ジェーンは結婚式の準備におおわらわ 2013年12月13日


12月30日の結婚式まで2週間と少し、ジェーンはその準備に、毎日のように、教会やデビソリアに出かけていく。教会では式次第、ニノン/ニナン、それぞれの参列者の役割、などなどの打ち合わせ、デビソリアでは出席者の衣装の調達だ。 さらに、甥のシステムエンジニアーのNONGは当日、披露宴で公開するためのビデオ作りに、毎日のように 事務所を訪問している。

さらに、披露宴の出し物として、日本人退職者とキムのデュエットの練習に毎週土曜日に練習においでいただいている。披露宴にはプロ歌手を呼んでおり、その合間にデュエットが入るそうだ。退職者はできれば、プロの演奏前に歌いたいと恥らっているが、その方も、かつてアマチュアバンドのボーカルとしてならした、喉自慢だ。

結婚式が執り行われる教会の外観

結婚式が執り行われる教会の外観

新婦側の衣装は赤となっており、何らかの役割を持って参列する女性は、下記のような赤いドレスを着ることになっている。しかし、こんなドレスを持っている人はいない。従って、すべての人が新規に調達することになる(フィリピンにも貸し衣装という商売はあるようだが、種類が少ないうえに、他人が着たものは、ためらわれる。しかも、これからも着る機会もあるし、長い目で見れば、安上がりと考えているようだ)。

フィリピンでは参列者のドレスは一色に統一されるフィリピンでは参列者のドレスは一色に統一される

 ジェーンが故郷のタバコから招待している姻戚関係は20数名、そのうちの半数の女性には赤いドレス、半数の男性にはバロンを自前で準備しなければならない。赤いドレスはすべて注文服とあって、何度もデビソリアに出かけていくことになる。彼女によると、デビソリアで買うとマカティの半値くらいで済むそうだ。すでに出来上がった赤いドレスは、私のクローゼットを占領して入る。これら20数名の招待においては、旅費から食費まですべてを賄ってやるそうで、それだけでも大変なものだ。そして、結婚式の前後は、この20数名の招待客で我が家は占領されることになる。

        CIMG1369s-4 CIMG1370s-4

最近、ちょっと変わった訪問客があった。女性の格好はしているものの、直感的にバクラ(おかま)とわかる。なにやら大きめのカバンを持って、2階にあがる。そして、1時間後くらいにジェーンがおかしな顔をして、得意顔で、写真をとって見せてくれとおりてきたのだ。

バクラに化粧をしてもらうジェーン

バクラに化粧をしてもらうジェーン

普段のジェーンとは似ても似つかない顔をしておりてきた彼女は、私の感想を求めてきた。多分「ビューティフル」という、感嘆の声を期待したらしいが、私の反応は「パンゲット(ブス)」の一言だ。今回、結婚式の予行演習として化粧を施し、写真家に写り具合などのチェックをしてもらうためのものらしい。しかし、化粧の後の顔は10~20歳くらい年を取ったようで、お世辞にもきれいになったとは言えない。こんな仕事に4000ペソも払ったなんて、なんとも信じがたいところだ。

CIMG1363s-4 CIMG1367s-4左がバクラの化粧後、右が普段の顔、どっちが良いか一目瞭然だろう

バクラの名前はタイラ、同じ敷地にあるパームタワー・コンドの住人だ。ジェーンが偶然出会ったらしいが、有名女優の化粧をてがけるちょっと名の知れたアーティストだそうだ。近々、バクラの美人コンテスト(BINIBINING-GAY PHILIPPINES)に出場するらしいが、確かに美形のバクラだが、話してみると声の太さが尋常ではない。

アイラは有名女優の化粧を行うMake-Up Artist

タイラは有名女優の化粧を行うMake-Up Artist

フィリピンでは、美容師、ダンサー、スタイリストなどは、ほとんどがバクラで、彼ら(あるいは彼女達)バクラはこの方面の才能に長けている。ちなみに、コメディアンのバイス・ガンダは、現在フィリピンで最も人気のあるタレントの一人、バクラの英雄だ。

CIMG1404s-4

Leave a comment

Your email address will not be published.