11月1日(日)は万聖節で祝日、翌2日は代休となり、10月31日(土)をあわせて3連休となった。11月1日のお墓参りに間に合うために、人々は空港やバスターミナルに殺到し、30日(金)と31日(土)は帰省ラッシュとなった。私は一足早く、30日の早朝に立ったために難を逃れたが、31日未明に上陸しルソン島マニラ周辺を横断した台風21号サンティは帰省の足を直撃した。空と陸の便は大幅に乱れ、多くの飛行機便が欠航し、マニラーレガスピ間のバスは道路冠水の影響で、普段の倍の20時間かかったそうだ。マニラーレガスピ間はセブパシフィック、PALなど、1日5便が飛ぶようになり、大変便利になった。さらにセブへの直行便も運行されている。 レガスピ市のジープニー・ターミナルがついに完成した。行き先別に整然とジープニーやGTエクスプレス(フィルキャブ呼ばれる1BOXタイプの車)が並んでいる。ガイサノ・モールから歩いて10分くらいのところにあり、繁華街からのアクセスも良い。空港からのターミナル行きバスなどがあればもっと便利になるのだが。
マニラでは台風が吹き荒れていたそうだが、ビコール地方は31日、台風一過で快晴。大きな入道雲をバックにマヨン火山の雄姿を望むことが出来た。
6年前に植えたマンゴやココナッツの木に実がなり始めていた。これからは1年中果物が絶えないという楽園になるだろう。その他、ランカ、ナラ、ピリなど数百本植えた木々も大きく育ち始めている。
鳥小屋には鳩や、七面鳥、ガチョウ、闘鶏などが暮らしている。卵をたくさん生んでもらってもっと増やしたい。
ここのところマヨン火山の活動が活発で火山性地震が毎日何度も観測され、一日数百トンの二酸化硫黄を放出していると報道されていた。確かに噴煙は空高く舞い上がっていたが、特に大きく変わった様子もない。地元にとってみれば当たり前の日常だ。
テラピアの養魚池に大量のタニシが育っていた。フィリピンではクホール・サ・ガタといい、ココナツミルクで煮て食べるが、ビコール地方では食べない。この日、大き目のタニシを取って料理してもらったが、私以外は誰も手をつけなかった。
滞在中、相棒の家族が訪問し食事を一緒に取ってくれた。10人の甥や姪がいるが、皆とても可愛い。子供達は国の礎だ。上は中学(ハイスクール)の2年生、下は3歳だ。それに来年の4月には相棒の子供が一人加わる予定だ。
6年前に植えたココナッツ(椰子の木)も大分育ってきた。椰子の木越えに眺めるマヨン火山も南国的でなかなか雰囲気がある。