Monthly Archives: September 2012


2ヶ月ぶりの農場訪問だが、KIANはしっかり覚えていて、つかの間の農場生活を満喫した。 義理の弟分、アンヘロと再会したKIANは不思議な面持ちだ。どうしてもマヨン火山をバックに写真を取らしてくれないKIANを抱っこしたままとった一枚。 アンヘロを無視しておどけるKIAN。ベビーベッドのオルゴールを懐かしそうに眺める。 最近はウンチを覚えてトイレで用を足す。鳥小屋をゆすって鳥をおどろかすKIAN。         トライシクルに乗ってママとお出かけだ。 歯磨きが苦手なKIAN。泣き叫ぶKAINを押さえつけて歯ブラシをする。もっとやり方があるだろうと、私は決して手助けをしない。 BiankaやYanaの通学につきそうKIAN。農場の道路を走る。マヨンを背景に堂々と道を行くKIAN。 デバインとビアンカに手を引かれてビアンカの通うサンアントニオスクールに向かう。デバインもビアンカも農場育ちだ。 街で食事をしての帰り、ダシン(マムジェーンのお兄さん)のトライシクルには大人子供総勢11人が乗り込んでお帰りだ。KIANがとった一枚。KIAN初の傑作写真だ。 翌日再び学校へ行く。この日は「先生の日」だそうで軍服姿の生徒が先生を迎えていた。残念ながらKIANは中には入れてもらえなかった。 お猿さんには興味を示すが近くに寄ると怖がるKIAN。猿はどういうわけか子供と女を威嚇する。マヨン火山をバックにママにチューをするKIAN。 どんなに機嫌が悪くても水遊びをさせると夢中になって時を忘れるKIAN。今日はお別れ、ママジェーンの実家でKIANをおろして空港に向かった。その後KIANは私を探して泣き続けたそうだ。 翌日、空港にKIANを迎えに行ったが、私を見つけてうれしそうに微笑むKIAN。私は彼からフィリピーノの本物の愛情というものを学んだ気がする。

KIANの学校訪問 2012年9月10日


   ゼスト・エアーという格安の航空会社がマニラとレガスピ間に就航したのは聞いていたが、今回、所要でタバコ市を訪問する折、初めて利用する機会があった。  ゼスト・エアーはターミナル4(従来ドメスティック・ターミナルと呼ばれていたもの)に発着するが、そこにはずらりとゼスト・エアーの飛行機が並んでいた。マニラーレガスピ間が往復で2767ペソと、大手格安空港のセブパシフィックが4000ペソ以上するのと比べて、かなり安い。  マム・ジェーンも一緒に行ったのだが、彼女はゼスト・エアーには絶対に乗らないと言い張って、翌日、セブパシフィックでタバコへ向かった。彼女いわく、ゼスト・エアーは他の航空会社の使い古した超中古機を買って運行しているので、いつ墜落しても不思議ではないと主張する。 そのせいか、内部はがらがらで、これで採算が取れるのかといぶかれるが、乗り心地はセブパシフィックとなんら遜色ない。窓から見えるニューポートシティや滑走路、マカティシティ、そしてグローバルシティもいつもと変わらない(当たり前だが)。  ロビンソンデパートの婦人服売り場には客がいない。いるのは売り子だけだ。これは昔、ここで試着をする若い女性客が消えていなくなる、といううわさが流れた。これはロビンソンのオーナーの息子が半身蛇で若い娘の生き血を吸っていきている、というなんともたわいもないデマによるものだ。 しかし、フィリピン人の多くはこれを信じてロビンソンには足を向けないそうだ。ゼスト・エアーにも同様の現象がおきているのかもしれない。 レガスピに近ずくと緑一面だ。この日は曇り空で、マヨンは厚い雲に覆われていた。レガスピ空港に予定通り降り立ったぜスト・エアーもなかなかの雄姿だ。      レガスピにも最近姿を見せたタクシー、レガスピータバコ間が700ペソの固定料金で、農場のあるサンアントニオは100ペソの割りましとなる。帰りも電話一本で迎えに来てくれるの大変重宝だ。今まで、タバコ市中心街まで、トライシクルで行って、そこからフィルキャブ、さらに空港の近くで再度トライシクルに乗り換えるというわずらわしさから開放された。 帰りも客が少なくて 、チェックインに並ぶ必要もなく、さらに30分も早く出発するという異例の事態だった。帰りも残念ながらマヨンの雄姿を拝むことはできなかったが、レガスピの街並みやボニファシオ・グローバルシティの全景を眺めることができた。 SLEX(南ルソン高速道路)の真上を通過して着陸。いつも地上から飛行機が高速道路のすぐ真上を通過する瞬間を撮影しようとしているのだが、未だに実現していない。 早くぬれ衣を晴らして、格安の飛行機を飛ばし続けて欲しいと思う。

