PASCOのサービス料の改定について 2012年9月25日


2012924日付けでPASCOの退職ビザ申請サポート・サービス手数料の改定をしたのでお知らせします。

 主な改訂は、申請者(同伴者を含む)一律のサービス料(5000ペソ/人、約1万円)を廃止し、一家族の申請につき従来の申込金5000ペソ(1万円)のみとします。この申込金の支払いにより、日本における申請準備のための情報提供、フィリピンにおけるビザ申請と受領のサポートを行います。

 一方、フィリピンにおいて必要となる健康診断、口座開設、NBIクリアランス、婚姻・出生証明、年金翻訳・認証などの準備作業は、それぞれのサービス料に実費とPASCOのサービス料を含めています。新価格はサービス申し込み書の下段を参照ください。

 ちなみにすべての書類準備を日本で行ってきたとすると、申込金5000ペソと実費の交通費1000ペソでサービス料の合計は6000ペソ(約12000 円)となり、従来の11500ペソ(約23000円)の半分程度となります(申込金5000+交通費1500+代行手数料5000)。ご夫婦で申請する場合も同様の6000ペソですが、従来は16500ペソ(33000円)であり、約3分の一となります(申込金5000+交通費1500+代行手数料 5000×2)。

 本改訂は、最近の退職ビザ申請における書類の準備に関するルールの変更により、申請者一律のサービス料では不具合が生じてきたため、実施したものです。例えば、申請に必要なドル送金は、DBPPRA口座に直接送金することにより、個人口座開設は不要となります。また、無犯罪証明書をフィリピン大使館で認証して来た場合、NBIクリアランスの取得は不要です。そうなると現状の一律一人5000ペソのサービス料+実費という価格体系では、フィリピンで種々のサービスを受ける場合も受けない場合も同じサービス料となり甚だ不公平となります。

 そのため、現状の一律一人5000ペソのサービス料を廃止して、受けるサービスそれぞれについて実費込みのサービス料を設定したものです。言い方を換えると、書類準備のため日本で費やした費用をフィリピンで2重に支払うという状況を回避したことにもなります。

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