肺炎にかかってしまいました(その3)2013年7月14日


肺炎を患って以来、ほとんど一週間、ベッドの上で寝たり覚めたりして過ごしたが、その間、気がついたことがある。普段、朝あるいは夜中に目が覚めると、いわゆる朝だちで、しばらくの間、小便をするためにトイレにいけない。ところが、この一週間は、目が覚めると、すぐにトイレにいけるのだ。やることもないから、注意深く観察してみたが、どうも、朝だちがないようなのだ。もちろん、こんな時に女性のことを考える余裕もないが、実に肉体も精神も淡白になっているようだ。病気だから当たり前なのだが、どうにも気力も活力もどこかへ行ってしまったようで、夢もチ望もないといった気分だった。

 男は何故、朝立ちをするのか、子供のころはおしっこが漏れないように固くなっているのだ、などと思っていたが、どうもそれだけでは説明できない。なぜなら、いつ起きても朝立ちしており、どうも寝ているときは、常に勃起しているようなのだ。肝心なときは、ついごめんなさいをしてしまうくせに、睡眠中は、数時間、連続して元気でいるらしい。そうなると男は皆、絶倫である素質をもっているのではないかと思う。この辺のメカニズムは、是非、例の生理学者の先生に教えを請うて、実践に活用したいと思う。

 そして、一週間経過後、相変わらずベッドで寝起きを繰り返していたのだが、目が覚めると、朝立ちしていることが認識できた。まだ、なんとなく心もとないが、たしかに朝立ちだ。そして、2週間経過後、前のようにしっかりと朝立ちしており、しばらくの間、トイレにいけない状態になった。このことから、私は、心身ともに回復したのだと確信することができた。どうも、男にとって勃起とは健康のバロメーターのようだ。Yahooのサイトにアクセスすると「スッポン8倍を飲むと、あのころの逞しさが甦る」なんてコマーシャルが目に付くが、まさにそれだ。

 ところで、最近、件の生理学者のメールマガジンに「高齢者のセクシャル・ヘルス」という記事があった。ヒトは死ぬまで性行為ができるように設計されており、アメリカの研究では7585歳の男性の40%近くが定期的にセックスをしているということがあきらかになったそうだ。老人ホームでも性を抜きにしてあるいは性に目をつぶって運営をしていくことはもはやできないそうだ。性には無縁と思われていた高齢者が、老人ホームで青春を謳歌する時代になっているのだそうだ。

 WHOでは人間が健康を維持して長生きをするには、

     セクシャル・ヘルス

     フード・ヘルス

     スポーツ・ヘルス

が必要で、なかでも①セクシャル・ヘルスがもっとも効果があるとしている。

そしてその効能のベスト10

     ストレスを和らげる

     免疫力を上げる

     カロリーを消費する

     心臓疾患のリスクを低減する

     自尊心を高める

     配偶者と親密になる

     苦痛を取り除く

     前立腺がんのリスクを低減する

     骨盤底部金を強化して尿漏れの予防になる

     よく眠れる

 結論として、老いらくの恋が長寿の秘訣なのだそうだ。そうなると、朝立ちは健康と長寿のバロメーターということになるのではないか。肺炎から立ち直った今、朝立ちがある限りは、気力・活力が充実している証拠で、仕事にそして私生活も現役で頑張ろうと新たなる決意をしている。

保育園に行くのを嫌がって、泣きじゃくるKIAN。新学期の始まる前に見に行った別の保育園のほうが遊び場があり、そこに行きたいと駄々をこねているのだ(両親としては予算の関係で断念した)。最近KIANはいやなことは、すぐに泣きじゃくって同情心を呼ぼうとするが、嘘泣きも多いようだ。KIANにとっては、なんでも楽しいことが一番なのだ。

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