コロナ戦争番外編(ウンチとの格闘)2020年6月6日 3


6月1日からマニラ首都圏はGCQに移行して、封鎖が緩和され、社会経済活動が50%ほど復活した。一方、感染者は毎日数百人、一時は1000人を越えるなど収束というよりも拡大傾向にある。これは、PCR検査を増やしたためともいわれるが、日本と比べたら桁違いの感染者数だ。

レストランの営業は禁止されているが、テークアウトとデリバリーはOKだ。ママ・ジェーンの知り合いの経営するバディというフィリピーノレストランからのデリバリーに歓声をあげて大喜びの二人。

ホットスポット化したスコーターエリア(スラム)に感染者が集中しているとはいえ、この時点で封鎖緩和どころではないはずだ。しかし、このまま封鎖を続けていたのでは庶民ばかりではなく国家の財政も破綻してしまうという危機意識から国民の経済と人の命のバランスをとろうと緩和に踏み切ったのだ。これはフィリピンばかりではなくて、世界全般の傾向でもあるが、我々の命は自分で守れということだ。

床屋はいまだに閉鎖中で、2ヶ月も越えるとキアンの髪も大分伸びてしまい、ママ・ジェーンのおばさんのマミー・ソンに散髪をしてもらうキアン。それにしても見事な三段腹だ。

そんな状況を踏まえて、比較的経済的に余裕のある中間層以上が住むコンドミニアムやビレッジでは封鎖緩和前と同様の措置をとるのが一般的傾向だ。すなわち、自主的隔離、食料医薬品の買出し目的以外の外出禁止などを継続しているところが多い。特にコンドミニアムではそこから二人の感染者が出ると、局所的に厳しい封鎖措置が取られるので、住民にとっては大迷惑となってしまうためでもある。

ココが珍しく私の部屋にやってきた。Kian、Kookie、KokoのKKK団が顔をそろえた。比較的広い家だから、部屋から部屋に移動して気を紛らわしているのだ。

来週月曜(6月8日)から業務を再開するPRAからニューノーマルと称する業務手順がようやく発行された、それによると、オンラインを主体として、支払は銀行振り込み、書類の提出はドロップボックスないし郵送、面会は、最小限にするためにあらかじめアポが必要で毎日限られた数の訪問者しか受け付けないという、これで業務が果たしてこなせるのかと疑いたくなるルールだ。採算など気にもしなくても良い役所だからこそ出来る芸当だろうが、我々代行業者泣かせの面倒なルールといえる。オンラインに慣れれば、かえって出かけて行く必要がなくなって楽になるかもしれないが、当面まごつくことは請け合いだ。しかし、感染防止と銘打てばなんでも通用する時代ではあるので従うしかない。

テレビを毛布で覆って小さな空間を作ってもぐりこむのがキアンは大好きだ。封鎖中で外出禁止だから、こんな遊びでもしないとやりきれないのだろう。

60歳以上は公的にも外出禁止の身の私としては、相変わらず家に閉じこもっての暮らしだが、人知れずに戦っていることがある。その敵は自分のウンチだ。私とウンチとの格闘は2017年の名古屋旅行、飛騨高山の宿ではじまった。詳細は下記のブログを参照願いたいが、その後、自己流精進料理、特に豆乳で克服して、さらに豆乳ヨーグルトに進化して、勝利を不動のものとした、はずだったが、コロナで行方がわからなくなった。

参照ブログ「硬いウンチで便器が詰まってしまった 2017年6月11日」「自己流精進料理(朝食)の紹介 2018年9月2日」「 豆乳で自家製ヨーグルトに再度挑戦 2019年8月21日」

私専用の水洗便器は性能が今一なのだが、左のホースが人動ウオシュレット、しかし私は紫色のタボを使っている。蓋は貯水の様子を見るためにいつも開けてある。

それが、今回のコロナ封鎖で、豆乳が手に入らなくなってしまって、作戦が狂ってしまった。1リットル入り豆乳パック4箱、3週間くらいのストックはあったのだが、それが切れて、摂取できなくなった。そうすると、一週間くらいで、それまで、ストンと出てきたものが、かなり気張らないと出なくなってしまったのだ。案の定、かなり立派な一物が便器の底に横たわっている。水を流してもしっかりと便器の底にへばりついてびくともしない。

