豆辞典 バレンタインは赤いバラ


2月14日 のバレンタインディといえば、日本ではチョコレートと相場が決まっており、女の子達はその準備にいそがしく、男の子達は一体チョコレート何個もらえるかを楽しみにし ている。ところがフィリピンではバレンタインディにプレゼントをあげるのは男性だ。この日は有り金をはたいてバラの花束を買い求め、恋人あるいは妻を、どんなに愛してい るかを表現しなければならない。当然のことながら、その日はどこのレストランもカップルで満員。われわれ一人身は食事所にありつけなくて右往左往するこ とになる。

既婚者は奥さんにバラの花を送る。これを怠ったら、離婚ものだ(ただし、この国には離婚という制度はないが)。恋人だと思っていたのに、この日、何のかの言い訳を言ってデートしてくれなかったら、間違いなく本命は他にいるのだ。その恋は早めに切り上げたほうが良いだろう。

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バレンタインディに赤いバラの花は欠かせない

 日本式のバレンタインディになれたわれわれはすぐに、義理チョコならず、義理バラを職場の女性職員あるいは良くお世話になるカラオケのお姉さん方に配ろうと思い立ち、必死な思いでバラを調達する。このころはバラが暴騰としているから、一本200ペソとして20本で4000ペ ソと大きな出費になってしまう。そしてそれをなんと心の優しい男だろうと得意げに女性たちに配るわけだが、果たしてその真意を理解してもらっている のやら、はなはだ疑問だ。きっと、パロパロ(蝶、浮気もの)おじさんが、もてようとしてやたらバラを配りまくっている、と位にしかとられていないのだろう。

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