Daily Archives: June 28, 2012


  私の20年以上の友人で建築屋のフィリピン人にKIANが、彼の孫のNathanちゃんの1歳の誕生日に招待された。以前KIANの誕生会を紹介したが、フィリピンでは1歳の誕生日は特別で、友人や親戚を集めた盛大なパーティでに赤ちゃんを紹介し、世の中への第一歩を祝い、そして、この子の将来のサポートをお願いするのだ。そのために、盛りだくさんの料理や出し物で招待客を振る舞う。しかし、当の赤ちゃんは何もわからず、ただ戸惑うばかり、KIANの時も熱を出して具合の悪いKIANにとってはとんでもない迷惑だった。 会場は、マカティでも最高級のコンドミニアム群が立ち並ぶロックウエルのコンドミニアムの1階のファンクションルームで開催された。Nathanの母親(私の友人の娘)は30代でネッスルのバイス・プレジデントに抜擢された名門ラサール大学出身の才女だ。 他人のパーティを乗っ取ってしまうのが得意のKIANは会場に入るなり、舞台に上がって、音楽にあわせて得意のダンスを披露している。パーティではいつも自分が主役と思い込んでいるKIANだ。そんなKIANを観客も大喜びをして、パーティを盛り上げている。 主催者の親戚の女の子に気に入られて談笑するKIAN。 招待客の主役は子供達だから舞台の周りは子供用のテーブルと椅子が用意され、さながら幼稚園のようだ。 会場の外のガーデンの一角にしつらえられた料理は100人前、ケータリングサービスのウエイトレスが料理を盛ってくれる。KIAN(中央)は必死に曲芸を見つめる。 曲芸や腹話術で子供達を楽しませることは誕生会の必須事項で、曲芸には夢中になっていたKIANは腹話術は意味がわからず飽きてしまっていた。 恒例の誕生ケーキに親子でロウソクを吹き消すセロモニー。KIANも遠くから息を吹いて応援している。 会場は風船で飾られ、ポップコーンや綿菓子などの屋台も出ている。 この写真が友人だが、70歳に手が届こうというのに、髪は黒々として、まだまだ現役のバリバリだ。Nathanは終始知らん顔だった。

KIAN、1歳の誕生会に招待される 2012年6月28日