また一つマニラ名物の灯が消えた(その2) 2010年7月23日


著書「金なし、コネなし、フィリピン暮らし」でも一押しと進めている「ミスユニバーサル(MU)」が危機的状況に陥っている。先の選挙で当選したトリニダッド(Peewee Trinidad)パサイ市長の指示で、MU名物のオール・ザ・ウエイ(全裸ショー)が禁止されたため、客足が激減し、いつも満員の席が3分の一程度しか埋まっていないのだ。例えオール・ザ・ウエイでなくて、ツー・ピースでも大差ないとも思うのだが、それではゴーゴークラブとの差別化ができず、やはり見ごたえのあるショーがないと客がこないようだ。

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なじみのフロアー・マネージャーの案内で楽屋に入ってみると着替え中の見覚えのある子達がしきりにテーブルに呼んで欲しいと声をかけてくる。彼女達はテーブルに呼ばれて注文してもらったドリンク一杯に付、何がしかのコミッションをもらうのだが、これが収入の主体だ。テイクアウト(お持ち帰り)の名誉に預かるのはそうざらにあることではない。


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19日追記
 しばらく振りに、覗いてみたら、女の子達は超シースルーのツーピースをつけて踊っていた。急きょ特注したのだろう。ほとんどスケスケでしかも肌色の下着のようなものだから、黒や茶色の部分もはっきり見えて、かえってセクシーに感じる。結局、この辺が市当局との折り合いだったのだろう。しかし、客足は多少戻ったものの、女の子の数は半分程度に減っていて、フィナーレではいつも女の子が舞台から溢れるほどいたのに、たったの5~6人に減って寂しいことこの上ない。


 829日追記

MUのことが気になって10日振りに覗いてみた。しばらくショーを見ていたが、相変わらずのシースルーでお茶を濁している。10時過ぎになって、ソロ・ダンサーが突如としてブラを取って出てきた。目を凝らしてみてもシースルーのブラはつけていない。ゲストと同席していた女の子に聞いてみたら、ソロ・ダンサーはオール・ザ・ウエイが許されているという(私は財布をすられてしまい、スッカラカンなので女の子のリクエストを自粛)数分後、ダンサーが誇らしげに下も取って、バタンバタンといつもの大また開きのダンスを始めた。周囲を見渡してみると、いつの間にかほとんどの席は客で埋まり、皆満足げだ。この影には店のオーナーと当局との熾烈なネゴと袖の下が動いたのだろう。いずれにせよ、MUの復活はめでたいことだ。 


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28日追記
 923日、久しぶりにゲストの案内でMUを覗いてみた。店に入るやいなやダンサーのオールザウエイが目に飛び込んできたが、これはいつものことだ。いや、たしかダンサーはシースルーの下着のはずだった。それがこの日は、全く元に戻っていたのだ。ダンサー達も窮屈なシースルーの下着無しに伸び伸びと踊りを楽しんでいるようにも見えたが、錯覚だろうか。特にこの日は2年ぶりになじみの子が戻ってきており、久しぶりのオールザウエイとともに懐かしさにふけった夜だった。いずれにせよ、MUの完全復活はめでたい。


一方、ゴーゴークラブ8軒が固まっている、エドサ通り、ヘリテージホテルのはす向かいのEDSA Intenational Entertaiment Complex(通称エドコン)も客足が激減している。ちょっとのぞいてみると、腕をつかんで中へ引き込まれてしまう位だ。先日、日本人のたっての依頼で覗いてみたが、中は客一人に対して数十人の女性といった割合だった。こんな調子ではいつまで続けられるのか心配になってくる。 

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日本人専用のカラオケ・クラブも長いこと閑古鳥が鳴いていた。ほとんどの店は「飲み放題500ペソぽっきり」という謳い文句で客を呼んでいるが、それでも大きな店に数組の客しかいないこともしばしばだった。しかし、最近満員に近い状態のときもあるので、客足が戻ってきたのかという気もしないでもない。新聞の広告もカラオケクラブの広告で一杯だが、いつまでこのバトルが続くのか、淘汰の時が来るのか要注意だ。

ちなみにNTTホテル経営のカラオケ・クラブ「スバル2」がパソンタモのリトル東京の向かいにオープンした。「スバル1」も見ごたえのあるショータイムなどを企画して健在だが、果たして勝算があるのか、カラオケ市場が上向くとの読みなのか、気になるところだ。 

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