シャングリラホテル 稲菊で食事 2012年2月12日



ビザのお世話をした退職者の接待で、シャングリラ・ホテルの和食レストラン稲菊で食事をする機会があった。マニラ随一の高級ホテル、シャングリラとあって、さすがに高級感あふれるレストランだ。写真の弁当は1700ペソと、私がよく食事をとるSAIKAあたりと比べると3~4倍の値段だ。さらに蒲焼定食は1400ペソと庶民にはちょっと手が出ない値段だ。

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日本食はヘルシーということで世界的にブームになっている。しかも高級食と位置づけられていて、シャングリラに泊まるような外国人にとっては、この程度の値段は当たり前のようだ。だから客の入りもまあまあだ。一方、稲菊は世界的に展開しているそうで、ニューヨークなどにもあるようだ。

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 聞いた話によるとフィリピンは、日本よりも安い値段で日本食が食べられる世界で唯一の国と言われる。半値とまではいかないものの、昼ならSAIKAで定食が280ぺそから350ペソ(500円から650円)というのだからありがたい。特にパソンタモ、マカティスクエア周辺には20件程度の日本食レストランがしのぎを削っているので、味も値段も大満足だ。

 大分前になるが、私のフィリピン駐在員時代に部下だっと女性に、子供がカレッジのホテル・レストラン・コースを卒業したので、どこか有名なレストランでの研修生として実習させたい、だから紹介してほしいと頼まれた。知り合いのフィリピン観光省に勤めていた日本人に頼んだら、この稲菊のチーフ・シェフを紹介してくれた。そこで紹介状を書いて受験させたところ、見事研修生として採用されることになった。大分感謝されたが、稲菊で実習を受けたとなると、確かに勲章ものだ。

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