住居情報


8月21日(木)はニノイアキノデイ、23日(土)、24日(日)、そして25日(月)は英雄の日と、4月のホリーウイーク以来の大型連休となった。さらに、スービックで開業準備中のSUN PLAZA コンドテルから無料宿泊の誘いがあり、チャンスとばかりに4歳になったKIAN、そして、彼のつきそいに、彼の家族を誘って、スービック旅行を決行することなった。KIANもやっと遊園地や海に連れて行く年頃になって、チャンスをうかがっていたのだ。 KIANのお父さんカーネルの都合で、日曜(24日)出発、月曜(25日)帰還の強行スケジュールとなったが、私は、土曜(23日)に友人とともに先行してアンヘレス入りして、翌日スービックで皆と合流した。アンヘレスについては、すでに語りつくしているので、今回は割愛するが、前にもまして、活気にあふれていた。 以前、何度か紹介したポコ・ア・ポコ・コンドテルの和食レストラン・トマトで腹ごしらえをして、コンドテルに向かったが、それは予想外の大型5階建てコンドルテルだった。ちなみにコンドテル(ないし、サービスアパートメント)とはコンドミニアムとホテルの両方の機能を有する施設で、一日の宿泊から、月単位、あるいは年単位の賃貸ができ、場合によっては購入することもできる。サン・プラザは日本人投資家から資金を集めて建設され、いよいよ開業にこぎつけたものだ。場所は、スービック商業地区のホテル街に位置し、レストランが並ぶ海岸にも近く、また最新鋭の病院も至近距離にあって、絶好のロケーションだ。 出来立てのサンプラザは、レストランなどのアニメティは未完成だが、スービックでは珍しい5階建ての高層(?)で、周囲を圧倒する威容を呈している。 玄関やロビーもゆったりしていて、立派。何を勘違いしたのか、KIANは、自分の新しい住処と思い込んで、得意気に他人に話をしていたそうだ。そういえば、家族が一緒なのはタバコの農場やレガスピの実家で、KIANはそれらは皆自分の家と思っている。たしかにそれは一理あるのだが。 ジムやマッサージパーラー、そしてサウナなども完備していて、まさにリゾートホテルの仕様だ。 部屋は144m2の3ベッドルーム。トイレが3つもあって、後で知ったのだが、このコンドテルの最高級のユニットだった。ベッドはキングサイズが二つにツイン、われわれ5人には広すぎるくらいだ。そしてベランダも広々としていて家族団らんのバーベキューなどにはもってこいだ。カーネルとジェーンは皆が寝静まった後、学生気分になって、ワインボトル一本をあけてしまったそうだ。まだ、ちょっと飾り気がないが、リビング・ダイニングも広大だ。 ベランダからの眺めも絶景だ。ここ一体は皆、ホテルだが、灯台を模したホテルや、戸建て住宅風のものや、まるで高級住宅街の雰囲気だ。 スービック港をゆっくり走る遊覧船、ベランダの手すりは色つきのガラス製で、子供が外を見るためによじ登って落下事故にあうようなことのないように配慮されている。 そして圧巻は、ベランダから眺める夜景だ。イルミネーションを施したホテル群は、まるでデズニーの映画を見ているような雰囲気だ。そして、海岸にでると、そこは遊歩道になっていて、ホテルのプールやレストランが並んでいる。ライトアップされた遊歩道もまるで、デズニーの映画の世界に迷い込んだようだ。フィリピンの外国、スービックの面目躍如といったところだが、メインゲートの近くにできた近代的モール、ハーバー・ポイント・モールもいいが、私はここのほうがスービックらしくて、何枚も上だと思う。 ちなみに、料金は40m2のスタジオタイプのユニットで4200ペソ/泊から、われわれが泊まった最高級の3ベッドルームユニットが13000ペソ/泊、2週間以上の連泊で20%引き、1年契約ならスタジオで、27000ペソ/月からだそうだ。決して、安いとはいえないが、それなりの価値はあると思う。なお、詳細は下記にコンタクトしてほしい。 小田昇平 shoheioda3333@yahoo.co.jp

