肩や腰の痛みに特効薬ARCOXIA AC錠 2012年6月5日


 重量級のKIANの抱っこの要求に答えるために、右肩と左の肘の痛みが慢性化していたが、最近、にわかに腰痛が加わり、寝返りをうつのもはばかれるほどになってしまった。寝ている間は腰痛は収まるものの、肩の方はちょっと腕の置き方がまずいと、寝ている間も痛み続いて安眠できない。そのため、昼間もなんとなく疲れ気味で仕事にも身が入らなくなっていた。

 椅子やベッドから立ち上がるにも腰に負担を与えないように何かにつかまって立ち上がる有様だ。歩き方もなんとなく腰が曲がっているようで、いよいよロロ(おじいさん)の様相を呈してきた。マッサージに毎日の様にに通い、テラピストと格好いい名前で呼ばれているマッサージ嬢に、肩や腰の痛みを訴えても、一向に相手にされない。彼女達は癒しを与えるのが専門で痛みをとる治療を行う医師ではないのだ。だから、中には正直な子もいて、盛んに医師に相談するよう勧める有様だった。

 こんな調子では引退も間近と気が弱くなっていた。件の農場に引っ込んで年金で暮らそうか、しかしそうするとビジネスの相棒や、私を頼りにしている退職者に大いなる迷惑をかけるなどと真剣に考え始めていた。

 そして、昨夜、古いフィリピン人の友人に、この話をした。そうしたら、彼もしばらく前に背中の筋肉の痛みに悩まされ数週間どうしようもない状況に陥ったとのことだった。それで薬局に相談したら、何とか言う薬を勧められ、三日ほどで完治してしまったそうだ。その後も、痛みが再発することは決してないという。

 そこで、食事のあと、一緒に近くのマーキュリー・ドラッグ・ストアを覗いてみた。彼は、あれこれと薬の説明をしてようやく件の薬が現れた。ARCOXIA AC 120mg、一錠が76.75ペソと割と高い薬で、とりあえず4錠を買い求めた。

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その夜もマッサージ嬢を呼んでいたので、とりあえずマッサージを受けた。肩と腰の痛みを訴えても馬耳東風のようで、何もしてくれなかった。しかもうつむきで腕を開いていると肩が痛くて、途中でマッサージをギブアップするほどだった。腰の痛みもマッサージの後、返って倍増したような気がした。

 そこで、件の薬を一錠飲んで眠りについたが、翌朝、なんと、この痛みの80%位が消えていたのだ。腰はほとんどなんともないし、右腕を上げてまわしてみてもほとんど違和感がない。さらに左肘の骨の痛みも感じない。これなら三日もすれば完治するはずだ。ためしにKIANを抱っこしてみたが大丈夫。まさに感激の一瞬だった。

 その昔、同僚の人で、肩の痛みがひどく、マッサージ、針、整骨、電気治療、何をやってもどうしようもない、と出張中の新幹線の中で訴えていた人がいた。そこで母からもらってしまっておいた「百歩蛇神経丸」という台湾製のわけのわからぬカプセルを、だめもとで試したら、と差し上げた。そうしたら、良くなったから是非一瓶手に入れて欲しいと頼まれた。他にも、この薬を上げた翌日に腰の痛みが劇的になおってしまった、という人もいた。

 当時は腰痛も何もなくてその薬のお世話になる機会はなかったが、今回は「百歩蛇神経丸」ならず、ARCOXIA ACで同じ経験をさせてもらうことになった。

 

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