アヤラ・トライアングルの電飾がきれい 2010年12月19日


マカティのど真ん中、アヤラ・トライアングルのアヤラ・タワーの横で、毎晩、クリスマスの電飾ショーが行なわれている。夕方6時から8時まで、30分後 とに10分間程度、公園の木々に取り付けた数百万個の電球が点灯される。点灯と言っても、音楽にあわせてそれぞれの木の電飾がついたり消えたり点滅するの で、見るものを圧倒させる。さすがにアヤラのやることは違う。

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アヤラといえば、フィリピン一の財閥で、マカティ市そのものがアヤラ一族の開発物件だった。それが現在ではフィリピンそして首都圏メトロ・マニラの押しも 押されぬ中心となり、世界に名をとどろかせている。さらに高級住宅街の代名詞のようなアヤラ・アラバン・ビレッジもアヤラの開発物件だ。マカティはもとも とカンコン(空芯菜)の生い茂るただの湿地帯で、戦後マルコスの時代、1960年代に開発が開始され、1980年代にはすでに経済の中心の地位を獲得し た。

アヤラ・トライ・アングルはマカティを横切るマカティ・アベニュー、アヤラ・アベニュー、パセオ・デ・ロハスの3つの大通りに囲まれた地域で、そこに 建っているのはアヤラタワーとフィリピン証券取引所のみで、そのほかのエリアは公園となっている。ちなみに、この3つの通りはもともと滑走路だったそう で、だからおかしな3角形を形成しているのだ。公園の中にはネルソン・タワーという小さな建物があるが、それは管制塔だったそうだ。

 これだけの電球をコントロールするためにはかなり高度なコンピューターシステムと作動システムを駆使しているものと思うが、なかなかやるもんだと感心した。

 

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