DMCI Siena Park購入の顛末 2014年10月24日


先ごろ、退職ビザをおとりになった退職者が、早速、コンドミニアムを購入された。知り合いの方が住まわれているDMCI HOMESのSiena Parkで、スカイウエイのビクータン出口にほど近いところにある建設済みの物件だ。車がないとちょっと不便だが、SMに歩いて行けるところが売りだ。

はじめは、PRA預託金を購入費の一部に充当する予定だったが、DMCIと打ち合わせると、どうもPRAの要求する書類をすみやかにそろえるのが、例のごとく難航しそうだった。そこで、まず、別途の資金で購入し、タイトルが退職者名義に移動されてからPRA預託金を引き出すという代案で進めることにした。

すでに完成済みということで、支払い完了後、すみやかに引き渡されるものと想定した。しかし、実際は、全額を支払って、売買契約が完了してから、最終仕上げにかかるということで、それに2ヶ月を費やしてしまった。そして、ようやく、引渡しにこぎつけ、最終検査と鍵の引渡しを無事に終えた。

しかし、ユニットが引き渡されたとはいえ、まだまだ予断を許さない。こちらは、すでに購入価格の全額を支払い条件を満たしているにも関わらず、DMCI からは、何一つ必要書類が手渡されていないのだ。取引を完璧にするため、下記の5つの書類を手にするまでは、決して安心してはいけない。

1.OR(Official Receipt);領収書は支払いと同時に渡されるもののはずだが、エージェントの仮の領収書がその場で発行されただけで、ORの発行には一週間かかるという。それが、一ヵ月後くらいになってようやく発行され、E-メールでスキャンコピーがエージェントから送られてきた。その後もエージェントが預かったままで、引渡しのときになっても手にすることができていない。

2.売買契約書(Deed of Absolute Sale);これも、お金の支払いと同時に双方が署名して渡されるべきものだが、発行は、1ヵ月後になるという。ユニットと駐車場、それに物干し上の3つの契約が、それぞれ10部、10ページくらいあって、全部で300枚に署名するのは大仕事だったので、さもありなんと思ったが、2ヵ月後の引渡し時点でも手にできる気配が全くない。

3.権利書(CCT、Condominium Certificate of Title);DMCIの名義になっている権利書を、登記所で退職者の名義に書き換えてもらわなければ、法的に所有していることにはならない。これには、6ヶ月程度かかるが、ほっておくといつになるかわからない。また、これがないとPRA預託金も引き出せないので、それこそ死活問題だ。

4.納税申告書(Tax Declaration);権利書と同様、退職者名義で申告しなければ、その後の固定資産税の支払いができない。固定資産税は毎年年末ないし年始に支払うが、これを行わないと、10年後にはコンド・ユニットがが国に没収されてしまう。気をつけなければいけないことは、この支払いの通知ないし督促が税務署から来ないことで、督促が来るまでほっておこうなんて考えは甘い。いつか、知らぬ前に競売にかけられて、追い出される羽目に陥りかねない。まさに、サイレント・キラーなのだ。

5.登録許可証CAR(Certificate Authorizing Registration);諸税の支払いが完了して、税務署が発行する名義変更の許可証。退職者名義の権利書の裏づけとなるもので、権利書が本物であることの証だ。これは、コンドユニットを転売するときに必要で、これがないと、権利書を譲渡先の名義に変更することができない。

堅い話は、このくらいにして、次は、DMCI HOMESのSiena Parkの紹介だ。

DMCIは、もともと建設会社の老舗だが、コンド・ブームの波に乗って、メトロマニラに大型のコンドミニアムプロジェクトを数多く立ち上げている。大きなプールを囲って、中層のコンド・ビルを多数、リゾート風に仕上げている。間取りも、83m2と62.5m2の2種類で、マカティに25m2程度のワンルームとは違い、ファミリー用だ。

今回、購入したユニットは62.5m2でユニットそのものの価格は、約300万ペソで、平米単価は5万ペソ、都心の相場の半分程度で、格安といえる。内装等はシンプルで、決して高級コンドミニアムとはいえないが、庶民の手が届く物件で、外国人投資家の投資対象のコンドミニアムとは一線を画している。

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DMCIのコンドミニアムの外観はどこのプロジェクトも同じだが、なかなか味のある仕上がりだ。

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中央のプール、テニスコートなど、ゆったりとした敷地にアニメティが充実している

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緑地も配置され、散歩にもってこいだ。集会場もゆったりとしてくつろげそうだ

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コンド・ビルの中央はの吹き抜けとなっていて、くつろぎの空間が設けられている。郊外に立地しているだけにゆとりのあるレイアウトとなっている

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まだ、家具などが入っていないので、がらんどうだが、60m2強の広さは、今時贅沢とも言える

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ベッドルームは少々小ぶりだ

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コンド・ビルの間からSM ビクータンが見える。その向うのビルはDMCIの向うを張るSMDCのコンド・プロジェクトだ。大きな水タンクが備えられていて、水不足の心配もなさそうだ。

 

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