今年一番台風ベベンの襲来 2011年5月10日


48日は息子のバケーションンの最終日だ。前々から、フィリピン最後の夜は残ったペソを全部使ってカジノで運試しをすると言っていた。しかし、この日は台風ベベンすなわち台風一号がフィリピンに襲来し、強い風と雨が降っていた。まだまだ夏で雨季の到来も先の話のはずなのにだ。しかしながら、8時ごろにはいったん雨が止んだので、ヘリテージ・ホテルのカジノに出かけていった。途中冠水したパソンタモ通りを通ったが、タクシーの排気口から水が入ってエンジンがかからなくなってしまった。しかし、こういう状況でフィリピーノは全く動じない。近くの若者を呼んでエンジンの押しがけをして事なきを得た。やはり、フィリピンでは車高の高いCRVやモンテーロなどのSUVに限るとつくづく思った。CIMG3691s-2

 カジノでは、もっぱらルーレットで遊ぶのだが、この日、息子ははじめから、カラムと呼ばれるたての列と1~12のいずれも3倍の枠に2000ペソずつかけた。それが両方来て一気に8千ペソの儲けになった。しかし、その後は泣かず飛ばずで4000ペソの勝ちを確保して、はやばやにカジノを後にすることにした。帰りがけに、行きつけのミス・ユニバーサルに寄ってみたが、台風のせいか、客足も女の子も少ない。一方、ここのところ飲みなれないビールを飲んだせいで、息子が腹具合がおかしいというので、ここも早々に引き上げることにした。

タクシーで自宅のあるパソンタモ通りに近づくと、またもや道路が冠水している。ちょっと深そうなので、タクシーの運ちゃんはこれ以上進めないから、ここで降りろという。息子といえば腹具合が悪くて真っ青になっている。運ちゃんは、たまたま通りかかったパジャック(サイドカーつき自転車)をとめて、これでこの冠水した道路を行けという。ちょっと写真が暗くて見ずらいが、自転車のタイヤの半分くらいが水につかりながらでも、若者は必死にペダルをこぐ。もともとたいした距離が残っていたわけではないので、10分ほどで自宅の近くまで来た。やはり最後は人間力だ。息子は、自宅のトイレから出てきたら、幸せそうに微笑んでいた。昨年のホリーウイークでルソン島の最北端のパゴツポッドからラワグにバスで戻る折に、息子が腹痛と下痢で死ぬ思いをしたことが思い起こされる。パジャックの運ちゃんには感謝の気持ちをこめて50ペソを支払ってやった。たったの50ペソと思うかもしれないが、彼らにとっては50ペソ(100 円)は大金のはずだ。CIMG3689s-2 CIMG3688s-2

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