統一選(大統領選)がいよいよ投票日を迎えた 2016年5月9日


昨日まで、街頭そしてテレビで熱戦を繰り広げていた統一選(正副大統領、上院、下院、正副知事、州議、正副市長、市議、正副町長、町議、合計約1万8千議席)が、いよいよ投票日を迎えた。この日のために多くの有権者(18歳以上)は投票をするために田舎に帰り、投票率は70%を優に越えるそうだ。フィリピンでは、その地に6ヶ月以上住んでいないと投票権がないためだが(ちなみに候補者は10年)、投票日はマニラが空っぽになる。投票の結果は締め切りから24時間、11日の朝に判明するとのことだ。

CIMG6067

選挙の宣伝カーは意外と少なく、党派ごとの演説集会とポスターが選挙運動の主体だ

CIMG6098

ここのところ暑い日が続いているので、サリサリは選挙ポスターを日よけに使っている

投票までの手続きはこうだ。①選挙権を満足する証明を提出して事前に登録する ②自分の整理番号を掲示板から探す ③受付で整理番号とIDを示して本人確認を行い投票用紙をもらう ④投票用紙に目当ての候補者に印を付ける ⑤投票用紙を機械で読み取ってもらう ⑥プリントされた投票の記録をもらって再度投票箱に提出する ⑦ 投票終了のマークを手に記してもらい二重投票を防止する

CIMG6083

投票所に掲げられた投票の手順(タガログ語なので私には意味がわからないが)

CIMG6073

掲示板のリストから自分の名前を見つけ、番号を確認する(日本のように投票のための通知は来ない)

CIMG6078

番号を確かめ投票用紙を受け取る

CIMG6076

統一選のため、大統領以外にも大量の候補者の名前に印を付けなければならない

CIMG6077

投票用紙を自動的に読み取る機械(人の手を介さないので不正は起きようがない、ような気もするが蛇の道はへびらしい)

選挙となると熱くなり、暴力沙汰がおこることもしばしばで、前日からアルコールの販売や、店でアルコールを提供することは禁じられている。いわゆるアルコール・バンだ。しかし、外国人は大目に見られているようで、日本レストランではアルコールを提供しており、逆に多くの日本人以外の客もたくさん訪れていた。

CIMG6102

コンビニ入り口のアルコール販売の禁止を告げる張り紙

コンビニの張り出しによると、アルコールの販売禁止は、5月8日12:00amから5月9日11:59pmとなっている。この場合、私には、8日の昼から9日の夜中までの一日半、販売禁止と読める。一方、マニラ新聞には8日の午前0時から10日の午前0時まで丸々2日間の販売禁止となっており、これが正解だ。フィリピンでは0時という表記をしないので、12:00amは午前0時の夜中のことで、12;00pmは逆に午後0時の昼間をさすのだ。だから気をつけないと深夜と昼を取り違えてしまう。いっそ、24時間表記を広めたらこんな混乱はなくなると思うが、フライトが1500や2300などと書いてあると、ほとんどフィリピン人は一体何時なのか理解できない。

CIMG6103

コンビニのアルコール売り場は覆いをかぶせている

CIMG6105普段は渋滞がひどい月曜、早朝のパソンタモ通りに車の陰はほとんどない

私の住んでいるサンアントニオ・ビレッジにはビナイ大統領候補(現副大統領)が住んでいる。投票所のちょっと先には別の投票所(双子の片割れアリアの通う学校)があり、そっちを覗いてみた。投票所(学校)の至近距離にはビナイ候補の邸宅があり、ひょっとしたらビナイ候補の投票にでくわすかも知れないという魂胆だ。

CIMG6081

ビナイ大統領候補の邸宅

CIMG6091

ビナイ邸宅の対面は、それとはまるで正反対のみすぼらしい住居、富裕と貧困がとなりあわせというフィリピンの現実を象徴している

CIMG6094

二つの投票所の間の道路は閉鎖されており、そこには警官が銃を抱え非常時に備えていた

投票所の前には数台のテレビ局の車が待機しており、ビナイ大統領候補の投票の模様を実況中継する予定らしい。投票所の中は多くのカメラマンがおり、すでに放送が行われているようだった。しかし、いつ現れるかも知れないビナイ候補を待つのも馬鹿馬鹿しいので、早々に引き上げてきた。

CIMG6089

車の後ろの窓に張ってあるGMAとは、ABS-CBNと並んで2大チャンネルの一つだ

CIMG6085

テレビ実況中継がまさに本番のようだった。そこにはレポーター(青い袖なし)しかいなかったが

CIMG8276

雨模様の3年前の統一選では偶然、投票を終えたビナイ副大統領に遭遇した(画面中央の赤いシャツの小柄な人)

 

Leave a comment

Your email address will not be published.