ホリーウイークの農場訪問第7日 昨夜は、ビアンカなど若者が、マヨン火山の展望台まで徒歩で登り、キリストの苦難を味わった。早朝帰宅したビアンカは昼まで熟睡していたが、まさに若者の特権だ。
私は、手持ちぶたさで一人で農場を回ったが、カシューナッツの実や、グアバノの花を発見。しかし、猿(モイモイ)が暑さのせいか、死んでいるのを発見、さびしい出来事だった。
KIANのたっての願いで外のサリサリストアにアイスクリームを買いに行った。KIANが徒歩で外に出るのは初めてなので、いろいろ厄介だったが、近所のサリサリで目当てのチョコレートアイスにめぐり合ってご機嫌のKIAN。テントの中で、目が覚めたビアンカも加わって、子供たちとアイスクリームパーティを催した。気前良くアイスを皆に振舞ったKIANだが、皆が勢い良くアイスを平らげ、残り少なくなってしまい、大粒の涙を流して、抗議していた。
マヨンは雲をかぶっていたが、庭には名も知れぬ鳥がやってきてバードウオッチングを楽しんだ。
ホリーウイークの目玉は、この日(金曜)のキリストの死を痛む行列だ。ジェーン夫妻をはじめ、大人は行列に参加して家を留守にしたが、KIANが恒例の足の痛みを訴えて、マッサージに翻弄された私は、行列の様子をカメラに収める機会を逸してしまった。しかし、両親が戻って来るころには痛みも収まって、KIANの笑顔が回復していて、ヨガの真似事をしていた。