ホリーウイークの旅(その1)バギオ編 2010年4月11日


ホリー・ウイークを利用してルソン島北部をフィリピン訪問中の息子と旅した。手始めになじみの深いアンヘレスを目指したが、41日はホリーウイークの初日とあって、北へ向うビクトリー・ライナーのバス・ステーションには切符を求める人々が長蛇の列をなし、とても乗れる状況ではなかった。そこでタクシーの運ちゃんに話をすると2500ペソと言うので、生まれて始めてタクシーで長距離を旅するという贅沢をするはめになってしまった。

 普段はがらがらのエンレックス(NLEX,North Luzon Express Way)も日本の高速道路と同様渋滞数十キロというありさまだ。サービス・エリアのレストランはたくさんの人が並び、車の脇で休む様も日本と同様だ。

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初日のアンヘレスはたびたび紹介しているので割愛するが、実石さん宅を訪問し、ランチをご馳走になるとともに、息子に貴重なビジネスの話をしていただいた。フィールドアベニューも相変わらずの賑わいだった。

 アンヘレスからバギオまでの道のりは約170km、バスで約4時間の道のりだ。大分込み合っていたがなんとか席が取れた。バギオに近づくと、昨年の台風で被害を受けた橋が修理中でバスは河を横切って進んだ。乾季でほとんど水がないので、こんな芸当が可能なのだ。

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 昨年、あんなに被害を受けたというのにバギオは人で溢れていた。ホリーウイークを利用してバギオ旅行としゃれ込んだのだろうが、ほとんどのフィリピン人は田舎に帰ってキリスト復活を祈るはずなのだが、そうでない人も多数いるようだ。おかげでホテルはどこも満員で、知り合いの紹介で何とか泊まる事が出来たが、一泊2700ペソは大幅な予算超過だった。

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有名なマインズ・ビューも人で溢れていて前に進めないくらいだった。いつも過剰なおみやげ物屋の数に呆れるのだが、この日はどこも繁昌しているようだった。

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ちなみにバギオは涼しいので日本と大差のない農作物が出来る。トーモロコシも丸々と太りおいしそうだ。右の写真の中段にある赤い食材はちょっとわかりにくいが、すずめの串刺しのようだ。

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 バギオ市の中心、セッション通りのはずれにあるシティ・マーケットの人ごみも尋常ではなかった。バギオ名物のイチゴやイチゴジャム、野菜やソーセージ、それに原住民、イグロット族の工芸品を買い求める人でごった返していた。

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バギオ市の中心には大きなBURNHAM公園があるがその入り口付近にイグロット族の英雄の像が建っていた。なかなか勇敢な種族だったようだ。

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