キアンのCONFESSION-堅信式に参加 2017年11月14日


11月13日(月)午後一から”Confession”があるから参加してほしいとママジェーンから懇願された。一体、”Confession”とは何なのか聞いても、クリスチャンの儀式というだけで納得のいく答えはかえってこない。辞書で引いてみると”懺悔・告白”という意味だそうだが、一体何をやるのか、クリスチャンでもない私が出席して何の意味があるのか、とにかく客との打ち合わせとぶつかるので出席できないと断った。

しかし、この日、東アジアサミットでアジア・オセアニアの首脳、しかもアメリカのトランプ大統領まで訪比するとあって、首都圏は厳重警戒態勢にあって、パパ・カーネルは朝の4時から出勤して子供の”Confession”どころではない。しかし、この儀式には両親が付き添うのが原則で、キアンが可哀想、父親代わりに出席して欲しいと懇願された。

どうせサミットの3連休でやることもないし、ブログのネタにでもなるだろうと、出席を前向きに考えると約束したが、件の客とコンタクトがとれない。最悪、客が来てから、時間をずらしてもらおうと覚悟を決めた。それでも午前中、連絡を待っていたら、私がタバコを吸いに数分間外に出た瞬間を狙いすましたように固定電話に連絡があった。また電話をするということなので、待つこと2時間、電話を待ち続けたが、昼前に突然やってきた。約束は午後一時だったので、もっけの幸いと、ほっとした。

一時ごろ、ドンボスコ・スクールに行くと、立派な会場が用意されており、2時近くになって人もそろい式がはじまった。一クラス、約30人の生徒が両親に付き添われて、神妙に順番を待つ。そして一人づつ、両親に付き添われて牧師とひそやかになにか話をして、神に祈り、さらに儀式を行う。まさにキアンが赤ん坊の頃におこなったBaptismal(洗礼式)を髣髴とさせ、洗礼式第2弾といった雰囲気だ。

式場に入る前に整列する生徒たち(中央がキアン)

両親に付き添われて順番を待つ生徒たち

あとで調べてみると、”Confession”とは、堅信ないし信仰告白と訳され、幼児洗礼を受けた者が自分自身で信仰を言い表すことのできる年齢に達した後に会衆の前で信仰を言い表す儀式だそうだ。これは、キリスト教の7つのサクラメント(秘跡、Sacrament:洗礼、堅信、聖体、告解、終油、叙階、婚姻)の一つで洗礼とともにクリスチャンとして生きていくための重要な儀式の一つとされる。我々日本人にとっては洗礼と婚姻くらいしか知らないが、この堅信も子を持つクリスチャンの親にとっては一大イベントのようだ。

いよいよキアンの順番がやってくると牧師の反応があきらかに異なり、にこやかにキアンに語りかけている。一連の儀式が終わってママ・ジェーンが戻ってくると、得意そうに、牧師が、キアンのことを”My Friend”と親しげに呼んだそうだ。私は、ここぞとばかり、「これぞ、キアンの偉大なタレント(才能)で、大人も虜にする魅力を持っている、だから、ありきたりの子供を扱うようにやたら叱り付けて、そのタレントをそぎ落とさないように」と、ママ・ジェーンに説教した。ちなみに、キアンを取り上げた産科医も数多く取り上げて赤ちゃんの中でもキアンが最もお気に入りの子供だそうだ。そうすると、ママ・ジェーンはこともなげに「それは私のDNA」で、一方、かなりやんちゃで乱暴(マタパン)な妹のクッキーは「私のもう一つのDNA」だとのたまう。たしかにその通りなのだが、キアンが算数に弱いのも彼女のDNAなのだと心の中でつぶやいた

牧師の前で両親とともに挨拶

キアンは牧師に対して信仰について告白する(言うべきことは紙に書いて渡されてある)

そして神への祈りを捧げる

その後、一連のそれらしき儀式が行われるが、それぞれ宗教的に意味があるそうだ

生徒、30人分の儀式が終わるのは一体何時になるかわからない。退屈したので、私は帰って相撲でも見ることにして学校を後にした。そして夕方は、キアンが無事に堅信式を終えたということで、お祝いの食事会となった。この日は、たまたま、田舎から、おばあちゃん、ママ・ジェーンの長兄ダシン、その娘のバネッサらが来ていたので、息子とその嫁を含めて総勢11人の食事会となった。洗礼式の時は、ルートン・マカオの中華レストランを借り切ってお祝いをしたが、緊縮財政のおり、大分小規模になった。キアンのバブティスマル 2010年10月15日

他の生徒の儀式中は信仰に関するお絵かきをして待つ、この日はクレヨンを忘れて、急遽、私がウオルターマートに買いにいくはめになった

そして難儀したのがレストラン選びだった。限られた予算で10人分(クッキーを除く)の食事となると高級レストランは不可、庶民的で安くてうまい店に限られてくる。結論としてキアンの希望で台湾シャブシャブのTianTianに決定したが、予約の電話を入れると、電話に出ず、休業らしい。おなじみのルートン・マカオも休業、サミットでどこも休みらしい。ピザでもとってお茶を濁そうとしたが、パパ・カーネルがすでにグリーンベルトに到着しているので、グリーンベルト1の中華料理”David Tea House”が開店していることをカーネルに確認してもらい、息子のトヨタ・イノーバに10人乗って出かけることにした。

ここは、飲茶があるので、待たずに食事を取れるところが良い。駐車してから、知人にばったり会ったので、ちょっと遅れて到着すると、田舎からやってきたママ・ジェーンの家族と新しいヤヤは、スポンサーの私が到着する前にさっさと食べ始めていた。どうも、ママ・ジェーンの目論みは、キアンのConfessionのお祝いということで私にスポーンサーを押し付けて、田舎からやってきていた家族を接待することのようだった。実をとって形式にこだわらないフィリピーノの面目躍如といったところだ。

レストランではキアンのConfessionなどお構い無しにひたすらご馳走を食べまくる(一番奥右にクッキーの姿が見える)  

クッキーもたまの外出でパパ/カーネルに抱かれてうれしそうだ (手前でキアンがあやしている)

 

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