未熟のパパイヤの効用 2011年12月6日


  フィリピン人は野菜ぎらいということは衆知に事実だ。しかし、庶民はそれなりの工夫で野菜を取っている。フィリピン料理は肉と魚が中心で野菜料理というものは数えるほどしかない。しかし、肉料理に欠かさずついてくるのがATSARA(アッチャーラ)だ。これは未熟のパパイヤを細切りにして酢につけたものだが、これが大いに消化を助け、メタボを防ぐ効果があるそうだ。

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 フィエスタともなると肉・肉・魚・魚・肉料理で野菜料理は全くない。しかし、このアッチャーラだけはおいてあって、肉や魚料理で満腹になったらこれを食べてお腹をすっきりさせて、また食べるというのがフィリピン流だそうだ。

糖尿病、高血圧、動脈硬化などに良いとなると、梅干や漬物と伴に私の食卓を飾らないわけにはいかない。いわば、日本人にとっての梅干、韓国人にとってのキムチ、西洋人にとってのピクルスといえる存在なのだ。パパイヤはマンゴ、パイナップル、バナナに継ぐ果物の大関クラスだが、完熟したパパイヤにはパパイン酵素がほとんど含まれておらず、単なる甘い果物で、これらの効果はないそうだ。 

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未熟なパパイヤのもう一つの効用は美肌効果だ。古い角質を取り除き肌をきれいにする効果があるそうだ。殺菌効果もあり、パパイヤ石鹸として売り出されている。スーパーで一個たったの30~60ペソで売られている。先日、日本にお土産に買って帰ったら、妻や嫁に大いに感謝された。美肌はフィリピンでも日本でも女性の最大の関心事なのだ。

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パパイヤは種さえまけばいくらでも育つ。地方へ行けば、未熟のパパイヤなど腐るほどあり、ほとんどただで手に入る。これが、メタボ、消化、美肌に役に立つというのだから、なんともありがたい話だ。

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フィリピンではパパイヤのほかにもマンゴやランカ(ジャックフルーツ、世界一大きな果物)など、未熟の果物を野菜代わりに食べる。ランカの木が一本あればいつでも収穫できるので、なんともありがたい。このランカも大変栽培しやすい木で、田舎の家の庭先には必ずはえている。

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パイナップルも高血圧や動脈硬化に効果がある。また、バナナは日本でもブームになっているくらいに有用な果物だ。こんな果物がいくらでも手に入るフィリピンでは、あえて、野菜野菜と騒ぐ必要がないのかもしれない。

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