クラークの熱気球大会 2011年2月14日


210(木)から13(日)までクラークで熱気球大会があるというので、2週連続してアンヘレスを訪問することとなった。この日は誰も行かないと 言うし、ならば車で行くのももったいないので、バスで出かけた。これが失敗だった。熱気球大会に加えてバレンタイン・デイの寸前の土日とあってホテルはど こも満員で泊まるところが無い。常宿のアメリカ・ホテルはプレジデント・スイート(3900ペソ)しか空いていないという。いくつかのホテルを当たった が、どこもFully Bookedと誇らしげにのたまわる。結局、最近出来たモーテルのSOGOに恋人達と一緒に順番待ちをして泊まる羽目になった。モーテルSOGOの詳細は別途報告の予定。

 次の失敗は足だ。アンヘレスにタクシーは無い、しかもいつも使っているトライシクルはクラークへの乗り入りは許されていない。SOGOで タクシーを呼んだら、ぼろの白タクが来て、クラークの中へ行くだけで400ペソ、そのままのって帰ってきたら、さらに400ペソで、合計800ペソだとい う。マニラのタクシーならせいぜい100ペソの距離だ。馬鹿にするなと、車を降りたものの仕方なく、トライシクルドライバーに聞くと、タクシー乗り場まで 連れて行ってくれるという。クラークへの入り口近くに広大なジープニー・ターミナルがあって、その一角にタクシーが客待ちしているのは、前に見て知ってい た。

 タクシーの格好はしているがプレートがレンタカーのものだ。それでドライバーに聞いてみると、これらの車はツアー用のレ ンタカーで、クラークの中までが300ペソ、往復で600ペソだという。考えてみればマニラの空港で騙されてレンタカーに乗ったりすると、マカティまで 1000ペソくらい取られるから、それが相場なのだろう。ちなみにマニラまでは片道2500ペソ、往復で3500ペソだそうだ。こんなに高いならアンヘレ スでタクシーの商売でもやったら儲かるかもしれない。

前置きが長くなったが、車に乗ると、ドライバーは「渋滞しているから」などとおかしなことを言う。クラークの中は何十回も走っているがほとんどクルマな どいない。しかし、しばらく走って空港の近くまで来るとなんと確かに渋滞しているのだ。また、路肩に車を止めてリュックをしょって、子供の手を引いて歩い ている人もたくさんいる。

熱気球を見ようと大勢の人が親子連れでピクニックにやってきているのだ。マニラから来ている人もたくさんいるという。しかし、熱気球は早朝に飛びたってしまい、滑走路の端の方に故障でもしたのか3機ほどが見えるだけで、あとは小さなグライダーが飛んでいるだけだ。CIMG0435s-2 - Copy CIMG0437s-2 - Copy

大空に100機位の熱気球が待っているのではないかと期待してきたのだが、ドライバーの話によるとたったの8機だけしかないそうだ。期待を裏切ることこの上ないが、車の数だけは予想以上だった。観光バスで乗り付けてくる人もいるぐらいで、雰囲気だけはHot Air Balloon Festibal と呼ぶにふさわしいものだった。CIMG0433s-2 - Copy

 

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