最近はレストランやコーヒーショップで無料でインターネットを使えるWIFI(ワイファイ)カフェが増えている。自分の携帯用のノートパソコンを開けばそのままインターネットが使えてとても便利だ。特に海外のインターネットカフェでは、パソコンが英語版で、日本語のインターネットサイトは読めないし、 E-メールも日本語で書けないので役立たずだ。だから自分の携帯パソコンを持ち歩いて、いつでもどこでも日本語環境のインターネットが使えることは海外出張あるいは海外生活には欠かせない。
このWIFI環境は自宅でも簡単に実現できる。自宅をWIFI環境にすれば、インターネットは自室に限らず、居間でもベランダでもダイニングでも、どこでも自由に使える。また、もはやパソコンは一人一台の時代で、子供達がハイスクールに行くようにでもなれば、FACE BOOKやゲームなどに夢中になっているから、それぞれが自分の部屋でプライバシーを守りながらインターネットに没頭できるというわけだ。
写真はPLDT(フィリピン長距離電話会社)のDSL等を申し込むとセットされる受信機だ。これに写真下のルーター(3000ペソ程度)をつなぐだけで、無線LAN(WIFI)が構築できる。私の事務所ではパソコンが6台ほどあるので少しグレードの高いパッケージ(月々3000ペソ程度)を申し込んでいるが、普通の家庭なら、個人用の月々1000ペソ程度のやつで十分だろう。これで1階から3階までの部屋で都合6台のパソコンがインターネットを使っているのだが、6台が同時に稼動するわけではなく、せいぜい1~3台程度なので、全く問題なく稼動している。
最近のパソコンならワイアレス・アダプターが内蔵されているが、ちょっと旧型のパソコンの場合、USBワイアレス・アダプター(1000ペソ前後)を別途購入して取り付ける必要がある。あと、それぞれのパソコンの接続を調整するだけで、どこでもインターネットが実現する。冒頭の写真はカーネルが国家警察の事務所から持ってきた自分のパソコンを使ってダイニングでインターネットを使っているところだ。きっと隣で遊んでいるKIANもあっという間にパソコンを使うときが来るのだろう。