APECで恐怖の6連休 2015年11月6日


APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議が開催される18日(水)と19日(木)は休みとなると発表されていたが、このほど、その前後17日(火)と20日(金)も休みとなるという情報を退職庁(PRA)からもらった。民間会社は、2日間だけの休みだそうだが、役所と学校は4日間休みとなり、その後の土日を含めるとなんど6連休となってしまう。

CIMG3269s-2PRAの入り口には17日から20日まで事務所が閉鎖されると誇らしげに通知されている

今年1月のローマ法王の来訪で、15日(木)から19日(月)、土日を挟んで5連休という事態があったが、それを上回る暴挙だ。経済協力会議もいいがフィリピン経済に与える影響は甚大なものになるのではないか。

それに伴って16日(月)から20日(金)の一週間は、航空各社の大幅な欠航があり、マニラ国際空港は、ほとんど閉鎖状態になる。したがって、この期間にマニラを訪問あるいは日本に帰国予定の方は、航空会社とよく連絡を取って運行を確認する必要がある。一方、空港からマニラの足については、ほとんど欠航しているので、案外すいているかもしれない。

さらにまた、マニラ湾沿いの大通り、ロハスブルバードは16日(月)から20日(金)まで全面的に閉鎖される。そうなると日本大使館も一週間、開店休業となってしまうので閉鎖せざるをえないだろう。ちなみに空港からマカティへの道は閉鎖にはならないようだが、マニラ方面はロハスブルバードが閉鎖されるので大きく迂回しなければならないだろう。

当方としては、20日(金)にビザを発行予定の退職者がいて、2日間の休みはなんとか吸収出来ると一縷の望みを託していたが、さらに二日間の休みとなると、絶望的だ。さらにまた、まさにAPEC週間の初日の16日(月)に入国して、ビザの申請をしようとしている退職者も、一週間、スタンバイの憂き目にあってしまうことになる。

16日(月)は、役所は、今のところ開く予定だが、どれだけの職員が出勤するか、果たして役所が機能するのか、当てにはならない。そうなると、役人は14日(日)から22日(日)まで思いがけない大型九連休となる。

ちなみに、今年のクリスマスは、24日(木)のクリスマスイブ、25日(金)のクリスマス、26日(土)と27日(日)で4連休、28日(月)と29日(火)は平日だが、30日(水)がリザールデイ、31日(木)が大晦日で休み、1日(金)は正月、2日(土)と3日(日)で5連休となる。土日と休日が全く重ならない絶妙な日取りだ。4連休と5連休の間の28日(月)と29日(火)の二日間を営業日としても誰も来ないので、大方の会社そして社員は大型11連休をとる。

今年はローマ法王の来訪、APEC、そしてクリスマス休みと、とんだ大型連休の年となったものだ。

 

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