KIAN、初めてのスービックの旅(その1. Sun Plaza) 2014年8月30日


NTTホテルといえば、一時パスコがユニットオーナー(退職者)の依頼で退職者がビザ申請の間利用するゲストハウスとして利便を図っていたところだ。パソンタモ通り、マカティ・スクエア(リトル東京のあるエリア)から至近距離で日本人が住むには大変便利で、また、パソンタモ通りから、一歩奥まったところにあるから、返って車の騒音も少なくて暮らしやすい。 最近はマネージメントが変わって、エレベーターにはIDカードを差し込まないと作動しないなど、セキュリティがしっかりして、以前と比べて住みやすいコンドミニアム/ホテルに生まれ変わった。その分宿泊料も大分高くなったが、そのNTTにスツジオタイプ(ワンルーム)のオーナーとしてお住まいの方が、勤める会社の事務所の引越しに伴ってユニットを売却をしたいと希望している。2014年4月10日、本ユニットは売却先が決定しました。 NTTホテルの入り口は道路冠水に備えて大分高くなっている 入り口を入るとすぐ左にレストラン、正面右にはレセプションがある、その奥がエレベーターだ ユニットは今時のスツジオとしては大型の32m2で、左をキッチンと居間、右側をベッドと執務スペースとしてうまくレイアウトしている。ベランダもあって、洗濯物も干せるし、窓には網戸が備えられ、蚊などに悩まされる心配も皆無とのこと。オーナーは数年の歳月を費やして、住みやすい快適な住宅に仕上げたと自負されており、是非日本人の退職者、特にお子様連れの奥さん等に買ってもらって大切に使ってほしいと期待している。 左側の居間の部分はベッドとしても利用できる。右側のベッドスペースには大型のダブルベッドが置いてある。入り口からはベッドが見えないように仕切りが設置してある。  居間から台所をトイレの方向。ベッドの脇は執務机が設置されている オーナーは自ら料理することはめったにないそうだが、一通りの調理器具はそろっている。また、お湯は、シャワー、洗面台、台所の3箇所で使える。風呂桶はないが、シャワーはトイレとはスライド・ドアーで仕切られていて、日本人の好みにあっている。                               窓からはマニラ、パサイ方面が望め、モールオブエイシアの花火はすばらしいとのこと。ということは西向きなので、天気の良い日の午後はカーテンをしめて日差しを防ぐ必要があるだろう。その他、パソンタモは雨季には道路が冠水することで有名だが、現在、下水道工事をしているので、完成したら、改善されるだろうと期待されるとのこと。 […]

中古コンドミニアムユニット(NTTホテル)の売却物件の紹介 2014年3月8日



SRRVクラシック・プログラムで退職ビザを取得し、いざ、その預託金を使用してコンドミニアムを購入して、預託金を引き出す段になって、コンドミニアムの開発業者がPRAの要求する書類を用意できないで、預託金の引き出しができないという事態が発生している。         完成間近のSMDC開発のJAZZ、マカティのサルセドビレッジの間近の好立地に開発された巨大プロジェクトだ PRAは退職者の保護のために下記の条件を開発業者に課しているが、この条件を開発業者がクリアーできないのだ。参考ブログ「コンドミニアムの所有期限が50年?2013年11月11日」参照。  ①売り手の名義で個々のコンドミニアムユニットのタイトル(CCT)が存在すること   ②180日以内にタイトル(CCT)を買い手名義に変更するとともに、PRAの許可なしに勝手に売買できないという趣旨の裏書をすること PRAは購入対象のコンドミニアムは価格が5万ドル以上、かつ居住可能であることという条件を課している。この居住可能ということは物理的にコンドミニアムが完成しているとともにタイトル(CCT)が売り手の名義で存在しているということである。 新規開発のコンドミニアムは、それが完成してからCCT発行の手続きが開始される。したがって、コンドミニアムを見に行って、例えそれが出来上がっていても、PRAの定義する居住可能だとみなすことはできない。さらにPRAはユニットのタイトルを180日以内に退職者名義に書き換えるという覚書(Undertaking)の提出を求めているが、種々の事情により、開発業者は、それに対応することができない場合がある。 一方、未完成のコンドミニアム(Pre-Selling)を購入する場合、タイトル(CCT)が存在していなくても、そのプロジェクトがPRAに認定(Accredit)されている場合に限って購入することができる。PRAは、開発業者から履行保証書(Performance Bond)などの提出を求め、退職者が安全に購入することを確認したうえで認定している。 したがって、退職者が、預託金を使用してコンドミニアムを購入する場合、事前にPRAに相談して、この物件を購入可能かどうか(タイトルの存在しているか、あるいは認定されているかどうかなど)確認してから購入を決定する必要がある。開発業者あるいはエージェントはタイトルの不在やその他の不利な条件を明らかにせず、売らんかなの姿勢でせまる。契約後、いざPRAに書類を提出する段になって、開発業者は、いつまでたっても書類をそろえず、いたずらに時間を浪費することになる。挙句の果てには支払い済みの予約金や契約金の一部が宙に浮いてしまうことになることさえある。 コンドミニアムはいまだ建設中だが、一階にはすでにSMのハイパーマーケットなどが開業していた 「事例1」 退職者のAさんはマカティの一等地に建設された財閥系の開発業者から約600万ペソで60平米のユニットを購入することにした。ユニットは完成しており、いわゆる居住可能なユニットだ(と思った)。支払い条件は100万ペソを6回、最後の2回分の支払いにPRA預託金(5万ドル)を使用するつもりだった。予約金は即刻支払った。 エージェントには当初からPRA預託金利用の旨を伝え、PRAの要求する書類を用意するよう指示した。しかし、エージェントからは何のコメントもなかったが、書類の提出は一向に進まなかった。そうこうしているうちに2ヶ月が経過し、2回分の支払いを行った。 […]

