昨年、PRAを訪問した際、クリスチャン・ハス(Christian Huss)というフランス人を紹介された。 彼は、日本在住、30年以上で、日本語がペラペラで奥さんも日本人だ。ラウニオンに住んでいるが、彼の友人が開発した海岸沿いの宅地の購入者を探している。隣人としては日本人が望ましいので、是非、私に紹介してほしいという。私としては場所も見ないで人に勧めることはできないので、いつかバギオに行く機会があったら、訪問しますと約束した。ちなみにラウニオンはバギオの東、車で1時間くらいのところで、サーフィンのメッカとして有名なところだ。 浅田さんの招待でバギオに行くことになり、やっと訪問する機会ができた。バギオからの帰り道、浅田さんを伴ってフスさんを訪問した。浅田さんも不動産業を営んでいるので、もしかしたら興味を示すかもしれないので、一石二鳥だ。 ハスさんと国道沿いのレストランで落ち合って、まずハスさんの家を訪問した。少々手入れが行き届いていない気もする、大きめの家を海岸に作って一人で住んでいた。連れの女性については聞きもしないのに、メイドでガールフレンドではないと断っていた。また、彼はアルジェリアにもしばらく滞在していたそうで、当時盛んに放送されていた日揮アルジェリア事件の話にも花が咲いた。彼は横浜の日揮本社にも鉄鋼会社の通訳として行ったことがあるそうだ。 海岸は、残念ながら岩場で、砂がほとんどない。かつては砂浜だったそうだが、潮流の関係で砂が消えてしまったらしい。しかし、ここが砂浜だったら、不特定多数の人々が海岸に来てセキュリティ上問題かもしれない。 件の宅地は、サンクチュアリー・コーブと呼んで、宅地としては、4500m2、造成、電気、水道など完成している。詳細は下記のHPを参照してほしい。http://sail-sagami.100webspace.net/sf/index.html 入り口にはガードハウスも設置され、良く維持されているが、残念ながら買い手はまだ付いていない。 一区画400m2程度の宅地が10区画、もちろん海岸沿いが一等地だろう。価格についてはオーナーは平米9500ペソで売り出したそうだが、ハスさんの意見では、高すぎるといい、交渉次第で大幅なディカウントが期待できそうだ。特に、全区画を買い取って、ここに住宅を建設して分譲するなどという場合は、半値ということも期待できるかもしれない。 海岸線には護岸とフェンスが設置され、入り口は一か所で施錠できる。だから、外からは人は入れず、セキュリティは万全だ。 海岸線を眺め、何やら語り合う浅田さんとハスさん。詳細は直接ハスさんにコンタクトしてほしいが、コンタクト方法はHPに記載されている。