ここのところ、フィリピンと日本を結ぶ空の便が大幅に増加している。ちなみにフィリピン航空は今日(12月15日)から、マニラー成田間を毎日3便、セブー成田間を毎日2便へと増便した。
従来便は PR431成田発0930 マニラ着1330 PR432マニラ発1500 成田着2010
増便は PR427成田発1555 マニラ着1955、 PR428 マニラ発0945 成田着1455 と
PR429成田発1900 マニラ着 2300、 PR430 マニラ発1250/1145 成田着1800/1655
一方、セブ行きは、成田を夕方出発する便を加えて、毎日2便となった。
従来便は PRA433成田発1425 セブ着1845 PR434 セブ発0800 成田着1325
増便は PR435 成田発1925 セブ着2345、 セブ発1300 成田着1825
一方、セブパシフィックは、関空一本だった便を成田と名古屋を加えて、2014年3月30日より、毎日3便が日本とマニラを結ぶ(名古屋は火木土日の週4便)。
増便は 成田1145 マニラ着1545 マニラ発0525 成田着1035
及び、名古屋発2110 マニラ着0010 マニラ発1520 名古屋着2025
さらに、全日空は、マニラー羽田間の便を2014年3月30日から運行する。
羽田発0955 マニラ着1330、 マニラ発1440 羽田着1955
これにより、マニラには、JALが2便、全日空が2便、デルタが1便、PALが3便、セブパシフィックが1便、ジェットスターが1便で、合計6便だったものが、倍近い10便が毎日、成田/羽田と結ぶことになり(なお、ジェットスターが成田ーマニラ間の便の運航を2014年3月30日をもって停止するとの情報もある)。こうなると、さらにクラーク発着の便も期待されるところだ。
最近、タイやマレーシア人に関しては日本への観光ビザが不要となった。フィリピンの場合は、残念ながらそのままだが、実際問題として、ビザの発給が大幅に緩和されているような気がする。先日もフィリピン人の友人が日本へ観光旅行へ行ったが、1週間足らずでビザが支給されたそうだ。従来は、まるでフィリピン人に対してはビザを出さないといういう暗黙の了解があったようで、何が何でもビザを出さないというのが大使館の姿勢だった。しかし、現在、所定の条件さえ満たせば、積極的にビザを出すという風に大使館の姿勢が変わったようなのだ。
日本への観光客を積極的に誘致しようという政府の掛け声があり、本年度は、めでたく1000万人の観光客の大台を達成しそうな勢いだ。一方、安倍首相のアジア重視の姿勢にあるように、アジア諸国との連携が日本の生き残りに不可欠との認識があるのだろう。
最近、おいでになった京都で観光ガイドを生業としている方が、フィリピン人の観光客が最近、目立つようになってきたとおっしゃっていた。なにか、フィリピンと日本との関係に大きな変化の兆しがあるような気がする。これらの交流を機会にフィリピンに対する偏見が修復され、もっと多くの日本人そしてフィリピン人が日本と往来するようになることを期待したい。
先日、フィリピンの古い友人が日本に観光に行き、色々アドバイスやら、日本側との連絡係を行ったが、そこそこのステータスを持っているフィリピン人が気軽に日本に遊びに行くようになったようだ。彼女達には大阪に行くなら是非京都のツアーを組み入れるよう強くアドバイスをした。ツアーのアレンジは大阪に住む甥に頼んだのだが、その時のツアーガイドが上記の方だったと知って、なんと世界は狭いものだと感心した。