4

 ターミナルビルの待合所及び出発ロビーは明るく清潔だ。大きさも手ごろで迷うこともなく、とても使いやすい空港ターミナルだ。

CIMG8268s-4 CIMG8420s-4

 到着ターミナルの荷物の受け取り上も広々としていて、わかりやすい。ターミナルビルを出ると、クーポンタクシーの乗り場があり、国際線の方に進むと空港メーター・タクシーが待っている。これが最近良く見かける、空港専用のイェロー・タクシーだ。料金は普通のタクシーの倍位するが、清潔でマナーがよいので外国人に評判がいい。

CIMG8435s-4 CIMG8437s-4

ちなみに初乗りは70ペソで500mまで、以降300mごとに4ペソ増して行く。空港からマカティまでは200ペソ程度だ。一方、一般のタクシーは初乗り30ペソ、以降300mごとに2.5ペソ増しだから、概ね半分の値段だ。これらのタクシーはマニラの街でも拾えるが、空港へ戻らなければならないので、空港方面に向い場合のみ載せてくれる。もちろんメーターの料金を取られるが、もともと料金が高いためにチップを強要したり、値段を吹っかけてくることもない。そもそも初乗りが30ペソ(60円)などと驚異的に安いのだから、倍位しても気持ちよく載れるほうが外国人にはありがたい。

CIMG8431s-4 CIMG8443s-4

イエロータクシーのナンバープレートを見ると黄色いタクシーのものとは異なっている。このプレートはレンタカーのものだ。一般のタクシーとは異なった料金体系になっているので、レンタカーという分類になっているのだろう。

CIMG8442s-4CIMG8440s-4

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *