Daily Archives: February 14, 2015


マカティ市中心街(EDSA通り、ブエンジア通り、パサイロード、パソンタモ通りに囲まれたエリア)は、四つの地区に分けることができる。グロリエッタやグリーンベルトなど、国際的な商業施設が立ち並ぶコマーシャルエリア、高級住宅街のウルダネッタビレッジ、事務所とコンドミニアムが立ち並ぶサルセ・ドビレッジとレガス・ピビレッジの四つだ。これらの地域を区分しているのが、マカティアベニュー、パセオデロハス、そしてアヤラアベニューの三本の大通りだ。そして、その中心にアヤラ・トライアングルの緑地公園がある。これらの位置関係が頭に入っていれば、マカティで迷うことはない。 サルセ・ドビレッジのど真ん中にあるのが、最近、KIANがお気に入りのサルセド緑地公園だ。公園の少ないマニラにおいては貴重な存在で、まさに都会のオアシスだ。毎週、火曜と木曜日、公文での数字のお勉強の後、この公園で遊ぶのがKIANの日課となっている。公文に行くのは、お勉強というよりは、ここで遊べるのが楽しくて通っている気配が多分にあるが、一石2鳥、大いに結構なことだ。ちなみにKIANが通う公文は、公園の目の前のツー・サルセドという高級コンドミニアムの2階にある。           公園の周囲は、高層のコンドミニアムが立ち並び、まさに、ビルの谷間のオアシスで、隣の駐車場では、毎週、土曜日、蚤市が開かれ、有機食品などユニークな商品を売っている。サルセド・ビレッジには、モールなどの商業施設が全くないので、この市は周囲の富裕な外国人でにぎわっている。 ここで、遊ぶ子供達は、フィリピン随一の高級コンドミニアム街の住人の子弟だから、ほとんどが外国人で、欧米、韓国、日本、アラブ人などなど、まさに国際色豊かだ。通用する言葉はもちろん英語。KIANはしゃべり始めたころから英語を主体に話すようにしつけられているから、違和感無し、躊躇なく、周囲となじんでいる。ちなみに公文に通う子供達もほとんどが外国人の子弟で、KIANは着々と国際人として育っている。 KIANの付き添いはビアンカの役割だが、子供一人に、ヤヤが付き添い見守っている。こんなことができるのもフィリピンならだろう。ちなみに、母親が付き添っているのは日本人くらいのものだ。 この公園を知ったのは、3年ほど前に、公園の正面にあるワン・サルセドという高級コンドミニアムの改装のお手伝いをした時だ。完成間近いコンドミニアムにKIANを連れて行った時、KIANはこの公園を見つけて、目の色を変えた。KIANが2歳を間近に控えた時で、そのあどけない顔が今でも目に焼きついている。 それが、公文の通い始めて、懐かしい公園に気がついたKIANは、ここで遊ぶといってきかなかった。その時は、公園は工事中で、地面にスポンジ状のゴムを敷き詰め、転んでも怪我をしないようになった。 KIANにとって、ここで遊べる2時間はあっという間に過ぎてしまう。現在、KIANのお気に入りのNO.2で、ちなみに、第一位はKidzooona(キズナ)だ。しかし、そこは、一回400ペソもかかるが、ここなら只なので、私にとっては大いにありがたい。

サルセド・パークはKIANのお気に入り 2015年2月14日


マニラ湾の沿いのロハスブルバード通りを、空港方面(南)に走り、モール・オブ・エイシアを過ぎた辺りの埋立地の開発が急ピッチで進んでいる(行政地区としてはパラニャケ市に属する)。エンターテイメント・シティと称し、カジノを中心としたリゾート施設、経済特区で、最終的には、約一兆ペソの投資が行われるという。空港からのスカイウエイの建設も急ピッチで進められ、モノレールの建設計画もある。いずれ、ラスベガスあるいはマカオに次ぐ一大カジノ地帯が出現し、中国、香港、シンガポールなどのカジノ好きの中国人など、東南アジアの観光客でにぎわうことになるだろう。 その地域に、SOLAIREに次いで第2弾として開業したのが、CITY OF DREAMS MANILAだ。金色に輝く巨大なビルにカジノと三つのホテル、広大な駐車場は、まさに未来都市だ。フィリピンは、政府系のPAGCOR(フィリピン・アミューズメント・アンド・ゲーミング公社)経営のカジノが各地にあり、隠れたカジノ天国でもあった。ちなみに、マニラには、リゾートワールド(ニューポートシティ、パサイ)、ヘリテージホテル(EDSA、パサイ)、マニラ・パビリオン・ホテル(エルミタ、マニラ)、ハイアット・マニラ・ホテル(マラテ、マニラ)などの本格的カジノがある。 マニラ新聞でグランドオープン(2月2日)の記事を見て、早速、見物に行った。マカパガル通りを南に下ると、やがでも金色の外側に色とりどりの柱を配したビルとCITY OF DREAMS の大きな文字が目に入るので、その手前を左に折れると、駐車場への入り口に通じる。まずは、その広大な駐車場にびっくりするが、開業したばかりだというのに、駐車場の一階は、車で一杯だった。 まさに未来都市を髣髴させる奇抜な外観のビル群に圧倒される。 広大な駐車場は、通路もゆったりとして、そのへんのモールの駐車場とは一線を画す。      カジノは一階と2階で、上階はホテルとなっているらしい。そこには無数のスロットマシンやテーブルが配置され、ディーラーが手持ち無沙汰に客を待っている。ちなみに21歳未満は入場禁止だ。カジノの中の全容をムービーで撮ろうとしたら、係りの人があわてて駆け寄ってきて、制止されてしまった。 カジノ場の周辺は、レストランとショッピングモールだが、まだ、工事中のところが多い。先日、ここで撮影されたデカプリオ(右端)の映画の写真がいたるところに飾ってあった。 CIMG9106 […]

CITY OF DREAMSがグランドオープン2015年2月14日