2月14日のバレンタインは赤いバラ 2012年2月16日


  朝、食卓の上においてある赤いバラの花束を見て、今日はバレンタイン・デイであることを思い出した。これは、カーネルがマム・ジェーンに買ってきたものに違いない。

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 女性がチョコレートを意中の男性にプレゼントするのは日本だけで、海外ではもっぱら男性が赤いバラの花を女性にプレゼントする。この場合、意中の人、というよりも恋人や妻など釣った魚へのえさとしてプレゼントする。これをしなかったら、翌年のバレンタインが来るまで、口をきいてもらえなくなるから、男性も必死だ。したがって、この日、バラの相場が跳ね上がるのは当然の慣わしだ。

朝方、やけに血糖値が高いので、クリニック、PRA、銀行などの用事を歩いて済まそうと思った。アヤラ・アベニューのはずれにある消防署の近くまで来ると大きな花屋が開いている。もちろん売っているのは赤いバラの花だ。消防自動車の赤に赤いバラ、その辺一体は真っ赤だった。

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私が40代で現役のころ、バレンタインの日に大量にバラの花を仕入れて、あるカラオケ店のお姉ちゃん全員に配ったことがある。義理チョコならぬ、もてたい一心のいわば義理バラだ。しかし、義理バラという概念はフィリピンにはなくて、あくまでも一発必中の本命バラしかない。もちろん花束は大きければ大きいほどよくて、フィリピン男性は、この日、数千ペソの大枚をたかがバラにつぎ込むのだ。

14日のマニラ新聞はカラオケのコマーシャルでにぎわった。単身赴任の一人身でガール・フレンドもいない寂しい日本人駐在員に、この日だけのにわかガール・フレンドを提供しようという魂胆だ。私も、こんな夜を一人で過ごすのも寂しいと、おなじみのAsianに向かった。9時ちょっと前に入ったのだが、客は私一人でがらんとしている。妻もガールフレンドもいなくて、こんな日に、こんなところにやってくるのは私くらいのものから、ちょっと寂しい思いもした。

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それでも9時を過ぎると段々にぎわってきて、馴染みのY子さんを呼んでみたが、休んでいる。こんなかきいれどきに休むなんて、どう見ても本命の彼氏とのデートに違いない。ところで、普段仲良くしている彼女がいるとして、自分が本命かどうかは、この日でわかる。いくら誘ってもデートに応じなかったり、何やかやと言い訳を言ってデートに来なかったとしたら、本命の彼氏が別にいると思って間違いない。バレンタイン・デイは本命の彼氏と過ごすのが鉄則なのだ。もし、この日にデートしそこなったら、その彼女はあっさりあきらめたほうがいい。

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