SRRV預託金を使ったコンド購入の事例 2014年3月1日


 ある退職者の方が、「友人に、コンドミニアムの所有権が50年のところがあるから気をつけろ、とアドバイスされた」そうで、その真偽を私に問い合わせてきた。「デベロッパーが自社所有地に建設した場合は問題ないが、そうでない場合は、コンドミニアムの所有権の期限は50年だ」というのだ。  ご承知の通り、外国人が土地を持つことは、憲法で禁止されており、土地付戸建の住宅は外国人は保有することはできない。しかし、コンドミニアムの場合は、それぞれのユニットが個別に登記され(CCT、Condominium Certificate of Title、あるいは単にタイトル)、外国人でも、総ユニット数の40%まで保有できる(コンドミニアム法)。その場合、各々のユニットは土地を区分保有していることになり、このCCTが発行されている限り、50年という保有期限はない。   空港のターミナル3に向かう スカイウエイからのマカティの眺望  一方、バギオのキャンプジョンヘイあるいはスーービックなどの経済特別区で販売されているコンドミニアムは、開発から50年の期限付き所有権(Lease Hold Right)となる。これは、これらの経済特区では土地はすべて政府からの借地となっているために、コンドミニアムといえども、永久に保有できるわけではなくて、基本的に期限がきたら国へ返還しなければならない。    同様に、もしデベロッパーが50年の借地を行って、コンドミニアムを開発して販売した場合、その所有権は借地契約の終了とともに土地のオーナーに帰属することになる。その場合、その住宅をコンドミニアムとして登記することはできず、個別のユニットのタイトル、すなわちCCTは発行されない。従って、コンドミニアムを購入する場合、ユニット毎のCCTの存在がキーになるが、そのタイトルはコンドミニアム全体のタイトル(マザータイトル)では意味がないので要注意だ。ちなみに、土地のリース契約(借地権)は法的に50年が限度で、通常25年契約で、25年の延長を可とする。 同じくボニファイシオ・グローバル・シティの眺望  ちなみにフィリピンでは建物のタイトルというものはなくて、 […]

