アビロン動物園の紹介 2009年12月24日


マニラ季刊無料雑誌「NAVI」12月1日号にマニラ郊外、リザール州ロドリゲスに私設動物園があるという記事がのっていたので早速出かけていった。舗装されていない道路をしばらく走らなければならないが、マニラ首都圏からは1時間~1時間半程度で行ける距離だ。動物園の場所はHP照:http://avilonzoo.com.ph/

  外見とは裏腹に中は意外と広くて充実しており、私設でここまでやるのは大変なことだったろう。しかも客もほとんどおらず、これだけの施設と動物を維持していくことは膨大な費用がかかっているのではないかと心配になる。しかし都会の動物園とは違って広い敷地にゆったりと動物を配置しているので、子供連れにはもってこいだろう。

   ここの売りはアマゾン河の巨大な淡水魚「ピラルク」だ。まず園内に入ると係りの人が棒で水面をかき回して呼び寄せてくれる。2メートルを超える巨大な魚がスーッと近づいてくる様は不気味だ。

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 入り口には大きな池があり、ピラルクのほかアヒルなどの家畜が飼われており、都会の動物園とは違うのどかな雰囲気が漂っている。ここには大きなレストランがあるが、飲み物は25ペソ、定食が120ペソなどととても安い。

CIMG0200s-4CIMG0199s-4  CIMG0198s-4   この動物園は名前の由来が「アビロン=鳥の大地」というだけに鳥の種類がが多い。バードウオッチングなどで鍛えた人には多いに興味深いだろうと思う。

CIMG0257s-4CIMG0249s-4   少し奥には行ったところにもピラルクがたくさんいる。ここではえさをやることが出来て、まるで鯉のようにえさを目当てに押し寄せてくる数十匹のピラルクを目の当たりにするのはなかなか迫力がある。

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 この動物園のもう一つの目玉はオランウータンのコリン君だ。ちょっとの料金を払えば抱き合ったりして写真を撮ることができる。 CIMG0234s-4

 インフルエンザ(?)が流行しているようで空の檻が目立った。園内に動物の病院がありそこで療養中の動物が多いとのことだった。たしかにすべての檻に動物がいたらかなりのものだと思う。

CIMG0203s-4CIMG0205s-4 CIMG0212s-4CIMG0247s-4 CIMG0242s-4CIMG0258s-4   その他、フィリピン固有の野生動物の鹿や猪もいた。私にはこのほうが興味がわく。トラやライオン、像やキリンなどアフリカ産の野生動物はどこの国の動物園でもいる。将来的にこれら家畜ないしそれに近い野生動物をタバコの農場でたくさん飼うのが私の夢だ。鹿、猪、鴨、軍鶏、ダチョウ、ヤギ、などなど、実はそれで猪なべや鹿なべなど色々な料理をを楽しみたいと思っているのだ。

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   最後はイグアナのようなトカゲのお山だった。これもフィリピン固有種なのだろう。この程度のトカゲは熱帯の国だけにどこにでもいる。一度飼ったことがあったが、一日中ほとんど動かないので止めてしまった。この時もすべてのトカゲがほとんど動かなかった。

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