航空チケットの賢い買い方ー退職ビザをとったら 2012年11月25日


フィリピンに入国する際には、長期ビザを持っていない限り、往復の航空券、しかも21日以内の出国便の予約がとれていないと原則、入国できない。仮に帰国予定が1ヵ月後だとすると、入国時に2ヶ月間有効のビザを申請すれば、大丈夫のはず(要確認)だが、いずれにせよ、オープンチケットだけでは具合が悪い。最近は、これを厳密に運用して、空港で、入国を拒否されるケースが頻繁に出ているようだ。

 しかしながら、退職ビザなどの長期ビザを持っている場合は、片道チケットでも問題ない。フィリピンに在住している場合、フィリピンで往復チケットを買って、往復するのだから、日本からフィリピンに入る時は、当然のことながら、片道チケットとなる。

 片道チケットでフィリピンに向う客に対しては、航空会社は厳密にビザの存在を吟味する。もし、長期ビザを持っていないで片道チケットでフィリピンへ入国する客が、入管で国外退去の命令を下されたら、航空会社の責任(経費)で、日本へ送り返さなければならないからだ。

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セブパシフィック(関空)、ジェットスター(関空と成田)などの格安航空(LCC)の登場で、日本ーマニラの往復は選択肢が広がり、格段に便利になった
 
 退職ビザを取得するためにフィリピンを訪問する場合も、例外ではない。たとえ、そのままフィリピンに滞在するつもりでも、往復のチケットで入国しなければならない。半年とか一年有効のチケットは10数万円もして、とても手が出ない。そのため、格安航空券を買って、帰りのチケットを捨てることになる。しかし、これをやると、JALなどの航空会社はブラックリストに載せて、以後、チケットをその客に販売しないなどと言う処置を取るのでややこしい。ビザ取得後一旦帰国する場合は、1ヶ月まで延長できるチケットか、格安航空の往復チケットで来るのが最適だ。

 格安航空(LCC)は、日本で買ってもフィリピンで買っても値段は一緒だが、一般の航空券については、フィリピンでは、日本の格安航空券(往復FIX) 並みの値段で、ノーマルチケット(6ヶ月ないし1年間有効)が買える。日本でノーマルチケットを買ったら十数万円するので、2分の一から3分の一程度で買える事になる。また、逆にフィリピンでは日本で普通に売っている格安航空券は購入できない。だから、退職ビザ等の長期ビザを取得したら、フィリピンでノーマルチケットを買って日本との間を往復するのが有利だ。

 退職ビザを取る前は往復の格安チケットでフィリピンに入り、今度はフィリピンで往復チケットを買って往復するとなると、格安往復チケットの帰りを捨てるか、あるいは、退職ビザを取ってから片道ノーマルチケット(片道の格安チケットは無い)でフィリピンに入るかという選択になる。通常、格安往復チケットの方が片道ノーマルチケットより安いので格安往復チッケットの帰りを捨てたほうが有利だ。

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格安航空(LCC)のサービスはすべて有料で、しかも現金を扱わないので、事前に昼食などを買って入ったほうが良い。ただし、マニラ発では飲料の持込が許されない、一方成田からはOKなので、ちょっと戸惑うところだ
 
しかし、最近は格安航空会社(LCC)の登場で、日本からの片道チケットでも2万円程度で買えるようになった。したがって、退職ビザを取得したあと、LCCの片道チケットで入国して、その後、フィリピンで往復チケットを買って往復するのが、無駄もなく最適な選択となる。しかし、LCCは今のところ関空と成田しか飛んでいないので、すべての人が実行できるわけではないが。

格安航空(LCC)のチケットは往復で4万円程度で、4~6万円の格安航空券と大差がないようだが、LCCは変更のきくノーマルチケットであるという大いなる相違がある。10数万円のノーマルチケットと比べると3分の一以下で、格安である所以に納得させられる。格安空港が利用できる場合、日本とフィリピン、どちらでチケットを買ったとしても大差がなく、どちらに主に居住しているかに寄るだろう。
 
以上は一般論なので、最寄の空港、フィリピン滞在予定、日本とフィリピンの往復頻度などを加味してもっとも経済的な方法を個々に検討して欲しい。

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