コンドミニアムの所有期限が50年?2013年11月11日



フィリピンの、あるいはマニラのコンドミニアムブームはとどまるところを知らぬ勢いで、次々と大型プロジェクトが完工し、入居ないし入居間近となっている。3年近く前に報告したときには、まだ姿を見せていなかったコンドミニアムも、あらかた完成して形を見せ始めている。  今回は、従来のマカティの市街地を囲む、ブエンデ通りの北側、マルガイ通り、あるいはジュピター通りに沿って完工ないし建設中のプロジェクトに着目した。 早朝、ジェットスターの機内からマカティを望む。こんな機会は10年に一度あるかないかだ。手前は超高級住宅街のダスマリニャスビリッジだが、一戸の家の敷地の広さが(1000~2000m2程度)想像できるだろう(写真をクリックして拡大して見てください)     マカティの市街地は北はブエンジア通り、南がパサイロード、東がエドサ通り、西がパソンタモ通りに囲まれた扇型のエリアで、アラヤ・トライアングルを中心にグロリエッタ・グリーンベルトがあるコマーシャル・エリア、サルセドとレガスピのコンドミニアム/オフィスビル街、それにウルダネッタ・ビレッジ(超高級住宅街)の4つのエリアに別れる。この4つのエリアを区分しているのが、アヤラ・アベニュー、マカティ・アベニュー、そしてパセオ・デ・ロハスの3本の道路で、これら7本の道を押さえておけば、マカティの地理は把握できる。 ブエンジア、パソンタモ、パサイ通りはいずれも旧称で、現在はそれぞれヒルプヤット、チノロセス、アラナイツが正式な名称  そして、さらにその周辺は、北にベル・エアー、東にダスマリニャスやフォルベスパーク、そして南はサン・ロレンソーなどのビレッジ(超高級住宅街)が取り囲んでいる。唯一、マニラの街並みに接しているのが、パソンタモ通りの西と、ブエンジア通りの北西だけだが、特に、ブエンジア通りの北を走るマルガイ通り沿い、サン・アントニオ・ビレッジには工場などが多く、まとまった敷地がある。この地上げの必要ない大きな敷地が大型コンドミニアム開発の舞台となっており、まさに従来の扇型のマカティが北へ膨張しつつあるのだ。 マカティの東に開発されたボニファシオ・グローバル・シティ(ボニファシオ国軍基地の跡地)。これだけの街が、ここ10年で出来上がってしまったいうことは信じがたいところだ。写真上方に見えるのがマカティ市だ  メトロ・マニラの主だった市街地はマカティ以外には、ボニファシオ・グローバル・シティとオルティガスがある。それぞれ超高層ビルが立ち並ぶ国際都市で、マニラの旧市街地と比べると別世界の趣がある。さらに、今後はアラバンのフィルインベスト・コーポレート・シティ、パサイ市からパラニャケにかけてモールオブエイシア周辺のショッピング・リゾート地帯などが発展していくものと期待される。 ちょっと北に進むと第2位の都市、オルテガスがあるが、この街の高層ビルの密度はマカティを上回る。右上方に見えるのはワクワクゴルフコースで36ホールあるが、高層ビルとゴルフ場の対比がおもしろい。   マルーガイ通りをサウス・スーパー・ハイウエイを基点に西から東に歩くと、まず目に付くのが、大手デベロッパーの老舗、Fill Investが手がけるLINEAR(リニアー)で、信じがたいスピードで立ち上がった。ちなみにFill Investといえば、アラバンにFill Invest Corporate Cityと自分の会社の名前を冠した街を作り出した会社だ。その隣にあるのがAVIDA […]

