あこがれのシニアシチズンシップを、外国人も享受可能に 2019年7月21日 4


スーパーや薬局でレジ待ちをしていると、お年寄りが、なにやら手帳を取り出してレジ係ともたもたしていて、苛立たされる。これはシニアシチズンの割引( 5%~20%)を受けようとしているもので、60歳以上のフィリピン人に与えられる特典だ。レストランや医者、映画館でも10~20%の割引がある。中にはキアンの好物のシュウマイ(一皿35ペソ)を買うのに、この伝家の宝刀を使うお年よりもいて驚くこともある。

ようやく手に入れた憧れのシニアシチズン・カード

10年ほど前、PRAでもSRRVを保持している退職者にこのシニアシチズン・カード与えるべく画策したが、時のマカティ市長のビナイに拒否された。その代わりにブルーカードという自動車のカラーコーディング(末尾番号により週に一度車が使えない制度)免除のカードをもらうことができた。私にとっては業務上、大変重宝しているが、これもシニアシチズンシップの特典の一部だ(これに税金が絡まないのでOKだったのだろう)。

ただし、最近はブルーカードでもレストランで割引が受けられ、準シニアシチズンの恩恵はあずかっていたが、使いすぎでカードは、もはやぼろぼろだ。

先日、とある退職者の方から、シニアシチズンカードを手に入れて大喜びとのメールがとどいた。地方によってはうまく市役所とかけあってシニアシチズンカードを手に入れている退職者もいる。それが一般的ルールとして、外国人のシニアでSRRVなどのビザを持っている者は誰でも取得できるというのである。これは是非我が身でまず、確かめようと決意した。

ブルーカードは車のカラーコーディングが免除される

・5月の夏休みは3週間ほどビコールの農場で過ごしたが、インターネットもろくすっぽ使えず、昼間の海水浴やSMに行くこと以外はやることが無いので、このシニアシチズンカードの取得にチャレンジした。ママ・ジェーンの兄嫁のノーマにアクションしてもらったが、彼らはおばあさんやおじいさんのシニアシチズンシップの申請でなれているはずだ。

私自身、そこに2003年以来、ここに居を構えているので、バランガイから居住証明を取得するのは簡単だ。それに1x1の写真、CTC(Community Tax Certificate、地方税の納税証明)それにパスポートとPRAのIDカードで準備万端だ。

写真中央のノーマさんが奔走してくれた

2回ほど市役所に赴いたが、ただ座って待っているだけ、そして数日後、見事にシニアシチズン・カードが発行されたのだ。というわけでフィリピン在住の60歳以上の退職者は是非チャレンジして欲しい。周囲の気の効いた フィリピン人なら誰でも経験があるだろうから、面倒を見てくれるはずだ。ノーマにお礼に1000ペソ、弾んだら大喜びしてくれた。


Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

4 thoughts on “あこがれのシニアシチズンシップを、外国人も享受可能に 2019年7月21日

  • kujira

    シニアシチズンカード発行、ご同慶の至りです。
    60歳以上でも発行地区の市長が許可せず、ローカルが仲立ちしても却下となった例も多々あるようで居住地での差があると言う噂です。
    私も17年にバランガイに(ヘルパーさんの協力)申請して発行されましたが、薬局・ファストフードや歯医者でも20%引いてくれるので大いに助かっています。長距離バスも引いてくれますが、来年は国内線飛行機の20%引きに挑戦したいと思っています。

  • 志賀 安之

    この記事を読んで、小生は、結婚ビザですが、モンテンルパ市のOSCAに、問い合わせに行きました。しかし、法令RA9994を盾に、モンテンルパでは、SRRVの保持者でも外国人には、この法律の下で、Senior CitizenのIDは、許可できませんとはねつけられました。
    自治体の法解釈が、まちまちなのか、それとも中央からの通達が、一律でないのか、判然としません。 一般的ルールというと、何か中央からの修正なりの通達は、なされているのでしょうね。
    それともPRA顧客のみの特別ルールとして、中央官庁から通達されているのでしょうかね。
    それにしてもモンテンルパの対応は、納得が、行きません。
    何か根拠法令なりが、判っていれば教えて頂けませんか?
    それによって、再度、交渉してみたいと思います。

    お手数をおかけいたします。

    • shiga Post author

      申し訳ありませんが、根拠となる法令まで把握しているわけではなく、とある退職者の情報に基づいて、自分も試してみたらOKだったいうものです。
      あんな田舎で、何の質問もなく、あっという間に発行されたので、しっかりと通達が出ているものだとてっきり思っていました。

      しかし、法律が改正されても末端まで徹底されるには時間がかかって、異なったことを役所で言われることは良くあるようです。

  • kujira

    安之さま、本来は法令RA9994が正しく、正規にはフィリピン人以外に発行してはいけないものということです。
    ではなぜ発行される例があるのでしょう。
    私の例では域内市町村にPEZA(経済特区)があり、税収が豊かな地域でフィリピン特有の共生と言う視点のようでした。スーパーでもシニアラインが有るように無条件で敬老として発行される例もあるようです。
    でも法令に詳しい役人がいれば発行拒否をするのは当たり前で、マカティ、パサイなどの都市部ではほぼ発行されないようです。友人も申請しましたがモンテンルパもそうなんです。別都市でもメイヤーの最終判断で拒否された例もあったそうで、都市部では困難性が高いと感じています。例外は申請地のバランガイキャプテンと親密な日本人の例で山崎持参で発行された例があったとか…
    フィリピンは法治制ですが、昔からの人治制も色濃く残っていると言うことで、まだ法治性が未成熟な国家ということでしょう。
    納得してくださいな!だから住みやすいということも、面白いことも・・