12月23日早朝、ちょっと早いクリスマス・年末・年始の休暇をとって、皆でビコールの農場に向かった。8ヶ月ぶりに空港に降り立ったKIANは間近に見る飛行機に興味深々、得意の指差しをする。
従来はPALとCebu Pacificだけだったが、最近はAir PhilipineやZest Airなどの国内便も就航し、選択肢が広がっている。いつも活発なKIANは広々とした飛行場にごきげんだ。
シートベルト着用のサインが消えると同時にママ・ジェーンの許しを得て、機内を歩き回るKIAN。周囲に愛想をふりまいて、誰彼となくアピアー(手の平をあわせるサイン)をして周囲の関心を引いている。
スチュワデスにも遠慮がない。私の隣の二人のお嬢さんは可愛い可愛いの連発で、ちょっと抱かしてあげたら、大騒ぎをして喜んでカメラをパチリ パチリ。フィリピーノの子供好きは格別だ。
レガスピ空港に到着すると絶景のマヨンがそびえていた。件のお嬢さんはマヨンをそっちのけにしてKIANの写真を撮るのに夢中だった。
8ヶ月前、1歳の時にやってきた時のことを果たして憶えているのだろうか。神妙な顔つきで必死に記憶の糸をたどっているように見える。
我々はセブパシフィックで到着したのだが、すぐ後にZest Airの飛行機が到着した。最近は2機が同時に空港に駐機している。午後もセブパシフィックとPALが同時に来る。レガスピ空港も忙しくなったものだ。ちなみに空港に到着したらリニョン・ヒルという展望台に上ってみることだ。そこから乗ってきた飛行機が飛び立つところを上から見ることができる。