コンドミニアム開発の現況 2013年10月23日


アラバンのOHANAコンドミニアムが最近、エージェントを伴わないビジターの入場を禁止されて、アラバン近辺ないし郊外のコンドミニアムの案内物件に事欠いていた。そんな話を、いつも学校の案内に協力してもらっている方に話をしたら、スカイウエイのスーカット出口の近くにOHANAと同じDMCIホームズのプロジェクトがあると教えてくれた。そこで今回早速訪問することにした。   アラバンないしスーカットの出口から高速道路に沿って走っているサービスロード(ラグナ湖側)を行けば、アラバンとスーカットの中間、スカイウエイの料金所の真横にあr、DMCI独特の作りで、かなり大規模なプロジェクトなので、すぐにわかる。 作りはOHANAと同じで、中央に大型のプールを配し、リゾート風の雰囲気をかもし出している。すでに5棟ほど完成し、残りの2~3棟が建設中だった。基本的にはすべて40~50m2程度の2LDKで、2ユニットをあわせた大型タイプもある。 最近の高層化の流れに逆らってDOCIのプロジェクトは、地下1階が駐車場で、5階建て、周辺もゆったりしていて、落ち着く作りだ。 ビルの中央部は吹き抜けの広場があって、ユニットの両面に窓があるDMCI独特の作りだ。最近の高層コンドミニアムはユニットの一面しか外に面していないが、大分趣が違う。 このユニットは280万ペソ。58m2となっているが、ベランダと廊下を含んでいるので、ネットは42m2だ。最近のSMDCのプロジェクトは50m2で700万ペソ、25m2で350万ペソもするから、半分程度の価格だ。たしかにSMDCの物件はすべてSMデパートの至近距離に建設して、利便さを押しているが、ちょっと常識はずれの価格という気がする。 このユニットを買うにしても、内装と家具、それに登記移転等に50万ペソ、駐車場は別途で50万ペソ、合計100万ペソほどかかるので、全体の投資は400万ペソ程度のなってしまう。  このユニットは後ろ向きなのでとなりのコンドミニアムに面し、遠くにはラグナ湖が望める。  次に反対側のユニットを見たが、ここは内装が施されて、しかも内側のプールを望めるとあって、なかなかの優れものだった。価格は内装を別にして330万ペソ、ネットは49.5m2だ。  さすがにプロが設計した内装のできはすばらしい。実用性は別にして、見るものをその気にさせる。今回はご夫婦とお子さん一人なので、十分な住居だ。価格は330万ペソだが、内装、家具、諸経費、駐車場まで入れると450万ペソ、1千万円くらいは用意しておかなければならないだろう。  DMCIの物件の売りは、リゾートをイメージさせる大きなプールを囲む庭園だ。必要以上の広大なプールを配置しているが、これは実用性というよりイメージの向上だろう。ただプールの維持費がかなりかかるのではないだろうか、管理費がかさむのではないかと心配になる。  クラブハウスは日本の神社をイメージしたものだそうだが、何か中途半端な違和感を覚える。  敷地の端には新棟を建設中だが、これは10階建ての中層ビルになるそうだ。しかし、あと1~2年は建設工事が続くの喧騒と埃に悩まされることだろう。この物件も、完成時には、すばらしいものになると思うが、問題はアクセスだ。近くにSMのハイパーマートはあるものの、モール、病院、学校などは近くには見当たらない。だから車は必須だろう。また、スカイウエイに隣接しているというのもマイナス要因だ。しかし、値段的に相場(10万~15万ペソ/m2)の半分程度で、この環境も含めて買えるというのは魅力だ。

DMCIのラプソディ・コンド(スーカット)の紹介 2013年9月29日



 昨年、PRAを訪問した際、クリスチャン・ハス(Christian Huss)というフランス人を紹介された。 彼は、日本在住、30年以上で、日本語がペラペラで奥さんも日本人だ。ラウニオンに住んでいるが、彼の友人が開発した海岸沿いの宅地の購入者を探している。隣人としては日本人が望ましいので、是非、私に紹介してほしいという。私としては場所も見ないで人に勧めることはできないので、いつかバギオに行く機会があったら、訪問しますと約束した。ちなみにラウニオンはバギオの東、車で1時間くらいのところで、サーフィンのメッカとして有名なところだ。  浅田さんの招待でバギオに行くことになり、やっと訪問する機会ができた。バギオからの帰り道、浅田さんを伴ってフスさんを訪問した。浅田さんも不動産業を営んでいるので、もしかしたら興味を示すかもしれないので、一石二鳥だ。 ハスさんと国道沿いのレストランで落ち合って、まずハスさんの家を訪問した。少々手入れが行き届いていない気もする、大きめの家を海岸に作って一人で住んでいた。連れの女性については聞きもしないのに、メイドでガールフレンドではないと断っていた。また、彼はアルジェリアにもしばらく滞在していたそうで、当時盛んに放送されていた日揮アルジェリア事件の話にも花が咲いた。彼は横浜の日揮本社にも鉄鋼会社の通訳として行ったことがあるそうだ。 海岸は、残念ながら岩場で、砂がほとんどない。かつては砂浜だったそうだが、潮流の関係で砂が消えてしまったらしい。しかし、ここが砂浜だったら、不特定多数の人々が海岸に来てセキュリティ上問題かもしれない。 件の宅地は、サンクチュアリー・コーブと呼んで、宅地としては、4500m2、造成、電気、水道など完成している。詳細は下記のHPを参照してほしい。http://sail-sagami.100webspace.net/sf/index.html 入り口にはガードハウスも設置され、良く維持されているが、残念ながら買い手はまだ付いていない。  一区画400m2程度の宅地が10区画、もちろん海岸沿いが一等地だろう。価格についてはオーナーは平米9500ペソで売り出したそうだが、ハスさんの意見では、高すぎるといい、交渉次第で大幅なディカウントが期待できそうだ。特に、全区画を買い取って、ここに住宅を建設して分譲するなどという場合は、半値ということも期待できるかもしれない。 海岸線には護岸とフェンスが設置され、入り口は一か所で施錠できる。だから、外からは人は入れず、セキュリティは万全だ。 海岸線を眺め、何やら語り合う浅田さんとハスさん。詳細は直接ハスさんにコンタクトしてほしいが、コンタクト方法はHPに記載されている。

