バランガイ選挙2013年 2013年10月28日


2013年1028日(月)は、全国のバランガイ議長(キャップテン)と議員(カウンセル)を選ぶ(任期は3年)、いわゆるバランガイ選挙のため休日となった。ちなみにバランガイとは、フィリピンの最小行政区で、町ないし村に相当し、全国に約42000ある。ちなみに私が住んでいるところはバランガイ・サンアントニオというが、住所はサンアントニオ・ビレッジと表記されている。

CIMG0571s-4街角にはポスターが貼られ、選挙中ということを教えてくれる

 全国の有権者は、約5400万人、その80%程度が投票するというから、4300万人が投票所に向かうことになる。一つのバランガイに平均1000人だが、マカティのバランガイなら5000~1万人くらいにはなるのだろう。これを14万8千人の警官が警備するそうだが、ここにも10人程度の警官が来ていた。 CIMG0617s-4自分が割り当てられたブースを探し当て投票用紙を受け取る。ジェーンはIDカードを忘れてきたが、係りの人と顔見知りでOKとなった

 上院、下院議員、さらに知事や市長を選ぶ統一選とは異なり、はでな選挙運動は無く、なにか、村長さんか、学校の級長を選ぶといった雰囲気だ。

CIMG0620s-4投票場の前でMommy GoKIANを見つけるとポーズをとってくれた

 今回、再選を目指して立候補しているMommy Goは、先日、票田のプライムシティ・コンドを訪問し、KIANから花束をもらってご機嫌だった。お返しに車のおもちゃをもらったが、なかなか立派なおもちゃで、かなりの出費になってしまったろう。

CIMG0624s-4投票場の前にはたくさんの屋台が出ていて、まさにお祭りの気分だ

 Mommy Goはジェーンとは顔見知りで、先日もコンドの管理組合のごたごたで大分お世話になったようだ。従って清き一票がMommy Goに行くのは間違いないだろう。帰り際、選挙事務所ならぬ、Mommy Go陣営のテントによると、Mommy Goの取り巻きから、次回は是非、議員(カウンセル)に立候補して欲しいと誘われたそうだ。政治家志望のジェーンとしてはまんざらでもないようだ。

CIMG0630s-4Mommy Go陣営にテンとで談笑するジェーン、彼らからは次期選挙に立候補するよう誘いがかかったそうだ

 家に帰って、昼食を取る段になって、ヤヤがビールがないのに気がついた。最近は昼飯にも一本のビールがつくのが習慣だ。ヤヤが戻ってきて、「禁酒令がでていて、ビールが買えない」という。バランガイ選挙のために今夜12時まで全国的に酒類の販売と提供は禁止されているのだ。まあ、一日くらいは我慢するのもいいだろう。しかし、許可をとったレストランであれば、外国人は酒を飲んでもいいそうだ。我々外国人は選挙権がないのだから、当然といえば当然だ。

CIMG0634s-4警備に当たる警官もなにもすることがないようだ

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