1. メトロマニラ
マカティのオフィスが周辺に広がるウルダネッタ、マガリヤネス、フォルベスパーク等のビレッジと呼ばれる高級住宅街を是非見学してみてほしい。そこの住人かその訪問者でないと中へ入れないが、機会があったらその家並みを眺めてみたい。フィリピンに対するイメージが一変するはずだ。そこには田園調布うあ芦屋、顔負けの高級住宅が延々と続いている。
アヤラアラバンビリッジの豪邸
マカティビジネス街の中心にあるグロリエッタ・モールは周囲のデパート、SM、ランドマーク、ルスタンらとともに一大ショッピング天国を形成している。その隣のグリーンベルトは若者が集うモダンなレストラン街だ。
グロリエッタの中心の広場
都会のオアシス、グリーンベルトは若者でにぎわう
夜のブルゴス通りは妖しいネオンが輝く
マカティの北、フォートボニファシオに第2次世界大戦で戦死したアメリカ、フィリピン兵の墓地がある。墓地というより公園で大変美しいところだ。その周辺はボニファシオ・グローバル・シティとよばれ、超近代的な街並みがフィリピンには異質の国際都市を形成している。また、第3のと都心、オルティガスの先にはグリーンヒルというショッピングモールがあり、数千ものコピー商品や宝飾品を売る小さな店がひしめいている。
フォートボニファシオのアメリカ記念墓地
グリーンヒルのショッピング街
マニラ湾の埋立地にSMモールオブアジアという巨大なモールが営業している。その近代的で巨大なモールは街そのものが建物に収められたようで、一見の価値がある。
巨大なSMモールオブアジアの正面
マニラの下町には英雄ホセリザールを記念したリザール公園、大統領が住むマラカニアン宮殿、スペイン時代の街並みを残すイントラモロス、何もかもが安く買えるチャイナタウン、キアポ、デビソリアなどがあり、フィリピンの真髄を見る趣がある。また、南のバクラランも有名な庶民のショッピング天国だ。
英雄ホセリザールを記念した広大な公園
フィリピン最古とも言われるイントラムロスのサンアガスティン教会
イントラムロスのスペイン時代の住宅の中庭は結婚式の準備中
中華街のシンボル
キアポ教会参道の雑踏
LRTバクララン駅前の露天
2. マニラ近郊
マニラ湾に浮かぶコレヒドール島は第2次世界大戦の激戦地ですが、当時のお赴きを残す遺跡がたくさんあり、一見に値する。
マニラから日帰りコースとしてはプエルトアズール、タガイタイの火口湖、ラグナの温泉プール、アニラオのさんご礁、ビラエスクデラ農園、パグサンハン急流下りなどがある。日帰りはきついがミンドロ島のプエルトガレラは無数のコテージが立ち並び、首都圏住民のバケーションのメッカとなっている。
タガイタイのタアル湖の絶景
バタンガス、アニラオの海浜リゾート
スービック、クラークは元アメリカ軍の基地で、残された施設を利用して外国企業を誘致したり、退職者ビレッジ、リゾート、デューティフリーショップなどがありリゾートとしても人気を集めてる。クラークの近くのアンヘレスはゴーゴークラブが建ち並ぶ一大歓楽街として欧米人の観光客を集めている。
有名なアンヘレスの歓楽街
クラーク、フォンタナ・レジャーパークのプール
クラークフォンタナの住宅は広大な芝生の中にある
3. 地方の名所
フィリピンで有名な観光スポットは北から、下記の通りだが、フィリピンに住む限り一度は訪問したい所だ。
・ビガン ; スペイン時代の面影を残す古都 ルソン島北部西海岸
・バナウエ ; 世界の8番目の不思議といわれる棚田 ルソン島北部山間部
・バギオ ;フィリピンの夏の首都、高原都市 ルソン東北部山間部
・ハンドレッドアイランド ;フィリピンの松島、バギオ近郊西海岸
・マヨン火山 ;フィリピンの富士山、レガスピ市近郊 ルソン島南部東海岸
・エルニド ;ダイビングのメッカ、パラワン島北部
・ボラカイ ;ホワイトサンドビーチの極地、パナイ島北部
・セブ マクタン ;世界のビーチリゾート
・チョコレートヒル;神様のいたずらといわれる神秘、ボホール島中央
・アポ山 ;フィリピンのアルプス、ダバオ近郊
名峰マヨン火山を海から望む(レガスピ)