ラウニオンの土地情報 2013年3月29日


 のぶ子さんを案内してレガスピ市の至近距離の土地を見に行った。写真は1月に息子たちと訪問したものだが、東にレガスピ市を一望し、北にマヨン火山の雄姿を望む眺望にのぶ子さんは感嘆していた。 土地は斜面なので、造成をしなければならないが、すぐ隣には、地元の有力開発会社(MISIBISIリゾートの開発者)が開発したHILANDがほぼ造成を終え、高級リゾート地として、近い将来、注目を浴びるに違いない。 この土地のバックに地盤が表れているが、砂岩なので非常に安定していて、地滑りの心配はない。また、マヨン火山とも十分に離れていて噴火の影響も心配なさそうだ。 土地の広さは約6000平米、価格は10ミリオンペソ(2500万円)とかなりのものだが、住宅地と分類されているの、リーゾナブルな価格といえ、将来的には大変有望な物件だそうだ。しかも、夜間の景色はまさに100万ドルの夜景だそうだ。 すぐ隣に建設中のハイランドの宅地分譲  興味のある方は当方に連絡してほしい。ちなみに外国人は土地は買えないが、会社名義で買うか、長期借地という手がある。

レガスピの土地情報 2013年3月29日



 最近は郊外にも多くのコンドミニアムが開発されているが、マカティの南方、SMスーカットの至近距離で、スツジオタイプのワンルームマンションを、故あって、売却したい日本人がいる。アヤラの系列のアビダ・タワー、二十数平米の小型だが、120万ペソ程度と格安だ。築2~3年で、まだまだ新しい。一人住まいにはもってこいだ。SMまでは歩いて行けるので、買い物や食事には事欠かない。(注:本物件は、その後、売却を中止して、ご本人が住まわれています。) まだ一部建設中だが、プールなども設置され、設備は整っている。コンドミニアムの中心にある事務棟がしゃれている。 SMは道路を渡った反対側に広大なスペースを誇る。。 窓からはマニラ湾が望める 室内はこじんまりとしたレイアウトで使いやすそうだ。        興味のある方は、E-メールで連絡してほしい。kazutamishiga@yahoo.co.jp

アビダタワー(スーカット)の物件紹介 2013年3月28日


 福岡で不動産業を営む浅田さんの招待で、バギオのガーデン・ビラ・ホテルを訪問した。場所はバギオの中心地からちょっと外れる、グリーン・バレーにあり、ゆるい斜面の住宅街に位置する瀟洒なコンドテルだ。詳細は下記のHPを参照されたいが、もしリンクができなかったら、「年金、移住、バギオ」で検索すると、一番に現れる。http://アクセスリサーチ.com/baguio/move.php ここはホテルとしても運営されているために、事前に予約を入れれば、受付で告げれば、利用できる。日本からの体験ステイも受け付けているが、滞在だけだったら、一泊2000ペソ、一週間の滞在で、一泊1500ペソ、月単位なら一泊1000ペソと格安だ。 新築のコンドテルなので、清潔感が漂う。また、急斜面の多いバギオにしては、周囲はゆるやかな傾斜地で安心感がある。レストランも整っており、永住のための準備やバギオ体験ステイなど短中期の滞在に最適だ。 ユニットのベランダでくつろぐ浅田さん。 ユニットにはベランダがあり、バギオ特有の雄大な景色を満喫できる。この日は雲が山々を覆い始め、幻想的な景色が広がっていた。 ユニットは50㎡程度のワンベッドルームで、キッチン、ダイニング、リビングが使いやすくレイアウトされている。キッチンには、すぐに生活できるように食器類も完備されている。ダイニングもこじんまりとして使いやすい。 リビングはベランダに面しており、明るい。寝室はツインベッド。ベッドルームからも眺望が楽しめる。寝室には鏡台も準備され女性に重宝だ。 トイレも清潔だ。バスタブもあり、日本人仕様にできている。   この付近はゆるやかな斜面で瀟洒なコンドミニアムが立ち並ぶ。ちょっと奥にはCLUBというホテルがあり、そこには日本人経営の英語学校が営業している(別途ブログで紹介の予定)。

バギオのゲストハウスの紹介 2013年3月27日