フィリピンの格安航空ゼストエアーに初乗り 2012年9月9日



  8月31日の夜、妻から「あなた、大丈夫」という電話が入った。テレビでフィリピンで大地震が発生し、津波が押し寄せていると報道されていると言うのだ。そんなこととはつゆ知らず、あわててテレビをつけて情報の収集に努めた。 それによるとサマール島の沖合いでマグニチュード7.6の地震が発生し、津波警報が出ているというのだ。日本のテレビでも数時間後に50cm程度の津波が各地を襲うと、番組を中断して速報を継続して流していた。 それからはお見舞いの電話やE-メールが立て続けに入ってきた。当方は何の揺れも感じなかっただけに、少々照れくさい。いずれにせよマグニチュード7.6という数字は先の東北大震災のマグニチュード9に比べたら数千分の一のエネルギーで、交通事故に出会ったのと蚊に刺されたくらいの差がある。日本で番組を中断して速報を流し続けるほどのものでもない。中でもフィリピンに押し寄せた津波が3cmという報道には単位を間違えたのではないかと耳を疑った。そもそも3cmの津波などどうやって計測したのか想像もつかない。 メディアがちょっと過敏になりすぎて、人心をあおっているのではないかと感じられた。

フィリピンでも大地震そして津波発生? 2012年9月9日


  所用があってめずらしく9月に農場を訪問した。あらたに子豚が生まれていたが、どういうわけがハエが多く、豚小屋には一度だけしか訪れなかった。どうも手を抜いて手入れが行き届いていないようだ。水田は、前回の訪問では田植えをしたばっかりだったが、そろそろ刈り入れの時期になっている。 オクラやインゲンが植えてあった。おくらは身の丈まだ50cmくらいから収穫ができて、これから2mくらいになるまで毎日収穫できる。それも一日に2回くらい収穫しないと実が育ちすぎて食べられなくなるから油断ができない。ここのインゲンは長さが1mくらいまで育つ。        今年の初めに200本植えたパイナップルの苗はそろそろ実をつけるものも出ている。1年後くらいには毎日パイナップルが楽しめそうだ。ビコール名物のピリナッツはもはや5年近くになるがそろそろ実をつけるころだ。  庭の周辺に植えてあるランカ(ジャックフルーツ、世界最大の果物)は大きな実を大量につけている。10年近く前に植えたランブータンも実をつけている。 キャッサバはニューギニアなどでは主食としている芋だが、どこにでもなる。実をすりつぶして水にさらして毒を抜いて、バナナの葉に包んで蒸して食べる。もち米のちまきのようでとてもおいしい。  刈り入れ後の米のわらを食する牛。マヨンをバックに絵になる風景だ。10年近くになるココナッツもたわわに実をつけている。        馬のジンポはもっぱら草を食べるだけの生活だ。幹に直接実をつける果物は多いが、このカミアスはとてもすっぱくてちょっと果物とはいいがたい。 サツマイモの原種、カモテはいざというときに頼りになる食料だ。とうもろこしの苗。最近はジャパニーズコーンと呼ばれるスイートコーンがフィリピンでも主流だ。  パパイヤは1年で数メートルに育つ手っ取り早いバナナ、パイナップル、マンゴと並ぶ熱帯果物の王様だ。        熱帯で育つ小鳥はとてもカラフルだ。アンパラや(苦瓜あるいはゴーヤ)はカンコンやペッチャイと並ぶフィリピン野菜の王様だ。 草を刈って、野菜畑を拡幅している。さらにオクラを植えるているが、収穫が始まったら、ご近所に売りに出すそうだ。この土地を買ったときに唯一生えていたのがこの椰子の木だ。 […]

9月の農場は野菜や果物がいっぱい 2012年9月9日