漁火(いさりび)でランチ 2017年11月20日 1


マカティスクエア、リトル東京の裏手、クリークサイドの漁火といえば、先日の退去命令の後、いち早く再開にこぎつけた勇気ある日本料理店だ。ここには焼肉・龍苑、居酒屋・星まつりなどが開店しているが、他にも数件のレストランが準備中で、この界隈の日本レストラン街の一角をなしている。駐車場も比較的すいていて、行きやすい。

先日のクリークサイドの退去命令で引越し中の漁火

なんともはや威勢の良い外観だ

店内に入ってまず驚くのがその内装だ。三陸地方の漁港にある故郷のレストランという雰囲気だ。

宮古港といえば、女房の実家のあるところで何か懐かしい

こんなのぼりを見るのは何十年ぶりだろうか

さしみ五点盛を頼んだが、器の下にはドライアイスがしたためられていて煙がすごい。きっと日本から鮮魚を運ぶときに使ったものだろう。同伴した息子の話では、味噌汁もちゃんとだしをとっていて、うまいとのことだった。刺身は、はつはな亭と樹海と一緒で、十分新鮮でうまかった。数日後、キアンを連れて行ったら、このドライアイスの煙にいたく興味を持った。特別に少し分けてもらって家に持って帰って、コップに入れてヤヤやクッキーに見せたら大うけだった。クッキーも煙にさわろうとしてヤヤが心配したくらいだった。

5点盛の580ペソはちょっと高い、380ペソの刺身セットにしておけば良かった

ここの圧巻はメニューの豊富さだ。食事メニューは300ペソ前後で、ご飯と味噌汁のお代わり無料、各種どんぶりもの、そば、うどん、ラーメンからカレーまである。さらに刺身、寿司はもちろん、居酒屋料理から焼肉まで4店舗分の料理がそろっていて、メニューを眺めるだけでも楽しい。よくこれだけの材料をそろえているものだと感心するが、キアンに欠かせないエビフライとアイスクリームもちゃんとある。酒の種類も豊富だ。フィリピーノ同伴でも注文するものに困ることはなさそうだ。

     


Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

One thought on “漁火(いさりび)でランチ 2017年11月20日