
PRAのGMが交代して3ヶ月経過して、ようやくお目にかかる機会があった。最近は、朝一、8半ごろにはPRAに出向いて用事を済ますのを日課にしているが、それは、いつもNO.1の札をもらって、人が来ないうちに諸々の用事を済ましてしまおうという魂胆だ。10時を回ると、客が増えて、長時間待たされることが必須だ。 受付のマリーと話をしていると、丁度、GMの出勤に遭遇し、彼が私を好奇の目で見ていた。即座に立ち上がって、自己紹介をしたが、彼は私のことをよく知っていて、うれしそうに挨拶をしてくれた。実は2年ほど前に、東京ビッグサイトで行われたロングステイフェアで挨拶をしたことがあるのだが、彼は、それを覚えていた。 ブログに乗せたいからとの申し出に、マカティの街並みを臨むGM執務室で気軽に撮影に応じてくれたValentino L Cabansag GM。 Valentino L. Cabansagという覚えにくい名前だが彼は観光省の代表として東京に8年赴任していた日本通で、かなり流暢に日本語をこなす。私と話をしていても語尾に日本語が混ざるくらいだ。ほんの5分くらいの挨拶だったが、近々行われるロングステイフェアに参加して欲しいとしきりに要請された。しかし、ロングステイ財団のマカティサロンとしての公認を辞退した私は、出席できないことをしきりに弁解した。 GMはさらに、日本が注目すべき市場であること、SRRVの制度を改善することを主張していた。確かに、5年前に前GMのVeredigno P. AtienzaさんがGMになった時は、現在のスマイルプグラムの導入、預託金先のDBPへの変更など、全面的に制度の変更を行い、その複雑な制度がゆえに、落ち着くまで一年近い時間を要した。現在も、色々な面で不都合があり、強く、その改善が望まれている。 先日、ハビタン部長と話したおりも、今まで禁止されていた色々なプログラム(スマイル、クラシック、年金、50歳以上と50歳未満など)の間の移動を自由にするなど、退職者にとって、使い勝手のよい制度にするよう検討/提案中であると話をしていた。 退職者とPRAに間に立って動いている私にとって最大の悩みはシンプルなもので、なにもかもにも時間がかかることだ。これを改善すれば、SRRV申請者は倍増すると思うのだが、今後、機会をとらえてGMに進言していきたい。 PRAの担当者は、入管やDBP(銀行)などが遅いのだと、外部の組織のせいにするが、純粋な内部手続きについても数週間の時間を要し、内部的制度および意識の抜本的な改革が必要になることは間違いない。しかし、それをやる価値はおおいにあり、それこそが新しいGMの使命だと思う。 1.預託金の入金確認(DBP銀行のPRA口座);2週間(従来の民間銀行の個人口座への振込んだ場合は、3日程度) […]