フィリピンはクリスマス・パーティ・シーズンの真っ只中 2009年12月20日


 12月も半ばを過ぎると、街のいたるところでクリスマスパーティが開催されている。職場の会議室、駐車場、レストランなど、予算の関係でありとあらゆるスペースが利用される。フィリピン退職庁(PRA)は台風16号オンドイと17号ペペンで被害を受けた人々を慮ってクリスマスパーティを中止して、慈善運動に切り替えたが、一般の庶民にとってクリスマスパーティがなくてはその年は暮れようがない。

 1217日はPRAの認定マーケッター (退職ビザの代行業者)で組織される組合のパーティ。午後1時から4時と堂々と執務時間内に行われた。韓国や日本をターゲットにしているそれぞれのマーケッターの営業戦略の発表など、一応発表会の形は取っているが、お祭りムード一色だ。さらに今年それぞれのマーケッターが獲得したビザ申請者の数によって順位がつけられ表彰が行なわれた。第1位は中国系、第2位は欧州系、第3位は日系で当社(PASCO) が堂々、この3位に食い込んだ。一方昨年ダントツの1位だった、韓国は第4位以下に甘んじた。

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  日本や韓国の民族衣装を着けて国別の曲を披露した後は、いよいよ待望のゲームに突入。もちろん勝者は景品がもらえる。全員に配られるお土産、PRAからの差し入れのTシャツ、その他各社が提供するゲームの景品と皆、山のようにお土産を持って帰って至極幸せだった。

  下の写真のゲームはコップを口にくわえた箸でリレー式に運ぶゲーム。落としたらアウト、もちろん先にゴールした組が勝者だ。

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  翌18日はいつもお世話になっているBank of Commerceの支店の社内パーティに参加。こちらは午後6時からと節度がある。パーティ開始早々、待ちかねたようにまず食事。腹がくちくなったら、早速カラオケとゲームに突入だ。

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  BOC恒例のこのゲームを詳しく紹介する。複数の男性がナスをまたにはさむ。フィリピンのナスは長ナスなので極めて男性のそれに似ている。男性の数より一人少ない女性が、男性の周囲を音楽に合わせて回る。曲がとまったら、ナスを競争でつかむ。ナスをつかみ損ねた女性は脱落し、男性一人減らして、女性一人になるまで繰り返す。要は椅子取りゲームの応用版だ。しかし、男性の股間に挟まれた長ナスを女性陣が競争でつかむところがなんとも言えず、笑いを誘う。若い男女が集う職場のパーティなどにはうってつけではないだろうか。このようにフィリピンでは少々Hなパーティ・ゲームが数多くある。

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