トイレのとなりのシャワー室にはいつもバケツ一杯の水がスタンバイしている。水洗便器の貯水だけで流れなかった場合の用意だ。

我が家の駐車場にあるゲスト用トイレで用足しをすると、多少の大物もすっと流れてくれるので、これはあきらかに私のトイレの便器の欠陥で、何も私が異常に硬くて大きなウンチを出しているわけではない、はずだ。しかし、これをほっておくとメイドの噂になって、前出のブログのようにママ・ジェーンからきつい小言が出るはめになる。ウンチを柔らかく、小さめにといわれても、これだけは、おのれの意志に従ってくれないのでどうしようもないのだが。

文中、如意棒と呼んでいる秘密兵器(右の黒い棒)

そこでトイレに備えてある。如意棒(写真参照)というか、先端にゴムのお椀をひっくり返しにつけた棒を駆使して、便器内の溜まった水に圧力をかけて一緒にウンチを流すように心がけた。これは案外有効で何度か繰り返すと、流れてくれる。

一方、ウンチの改良計画は、豆乳が無いなら牛乳を使うことを思いついた。よく考えてみたら牛乳を使うのが普通のヨーグルトだ。日本食材店ハッチンで明治ブルガリアヨーグルトを2パック買ってきて、残ったヨーグルトを使って普通の牛乳で試したら、ものの見事にヨーグルトが出来た。しかし、1~2週間たってもウンチの様子に変化はなく、相変わらず豪快なウンチが出てくる。

トイレットペーパーのホルダーはあるが、ここにトイレットペーパーがおさまっているのを見ること滅多にない。フィリピン人はトイレットペパーではなくて水でお尻を洗うから、特に必要とはしない。しかもフィリピンのトイレットペーパーは水に溶けにくいから、便器がすぐに詰まってしまって、最悪だ。だからフィリピンではコロナ騒ぎでトイレットペーパーがスーパーから消えるという社会現象には縁がない。

そうなると如意棒は必須なのだが、ある日、如意棒が消えていた。これは一大事で、きっと誰かが持って行って返さないのだろうと、ママ・ジェーンに聞いてみると、ここでまた、大騒ぎになってしまった。

ジェーン曰く、如意棒の先端の部分にウンチがこびりついていて、床にウンチがついていて、極めて不潔である、したがって捨ててしまった。今後、一切、如意棒を使用しないこと、そして、トイレを清潔に使用することなど、えらい剣幕で告げられた。メイドの目を気にして、ウンチを流しておこうという気遣いが裏目にでたようだ。そうなると、流れない場合は、逆にそのままにして、いずれ流れるときを待つという作戦に出ることで合意した。

このように水が爽快に流れてくれると達成感が沸いてくるわけだ。

しかし、長いこと便器に茶色い水が溜まっているのは気分が悪い。そこで考えあぐねた末に編み出したのが、流す前にウンチを数センチ程度にぶつ切りにすることだ。歯ブラシの柄でも使ってやれば簡単に切れる。これで一発で流れた時は大いに達成感を味わえる。それでもたまには詰まるが、液体石鹸を入れて、2~3回流せば、なんとか流れてくれる。詰まっている時は便器にあふれるくらいに水が溜まってそろりそろりと流れるのだが、詰まっているウンチが流れるたあとは、ざぁーっと水が渦を巻いて流れて実に爽快な気分になる。いずれ便器を交換してこんな手間暇からおさらばしたいところだが、格闘はしばらく続きそうだ。

コロナで世間は大騒ぎだが、私は人知れず、トイレでウンチとの格闘に明け暮れている。これもコロナとの戦いの一部でもあるのだが。


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3 thoughts on “コロナ戦争番外編(ウンチとの格闘)2020年6月6日

  • 暇な人です

    ヨーグルト製造機なるものは売ってますよ、自宅で簡単にできます、
    炊飯器のような物です。検索してみてください。

  • てむちん

    戦いの前に、ウンチの質そのものを変えてしまうことをおススメします。
    難消化性デキストリンの効果は絶大で、ゆるゆるのが元気よく出てくるようになります。
    また、血糖値改善にも絶大な効果があって、私は糖尿予備軍だったのが、完全に中央値に戻りました。

    ということで、難消化性デキストリンを試してみてください。
    いわゆる健食と違って、一週間もしないうちに効果は明確に出ますので、志賀さんの体質に合わなければ無駄に続けることもありません。