リトル東京「神楽」の取材の後、翌朝は退職庁、ゼネラル・アグリパイ会長の取材だ。ゼネラル・アグリパイは元国家警察長官の著名人だ。8時からのアポだが、シティバンク・センターへカメラを持ってはいることは撮影許可やらなんやらとが必要なので、7時半にはビルの前に到着した。案の上、ガードに止められ、先行してPRA事務所に行って許可証の段取りをしてもらい、8時近く入門できた。
この日の朝、アグリパイ会長はフィリピンの著名カリスマ美容師、リッキー・レイエスと朝食ミーティングをしており、インタービューに加えて、リッキーとの朝食の模様も取材させてもらった。リッキーはマニラの南のカラタガンに退職者用のリゾートを建設する計画だそうで、その協力を要請するためにアグリパイ会長と面会したとのこと。アグリパイ会長の右隣に座っているのが、私が頼りにしているフィリップ・モレノ部長。PRAのRRSC部の部長で退職ビザの発行や退職者の諸々の手続きを一手に引き受けている。
TV愛知のスタッフは撮影の下打ち合わせに余念がない。アグリパイ会長とは約20分、単独インタビューを行なった。通訳はこの私。アグリパイ会長はTV インタビューとあって、こちらの質問はお構い無しにフィリピンやPRAの宣伝をまくし立てていた。TV愛知の方は編集が大変とこぼしていた。朝食ミーティングの様子も一緒に撮影したが、この方が絵になるようだ。
TV愛知のスタッフもアグリパイ会長やリッキー・レイエスなど著名人に囲まれてご機嫌。ちなみに右にある胸像はフィリピンの英雄、ホセ・リザールだ。
PRAのあとはPASCO事務所の撮影を行なった。不肖私もインタビューの栄光に預かったが、とても自分でTV番組を見る気にはなれないが。
撮影終了後、事務所のとなりのトロトロ・レストランで食事。フィリピン庶民の食事どころだがここは比較的高級で、料理の種類も多くてとてもおいしい。8人で、飲み物付でたらふく食べて、7人全部で1200ペソ足らず。TV愛知の取材陣は値段の方も大満足だった。