農場初体験 2009年1月18日


  正月を農場で過ごしたばかりだったが、農場を見学したいという退職者がフィリピンを訪問され、再度農場を23日で訪れることになった。農場は相変わらず雨で今回は一度もマヨン火山を拝むことは出来なかったが、訪問するたびに新たな発見をする。また、今回は退職者の方にちょっぴり農場の日常を体験していただいた。

  ハイビスカスといえば赤い花が相場だが、フィリピンではピンクや黄色、白など色々改良されたものが庭を飾っている。庭には鉢物だが黄色いハイビスカスが大輪を咲かせていた。また庭先には美しいチョウチョが飛来した。

CIMG9083s-4  農場の周辺を散歩してみると、モウソウ竹のような大型の竹が自然に生えている。これらは建築材料に使えるが、是非農場にも植えて竹炭を作ってみたいと思う。通常バナナは23mで実をつけるが、身が固くて料理用に使うサバというバナナは10m近い高さとなり、いかにも熱帯のジャングルを思わせる風情だ。カボスに似たカラマンシーは調味料としてフィリピン料理に欠かせないが、2m位の小さな木に鈴なりになっており、マーケットでは安く売っているのがうなずける。一方この辺の小川はマヨン火山の麓で勾配が急なために日本の小川のようだ。 

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農場ではキャッサバという芋が収穫時期を迎えていた。収穫方法は幹をつかんで引っこ抜くだけで極めて簡単。退職者の方に体験収穫をしてもらった。このキャッサバは道路淵などいたるところで栽培されており、幹を20cmくらいに切ってななめに挿しておけば肥料もなしに数ヵ月後には収穫できる。もっと大量に栽培し、これで豚などのえさも賄って、さらに豚の糞を肥料にするなど、いずれ農場内で食物連鎖を完結させたいと思っている。現在は豚、闘鶏、テラピアなどの飼育に飼料を買って与えてるが、えさ代が販売価格にさえ追いつかない。それに世界恐慌そして食糧危機にでもなれば、農場の資源を最大限に使わなければ生き抜いていけないなど、自給自足の夢をめぐっていろいろと空想も膨らんでくる。

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  キャッサバは実をおろしてから液を絞りバナナの皮に包んで蒸して食べるが(この液には毒があって、そのまま食べることはできないそうだ)、まさにちまきといったところだ。ココナッツミルクや砂糖などで味付けをするが、甘さ控えめに作ってもらったら、お餅のようでとてもおいしかった。

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  一方、5年前に植えたココナッツは早いものは背の高さくらいのところに実をつけていた。若いココナッツの実は中の液を飲むことができるが、大変あっさりしていて、まさにスポーツ飲料の原点ではないかと思う。ココナッツをぐるぐる回して幹から取ろうとしたらありの大群に襲われてしまった。ココナッツの花を包んでいた黒い花弁が彼らの棲家だったのだ。

  好奇心の強い退職者は、さらにカラバオ(水牛)の体験乗車を試みた。農場で働いている農夫がいとも簡単に乗るので、やってはみたもののお尻の位置が安定せず、なかなか難しいものであったとのこと。

CIMG9118s-4 タバコ市には中華学校がある。こんな小さな地方都市に中華系の学校があるなんて驚きだ。一口に100万人といわれる中華系フィリピン人パワーを感ぜずにはいられない。バスターミナルには相棒の兄弟や甥姪が笑顔で見送ってくれた。皆とても優しそうだ。

CIMG9107s-4 ついでにマカティに北にあるボニファシオ・グローバルシティ及び遠方のオルティガスの航空写真を一枚。空からみるとメトロマニラの大都会振りが手に取るようにわかる。CIMG9076s-4

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