Enchanted Kingdomの紹介 2011年3月17日


 ラグナのサンタロサにあるフィリピンのディズニー・ランドがエンチャンテッド・キングダムだ。Enchantedとは魅了する、あるいは魔法にかけると言う意味なので、いわば「魔法の王国」というような名の遊園地だ。1990年代の後半には開業していたので、10年以上の歴史を持つ。、今回初めて訪問したのだが、なかなか面白そうなので、次回はKianを連れて来たいと思う。ちなみに3フィート(90cm)以下の身長の子供は無料だ。

 South Super Highway(South Luzon Express Way)を下って30分ほど(すいている時)下るとサンタロサの出口に出る。タガイタイとは反対の左に折れてすぐ、Walter MartCaltexの間の道を右に折れると、Eenchanted Kingdomの入り口にいたる。ちなみにマカティのインターコンチネンタルホテルの裏辺りからシャトルバスが出ているので、利用できる。ただし、出発時間、料金などの詳細は不明。CIMG1480s-2 

現在、Skywayが完成間近で、Sucatの出口まで完成していた。Sucatの先で既存のHighwayと合流し、支線がAlbanまでつながる予定だが、合流点から先はまだ工事中だった。これが出来上がると、ラモス政権以来、十数年の念願がかなうことになり、南へ行くのも楽になる。CIMG1484s-2  

平日なので、駐車場もすいている。しかし、かなりのバスが並んでおり、大量の学生が押し寄せている。High SchoolCollegeの学生が遠足旅行に来ているのだ。3月も半ばとなると、夏休みが近いので、学期の最後を締めくくる行事なのだろう。スービックやオーシャンパークでもそうだったが、まさにフィリピンにもレジャーが根付いてきていると言う印象を強く持った。多分休日はどうしようもないくらい混雑しているだろう。このシーズンは月~水が閉館で、木、金が主に学生、土、日が一般客としているそうだ。CIMG1486s-2 CIMG1487s-2 

入場料金は平日400ペソ、休日は500ペソ、4フィート(1.2m)から3フィート(0.9m)の子供はそれぞれ250320ペソだ。基本的にすべての乗り物はこの入場料に含まれており、丸一日400ペソで遊べるのは安い。オアーシャンパークではKianまで500ペソとられそうになったが、ここはよほど良心的だ。入場料金で乗れないのはゴーカート(250ペソ)、名称はわからないが落下タワー(80ペソ)など。遊びどころは90箇所もあるので、わざわざ追加のお金を払わなくても丸一日たっぷり遊べる。ただ、人気のジェットコースターなどは平日でも1時間待ちだ。 CIMG1490s-2 CIMG1493s-2

この日は団体客がほとんどなのでチケット売り場はがらがらだったが、入り口はかなり人が並んでいた。その原因は入場時にいちいち紙のブレスレッドを巻いてそれに割り印をしているからだ。一部の見世物しか入場できないチケットもあるので、それを区別するものなのだろうが、もっと効率のよいやり方があるだろうに。CIMG1495s-2

敷地は17ヘクタールで400m四方だから、たいした広さではない。ぐるっと歩いて回っても30分もかからない。それでも90の乗り物とそれを上回る売店があってなかなかにぎやかだ。子供にとってはまさに夢の国だろう。それが400ペソと言うのはいかにもありがたい。 

乗り物類は特に目新しいものはないが、マニラのStar CityBoom na Boomのようにまがい物ではない。しっかりとスリルを味わえそうで、私の年では躊躇されるものも多い。入場制限が身長で制限されており、3フィート以下では乗れないものが多い。しかし、幼児も安心して乗れるものもたくさんあるので、Kianでも楽しめるだろう。ロロの私としてはKianでも乗れるようなものに一緒に乗るのがちょうどよさそうだ。CIMG1500s-2 CIMG1502s-2 CIMG1503s-2 CIMG1510s-2 CIMG1521s-2 CIMG1522s-2 CIMG1523s-2 CIMG1524s-2 CIMG1537s-2 CIMG1538s-2

 ジェーンの姪達は、世界で一番行きたい所はと聞くと、ディズニーランド(日本あるいは香港)と答えるそうだ。そして2番目はと聞くと、この Enchanted Kingdomの名が挙がる。ここはフィリピンの子供たちの憧れの場所なのだ。今後Kianを連れて行きたいと話すと、ジェーンの甥や姪も連れて行ってくれという。そうなると14人の子供たちを引き連れていかなければならなくなってしまう。まあ、ハイスクールを卒業するまでの間に、少しずつ一度ぐらいは連れてて行ってやってもいいだろう。

ここの真打はこのジェットコースターだ。South Super Highwayからも見えるのだが、なかなかスリルがありそうだ。ただし、これに乗るためには1時間待ちで、なかなかの忍耐が要りそうだ。乗っている時間はたったの1分程度だ。私が乗ったら、たぶん失神か失禁するのではないだろうか。 CIMG1541s-2 CIMG1544s-2 CIMG1546s-2 CIMG1550s-2

そのほかにも乗り物がたくさんあって、若者の嬌声がいたるところで沸きあがっている。小学生から大学生くらいまでの年代には一日が瞬く間のうちに過ぎてしまう、夢の国と言えるだろう。しかし炎天下で待つ親やおじいちゃん・おばあちゃんにはかなりきつい、だから、12月~2月の涼しい時に行くのがよいだろう。 CIMG1573s-2 CIMG1559s-2 CIMG1561s-2 CIMG1569s-2 CIMG1575s-2 CIMG1597s-2

 

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