ホリーウイーク中、田舎は人で一杯2009年4月12日


 聖週間と訳されるホリーウイークはイエス・キリストの磔による死を悼み、そして、その復活を祝う宗教的行事だが、市民がキリストやマリアの像を引いて歩く姿は日本の夏祭りと通じるところがある。木曜と金曜は祝日で翌土曜と日曜の4連休となり、それぞれの曜日にちなんだ催し物が行なわれる。ホリーウイークの日程は毎年異なるが、本年は49(木)~12日(日)となり、その前後の交通機関は故郷へ向う人そしてUターンでどこも超満員だった。

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タバコ市のメインストリートのZiga 通り、遠くに見えるのがタバコ教会

 木曜日はMaundy Thursdayと呼ばれ、聖書を読んだり、聖書にちなんだ劇を見たりして敬虔な気持ちになる。金曜日はGood Fridayと呼ばれ、キリストが磔に処される日だ。この日、人々はキリストの痛みを知るために、地方によっては裸足で十字架を担いで歩いたり、本当に釘を手足に打ってで磔になったりする。だが、普通はキリストやマリアの像を引いて街を歩くだけだ。土曜日はBlack Saturdayと呼ばれ、キリストの死を悼む。この3日間は肉を食べてはいけないことになっているが、さほど厳密に実行されているようではない。日曜日はEaster Sundayと呼ばれ、キリストの復活を祝う日だ。

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街はバランガイごとに自慢の山車を引いて歩く

CIMG7972s-4夜の7時を過ぎると2030mごとに山車が並び、さながらラッシュアワーのように渋滞する

 行列は2時間足らずで終わるが、行列に参加しないで見物する人たちもかなりのものだ。タバコ市だけでも双方合わせて、34万人に達するのではないかと推定される。見ていて飽きるほどの人が並んで歩いていた。一方、マニラはガランとしており、渋滞も大気汚染もなく、生粋のマニラッ子にとってもありがたい1 週間だったろう。

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行列を見物する人々が道の両側を埋め尽くす

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